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開けば180度立体視、畳めば360度全方位。これ1台でどちらも撮影できますよ

&GP / 2019年3月16日 17時0分

開けば180度立体視、畳めば360度全方位。これ1台でどちらも撮影できますよ

開けば180度立体視、畳めば360度全方位。これ1台でどちらも撮影できますよ

スマホで使えるお手軽アイテムから本格的なプロユースまで、斬新な発想と技術でさまざまな360度ビデオカメラを生み出す中国のスタートアップ企業 Shenzhen Arashi Visionから、またしてもユニークなカメラが登場。

ぱたんとふたつ折りすれば360度の全方位撮影、開いて使えば180度の3D撮影もできる「Insta360 EVO」(5万6570円)がそれ。1台で360度の動画・静止画撮影はもちろん、立体視の動画・静止画撮影も可能にする驚きのカメラです。

360度カメラといえば、全方位を撮影するために広角レンズをふたつ備えているのが一般的。ここでちょっと立体視に興味がある人なら「レンズがふたつあって同時撮影できるなら、立体視もできるかも」と思い及ぶかもしれませんが、そのアイデアを本当に実現してしまうのが「Insta360」ブランドのスゴいところ。

「Insta360 EVO」では、「360度撮影モード」なら折り畳んだ状態で通常の360度カメラと同様に全方位が撮影でき、本体を横に開いた「180度3D撮影モード」では180度立体視の動画・静止画を撮影できるようになっています。

撮影した180度3D撮影データ、360度撮影データを楽しむには、付属の3Dグラスとスマホを組み合わせるほか、VRヘッドセット用アプリにOculus GoやSamsung Gear VRなど、市販のVRヘッドセットを組み合わせてもOK。

3D再生技術に強みを持つ韓国MOPIC社との共同開発による特殊なスマホケース「Insta360 HoloFrame」を使えばヘッドセットやゴーグルなしで裸眼で立体視を楽しめますが、残念ながらこのケースは日本国内販売は未定とのこと。

「360度撮影モード」「180度3D撮影モード」いずれも、動画で5.7K(5760×2880)、静止画で約1800万画素(6080×3040)の高画質撮影が可能。後処理の工程なしで、全ての角度で自然な明暗差で美しく残せます。

折り畳み時のサイズは50.3×49×52.54mm。ふたつ折りゆえの厚みでややゴロンとしますが、撮影時には付属のミニ三脚を持ち手として使えば大丈夫。

国内販売はSB C&S株式会社が取り扱っており、発売は4月12日を予定。発売に先がけて3月14日より予約受付を開始しています。

>> Insta360 EVO

 

(文/&GP編集部)

 

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