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使い方を考えた結果、5つの理由でマイボトルをストラップ付きに決めました

&GP / 2019年5月5日 20時0分

使い方を考えた結果、5つの理由でマイボトルをストラップ付きに決めました

使い方を考えた結果、5つの理由でマイボトルをストラップ付きに決めました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

コーヒーにハマってからというもの、自宅で淹れた美味しいコーヒー(自画自賛)を会社でも飲みたくなり、昨年からマイボトル(水筒)に入れて持っていくことが増えました。すると、仕事中に美味しいコーヒーを飲めるだけでなく、マイボトルを持っていくという行為が苦にならなくなってきたんです。それまではめんどくさくてマイボトルなんて持っていくことなかったのに…。

そしてこれから迎える夏。GWが終われば、気温はどんどん上がって暖かく、いや暑くなっていきます。“暑い時は冷たい飲み物”を是としている身としては、マイボトルでキンキンに冷えた飲み物を持っていけばいいのではないかと思い立ちました。せっかくマイボトルを持っていくクセは付いたわけだし。

じゃあコーヒーを入れていた水筒を使えばいいんじゃね? と思ったわけですが、いかんせんズーッとコーヒーを入れ続けてきたので、どうしてもコーヒー臭が残っています。おそらくキャップのパッキンだと思うのですが…。これはもうニオイの強い飲み物の宿命です。そして夏に持っていきたい飲み物はというと、夏の元気な定番モノ、無印良品の「水出し 穀物ブレンド茶」。

冷蔵庫でひと晩水出しした穀物茶にコーヒー臭は必要なし。だったら専用ボトルを用意するしかないでしょ、ということで探し始めたんです。

ヨドバシカメラや東急ハンズなど、水筒を多数そろえているお店でいろいろと見て回ったんですが、最終的にはリバーズの「バキュームフラスク ステム BL」(3240円)に決めました。

他にもいくつか候補があったんですが、これに決めた理由は5つ。ごく個人的なその理由をご説明します。いや、させてください。

 

理由1 太すぎないサイズ感

このボトル、売り場で手に取って最初に感じたのが“ちょうど良いサイズ感”でした。高さは225mm。500mlサイズのペットボトルよりちょっと長いぐらい。そしてなんといっても太さがちょうど良い。

しっかりと握っている感覚がある太さ約70mm。ペットボトルと比べても、同じぐらい。

高さ、太さ共に500mlのペットボトルと同じぐらいということからも分かるように、こちらのボトル、容量は500ml。フルに飲み物を入れると、ボトルの重さに加えて約500g増量となります。重くなると握りが浅くなるため、太めのボトルでは持ちづらい。握れる太さは重要です。

 

理由2 とにかく軽い

そしてこのボトル、軽さが売りになっています。ステンレス鋼の厚さを極力薄くすることで、スマホ程度の約200gにまで軽量化を実現したのだとか。調べるとiPhone XSの重さが177g、iPhone XRが194g、iPhone XS Maxが208g。たしかに同程度の重さ。軽さは前モデルとなる「バキュームフラスク ステム STD」からの特徴で、購入したモデルはストラップが付いているので、それがプラスされて実測で212.5gでした。

実際に持ってみると、本当に軽い。大きさやステンレスの質感から想像していた重さとは違い、かなり軽くてビックリしました。さまざまなボトルを持ってみても、体感の軽さはダントツ。飲み物を入れるとこれに500gが加わるわけで、ボトルはできれば軽い方が良い!

 

理由3 表面がザラザラ

この「バキュームフラスク ステム BL」、シンプルなデザインが魅力ですが、最初に見た時には、シンプルゆえに引っ掛かりがなく持ちづらいんじゃないかと思いました。でもこれ、表面がザラザラに加工されているんです。ツルンとしていると手から滑り落ちる可能性がありますが、これなら心配ナシ!

 

理由4 口が大きい

スクリュー式のキャップを開けると、飲み口が出てきます。ここは一般的なタイプ。

さらに飲み口部分が回転して開けられます。内部はこんな感じ。実はステンレスの表面には目に見えないレベルの小さな凹凸があり、そこに汚れが溜まりやすいそう。しかしこのボトルは、電解研磨で表面をピカピカに磨き上げることで汚れが付きにくく、ニオイ移りも抑制できるんだとか。さすがはコーヒーウエアメーカーのリバーズ。コーヒーを入れてもニオイが残らない仕様になっているということですね。

ニオイがつかない点もうれしいのですが、それよりもうれしいのが口が結構大きいところ。口の直径は実測で約45mm。少し内側に出っ張りがありますが、それを加味しても40mm程度かと思います。だから…

氷が入れられる! 100均で買った大きめの氷が作れる製氷皿を愛用しているんですが、氷をタテにしたらストンと入りました。キンキンの飲み物には氷は必須! これで1日中冷たい穀物茶が飲めるぞ!

もちろん口が大きいと、洗いやすいという利点もあります。内部の肩にあたる部分もゆるい曲面になっているので、汚れも溜まらなさそう。しっかりゴシゴシ洗えるのもうれしい!

理由5 フックが付いている

そしておそらくこのボトル最大の特徴は、ストラップ付きという点ではないでしょうか。子ども用やスポーツ用の水筒などでは、専用ケースにストラップが付いているというパターンもありますが、ボトルに直接付いている製品は珍しい。ちなみに丸環が付いているのは飲み口部分。ボトルキャップではありません。

カラビナになっているパーツはプラスチック製。ナイロンのストラップにはリバーズのタグ付き。面ファスナー仕様になっているので、さまざまな場所に引っ掛けられます。

持ち歩く際にはハンドルになって便利。

でもやっぱりカラビナ部分がプラスチックという点が気になります。フルで飲み物を入れたら700gを超える重さ。もちろん問題はないんでしょうが、少々心もとない。

そこで、普段持ち歩く際にどこに入れるかを考えてみました。通勤に使っているのはミステリーランチのリュック。マイボトルはやはりサイドにあるポケットに入れるだろう。だったらアレ使えばいいんじゃない? 以前、&GPでもご紹介したNITEIZEの「SLIDELOCK360°」。

[関連記事] 強力磁石でカラビナ2つをくっつけたからこそ実現した利便性

実は記事をアップした時にひとつ購入していたんです。買ったはいいけど使いどころがなく、道具箱に寝かしてあったこの変態カラビナを付ければ便利になるかも!

ということで付けてみると、バッチリでしたよ!

ナイロンのストラップを外して、丸環だけに。そこに「SLIDELOCK360°」の片側を引っ掛ける。

取り出す時は、「SLIDELOCK360°」の中央部分で外せばOK。マグネット式なので、引っ張るだけで簡単に外れます。「SLIDELOCK360°」は金属製なので、ボトル側に付いたパーツが当たってボトルを傷付けるかもしれませんが、それはそれ、味が出て良いんじゃないかと。だってせっかくのカーキ色=ミリタリーカラーなわけで、付いた傷も勲章です(笑)。

*  *  *

最近は、高い保温性から海外からの観光客にも人気だという日本の水筒。どのお店に行っても、数多くの種類が置いてありました。もちろんこの「バキュームフラスク ステム BL」も、真空部分の内壁にコッパーコートを施すなど、保温性はバッチリ! メーカーによると保温力は73℃以上を6時間、保冷力は7℃以下を6時間になっています。実際に使ってみると、朝入れた氷が夕方でもまだ残っていました。今年の夏は、このマイボトルでいつでもキンキンに冷えた飲み物を楽しめそうです。

>> リバーズ

 

(取材・文/&GP編集部 円道秀和)

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