シンプルな生き方をデザインで表現できるドイツ発リュック

“断捨離” や  “片付けの魔法” のブームに乗って誰もがこぞってモノを捨てていたのは、もう何年前のことでしたっけ…？　流行としての “断捨離” や “ミニマリスト” は既にブームを超えた感がありますが、「本当に大切にしたいものを、ほんの少しだけ」という考え方は、現代を生きる上でとても本質的なもの。一時期のブームが過ぎ去っても、そのシンプルな生き方にはやっぱり憧れます。

そんな生き方をデザインで表現するのが、ベルリン発「UCON ACROBATICS（ユーコンアクロバティックス）」のバックパック。早くも到着した2019年秋冬コレクションから、注目モデルをご紹介します。

容量を自在に調整できるロールトップや、中央ジッパーとメタルバックルの採用で中のモノが楽に出し入れできる2wayリュックなど、シンプルななかに機能美の光るデザインが「UCON ACROBATICS」の特徴。

▲Stealth Series「Rasmus Backpack」（2万8080円）

例えば代表的なモデルのひとつ「Rasmus Backpack」（2万8080円）では、容量に応じて最適なスタイルで使えるロールトップシステム、すばやくアクセスできる縦長ジッパーなど実用的な機能を満載。必要なモノだけをムダなくスマートに持ち歩きたい、そんなライフスタイルにまさにぴったりなバッグです。

▲Stealth Series「Arvid Backpack」（ブラック）

もっとコンパクトなモノを、というあなたなら、秋冬コレクションで初登場の「Arvid Backpack」（価格未定）がおすすめ。メインコンパートメントは背当て部分の開口部からアクセス、三辺ジッパーで大きく開くからかさばる衣類も楽々収納。サブポケットには靴や汚れたモノも収納できるので、旅行のほかスポーツにも使えそう。

また同ブランドを語る上で、外せないのが素材使い。

▲Lotus Series 「Hajo Backpack」（ハニーマスタード　1万1000円）

リサイクルPET繊維を高密度で織り上げ、熱可塑性エラストマーをコートした「Stealth Series（ステルスシリーズ）」。フタル酸エステルフリーのポリウレタン樹脂にラバー加工を施した「Lotus Series（ロータスシリーズ）」。

▲Seal Series 「Hajo Backpack」（オリーブ　1万3000円）

500デニールターポリンを熱圧着することで完全防水仕様を実現した「Seal Series（シールシリーズ）」。リアルレザーを思わせるなめらかな手触りの「Suede Series（スウェードシリーズ）」など、すべてのシリーズが実用性と環境への配慮を備えます。

▲Suede Series 「Hajo Backpack」（モカ）

同ブランドが立ち上がったのは2001年ですが、当時の創業者2人の年齢はなんと15歳。シンプルな価値観と個性の演出を絶妙なバランスで表現できるのは、現代的で若々しい感性のなせる技かもしれません。

>> UCON ACROBATICS

 

（文／＆GP編集部）