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備品はほとんど無印良品!MUJI HOTEL GINZAに泊まれば「無印な暮らし」を体験できますよ!

&GP / 2019年4月7日 21時0分

備品はほとんど無印良品!MUJI HOTEL GINZAに泊まれば「無印な暮らし」を体験できますよ!

備品はほとんど無印良品!MUJI HOTEL GINZAに泊まれば「無印な暮らし」を体験できますよ!

中国の深セン、北京に続いて世界で3番目となる「MUJI HOTEL」がついに日本上陸。無印良品が掲げる「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、旅先でも日常のようにリラックスして過ごせる空間になっています。

▲6階にあるホテルのフロントの壁は、50年前まで東京を走っていた路面電車の敷石が利用されている

無印良品のベッドや小物などで構成された客室は、一般的なホテルとは何が違うのか。さっそくMUJI HOTELに遊びにいってきたので、2種類の部屋についてご紹介しましょう。

■コンパクトのなかに工夫が隠された客室「タイプA」

「無印良品 銀座」は、地下1階にレストラン「MUJI Diner」、1階から5階までが無印良品のショップ、6階にカクテルやコーヒーなどを楽しめる「ATELIERE MUJI GINZA」とレストラン「WA」、そして7階から10階までがMUJI HOTELになっています。

▲6階がホテル入口

MUJI HOTELの客室は、タイプAからタイプIまでの9種類があり、全79室から選べます。まずは、一番コンパクトな部屋の「タイプA」の客室へ。

▲ホテルの廊下。シンプルで落ち着く雰囲気

▲面積14~15㎡。ベッドタイプはセミダブル。1泊1万4900円(税込・以下同)。季節による価格変動がないのもポイント

「タイプA」の部屋は、狭いながらも快適に過ごせる工夫が施されています。

部屋に入って左側には、シャツやジャケットなどが掛けられる収納スペースが。一見普通のクローゼットに見えますが、実はここに秘密の仕掛けがあるんです。

▲壁にあるクローゼット

クローゼットを右にスライドしてみると……。

▲奥からさらに空間が登場。この仕組みは「タイプA」だけ

その先には、トイレとシャワールームが!

バスルーム入り口の扉を収納スペースとして活用することで、コンパクトながらもストレスなく利用できます。

▲トイレ

▲シャワールーム。部屋によっては、バスタブもある

▲天井を高くして、飲み物などの備品を引き出しに収納することで、空間を広く感じさせる工夫も。そしてもちろん備品のほとんどは無印良品

■大人も気分が上がる2段ベッドの部屋「タイプG」

一般的なホテルではあまり見かけない「2段ベッド」。これが「タイプG」なら満喫できます。

さっそく「タイプG」の部屋に入ってみると……。

▲面積は25㎡。部屋は4つ。ベッドタイプは2段ベッド。1泊2万9900円

普通のホテルよりもだいぶ縦長く、まるでウナギの寝床! とはいえ、天井が高いから狭さを感じません。

部屋の横幅にきっちりはまった2段ベッドを見ると、大人でも気分が上がってきます。セミダブルほどの広さで寝心地も良さそうです。

さらに、ベッド横の壁一面に本棚が設置されており、リラックスしたいときにいつでも手に取れます。書籍は「花鳥風月」をテーマに選書されているとのこと。

▲ベッドの隣の本棚が雰囲気を演出

子供も大人も楽しめる、ちょっとした秘密基地のような空間です。

また、各部屋にはタブレットがあり、照明やエアコン、アラームの設定などが可能。アラームは、カーテンの開閉や照明と連動するため、タブレットだけで複数の家電が操作できる「スマートホーム」体験が味わえますよ。

▲全室にタブレットを用意。備品として置いてある無印商品の名前が分からない場合、現在はフロントで直接聞く必要があるが、今後はタブレットから商品を選んで購入する方法も検討するとのこと

備品が気に入った場合、無印良品の商品であればそのままショップに買いに行けるのもMUJI HOTELならではのメリット。まるで無印良品の店舗で展開されているモデルルームに泊まる感覚で、商品の使用感を実際に試せるチャンスです。

 

■朝食は全国のふるさとの味を堪能できる

「無印良品 銀座」は食にも力を入れているため、宿泊した際の朝食オプションもMUJI HOTELの魅力のひとつ。6階にある日本料理レストラン「WA」で、おばんざいを中心としたビュッフェを楽しめます。

もちろん、宿泊客以外の人も利用できるので、気になる人は足を運んでみてください。

▲日本各地のふるさとの味を届けるため、現地で買い付けを行い、3か月ごとに地域を変えてメニューを提供する予定。第一弾は、「大分」。朝食メニュー例)一般の人が利用する場合:和食と洋食があり、好きなお惣菜などを好きなだけ選べる(1800円)

*  *  *

ホテルの予約は、MUJI HOTELの公式ホームページからのみ受け付けています。オープンして間もないにも関わらず、すでにしばらく先まで予約が埋まっているそうです。

ほかにも、畳が敷かれた部屋や、広いソファや読書ができるスペースなどがある家のような間取りの部屋など、さまざまな客室がある「MUJI HOTEL」。地方の人はもちろん、東京で暮らす人も銀座で「日常」を体験してみては?

>> MUJI HOTEL GINZA

 

(取材・文/中川美紗 写真/田口陽介)

なかがわみさ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。

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