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[Gear Maniax #130] 小型&銅製ボディに1800ルーメンのぶっ飛び系ライト

&GP / 2019年5月18日 21時0分

[Gear Maniax #130] 小型&銅製ボディに1800ルーメンのぶっ飛び系ライト

[Gear Maniax #130] 小型&銅製ボディに1800ルーメンのぶっ飛び系ライト

明るさにプライドを持っているACEBEAMから、また明るいモデルが登場しました。

ヘッド直径23mm、全長67mmの1セルクラスとしても小型なボディから、1800ルーメンを発揮します。一体どんなライトなのか、ご紹介したいと思います。

ACEBEAM「TK16」。なんとなくFEN○X的なネーミングですね(笑)。

ご覧の通りの銅ボディ。数年前、異素材系が流行った頃は辟易も閉口もしましたが、今はブームも収まり、銅本来の放熱力を生かしたモデルに使われるケースが増えています。「TK16」もそのひとつ。カタログスペックで最大1800ルーメン。このサイズで1800ルーメンも出したら、楽しいこと、恐ろしいことになるのはまちがいありません。

銅は新品の時こそ輝いていますが、やがて黒ずみ、変質していきます。通常では忌避される仕様ですが、逆にそれを楽しもうぜ、というメーカーの主張も感じられます。実際に販売店としても、銅ボディの寿命よりLEDライトの進化による製品寿命の方が遥かに短いです…。半年持たないもん…。

初期状態ではブリスターに真空パックされていますが、実際にはわずかに曇っていることもあるようです。開封すれば数日で同程度になりますので、どうぞお気にされませんよう。テールスイッチ部分に誤操作防止の樹脂が貼られていて、若干糊残りしますがご容赦ください。テール、ベゼル、クリップはステンレスの染色仕上げで、純銅ではないため、影響は小さいかと思います。

小さなボディで1800ルーメンを発揮するために、三眼仕様。とてもコンパクトな三眼TIRを使用しています。この手のTIRは、インジェクションで作られます。どうしても湯口と呼ばれる、樹脂素材の注入口が残ります。これを不良品と思われたり、落下した際にチェックして気づき、ひびが入ってしまったと思う方もいらっしゃいますが、仕様ですので安心してくださいね。

「TK16」にはLEDが3種類用意されています。“XP-G3” “OSRAM” “SST-20 CRI95”。どれを選べばいいんだ! と悩まれるかもしれませんが、結構シンプルです。

▲XP-G3 基本。明るい。白い。ワイド照射

▲OSRAM 遠距離モデル。もっと白い。ナロー照射。

▲SST-20 CRI95 色鮮やか。太陽光的な光。

以上です! お好みに合わせてお選びください。ボディ素材の印象も相まって、自分だったらSST-20かな。LUMINUSの新LED、SST-20は高演色性を保ったまま色温度も上げていて使いやすく、赤色もよく見えます。高演色ニュートラルホワイトがお好きなら外せないLEDかという気はします。NICHIA VS SST-90なんてやってみたい企画ではありますね。

この手のぶっ飛びライトとしてはLOW側のモードが繊細に用意されています。

ULTRA LOW :0.5ルーメン
LOW:20ルーメン
MED:100ルーメン
HIGH:600ルーメン
TURBO:1800ルーメン

MEDまでの明るさが100ルーメン以下で3段階もあり、常夜灯、手元用、足元用といった用途でそれぞれ過不足がありません。明るいライトを好まれる方でも、実際の使用は手元足元ということも多いので、個人的には好ましい設定です。

本当に小さい。SUREFIRE「EDCL1T」と比較すると、グリップ部分くらいのサイズしかありません。重さも、ありがちなわざとらしい重さではなく程よい重量感。操作系もACEBEAMらしく整理されていますし、普段使いにも十分耐えられます。あとはわざと使い古し感を出して、知らずに手に取った人をびびらせる、というのが最適かもしれませんね。遊び心あふれる新製品です。(アカリセンター価格:8316円)

 

>> 連載[Gear Maniax]

(文・写真/アカリセンター

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