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伝統を受け継ぎ現代風にアレンジしたドイツ製機械式ダイバーズ

&GP / 2019年4月12日 7時30分

伝統を受け継ぎ現代風にアレンジしたドイツ製機械式ダイバーズ

伝統を受け継ぎ現代風にアレンジしたドイツ製機械式ダイバーズ

世界で初めて、ヨーロッパのダイバー器具規格に準拠した時計を製造したSinn(ジン)。その伝統を受け継ぐモデルとして、新たなシリーズが誕生。3月開催のバーゼルワールドにて初お目見えした “206シリーズ” こと「206.ST.AR」(52万2000〜59万円/税別)、「206.ARKTIS.II」(55万2000〜62万円/税別)として、5月にいよいよデビューを迎えます。

▲「206.ST.AR」

“206シリーズ”は、同ブランドの歴史においてエポックメイキング的な存在とされる「203.ST」「203.TI.AR」(1995年発表)、「203.ARKTIS」(1999年発表)を、現代の技術を用いて再設計したもの。

ケースやダイヤルなどの外観には、伝統的なデザインを残しつつ、最新の技術を採用することで時計としての耐久性能を高めた、新しい時代のダイバーズウォッチです。

「206.ST.AR」は、プロテクトガスとドライカプセルによって精度の安定と風防の曇りを防止する革新的な技術 “Arドライテクノロジー” を初めて搭載した記念すべきモデル「203.ST」「203.TI.AR」の系譜に並ぶもの。

「206.ARKTIS.II」は、特殊オイル66-228による熱抵抗テクノロジーの搭載によって高精度を実現した「206.ARKTIS」を受け継ぐモデルです。

▲「206.ARKTIS.II」

ケース径はオリジナルが41mmだったのに対し、いずれも43mmにサイズアップ。また「ダイバーズでもシースルーバックを」との声に応えて、本格ダイバーズながら背面からはムーブメントの繊細な動作を覗かせます。

伝統のデザインを忠実に再現すべくねじ込み式に見せかけたプッシャー部分には、Sinn独自の構造 “D3システム” を採用。高い操作性で、水中でクロノグラフ操作を行うことも可能です。

このほか特殊な結合方式によって取り付けられた逆回転防止ベゼルや、船級認証機関DNV GLにおいてテストと認定を受けた30気圧防水など、オリジナルにはなかった高い耐久性を装備。ブランドが刻んだ歴史と技術の粋を美しく融合させたコレクションです。

>> Sinn

 

(文/&GP編集部)

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