「Xperia 1」「Pixel 3a」…どれが買い!? ソフトバンクが2019夏スマホを発表!
&GP / 2019年5月11日 8時0分
「Xperia 1」「Pixel 3a」…どれが買い!? ソフトバンクが2019夏スマホを発表!
5月10日に、ソフトバンクが2019年夏モデルを発表しました。スマホは「AQUOS R3」「Xperia 1」「arrows U」「LG K50」の4機種。さらに、Googleのスマートフォン「Pixel 3a」「Pixel 3a XL」を取り扱うことを5月9日に発表済みなので、全6機種がラインナップに加わることになります。さっそく、最新スマホを紹介しましょう。
■自動でショートムービーを作成できる「AQUOS R3」
シャープ製の「AQUOS R3」は、動画用(約2010万画素)と静止画用(約1220万画素)のデュアルカメラを搭載していることが特徴。動画の撮影時にAI認識によって同時に静止画が撮影されるなど、他モデルにはない独自機能を搭載。撮影した動画を自動で編集し、BGMやエフェクトも付く「AIライブストーリー」という新機能も追加されました。
▲約6.2インチのクアッドHD+(3120×1440ドット)ディスプレイを搭載。5月下旬以降発売
▲背面には動画用+静止画用のデュアルカメラを搭載
従来モデルと同じく、省電力性能に優れたIGZOディスプレイを搭載していますが、最新のR3では「Pro IGZO」に進化。最大表示可能色数は10億色で、輝度が約2倍になっています。また、屋外で画面を見やすくする「アウトビュー機能」も追加されています。
CPUは最高グレードのSnapdragon 855(最大2.8GHz)。メモリ(RAM)は6GBで、ストレージ(ROM)は128GB。最大通信速度は下り988Mbpsという、ハイエンドモデルです。
▲カラバリは、プラチナホワイト、エレガントグリーン、プレミアムブラックの3色。価格未定。5月下旬以降発売
■待望のトリプルカメラを搭載した「Xperia 1」
ソニーモバイルがグローバルで最新フラッグシップとして展開する「Xperia 1」も発売されます。最大の特徴はアスペクト比が21:9の「シネマワイドディスプレイ」。スマホでは世界で初めて4K HDRに対応した有機ELディスプレイで、映像コンテンツを楽しむには最適です。
▲約6.5インチの4K(3840×1644ドット)ディスプレイを搭載
▲画面を分割表示にしても、高い視認性を得られる
従来のXperiaシリーズがカメラの撮影画質には定評がありましたが、機能面では物足りなさを感じていたユーザーが少なくないでしょう。Xperia 1は、多くのユーザーが待望していたであろうトリプルレンズカメラを搭載。標準+望遠+超広角(いずれも約1220万画素)の構成で、幅広い表現を楽しめるように進化しています。さらに、スマホでは世界初の、人の目を検出してフォーカスを合わせる「瞳AF」も導入されています。
▲背面にはXperiaシリーズ初のトリプルカメラを搭載。レンズは上から、標準(26mm/F1.6)+望遠(52mm/F2.4)+16mm/F2.4)という構成
CPUはSnapdragon 855(最大2.8GHz)。メモリ(RAM)は6GBで、ストレージ(ROM)は64GB。最大通信速度は下り988Mbpsとなっています。
▲カラバリは、パープル、ホワイト、ブルーの3色。価格未定。6月中旬以降発売
■アシスタントキーが便利初心者向けモデル「arrows U」
久しぶりに富士通のスマホも登場します。富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows U」です。約5.8インチのフルHD+ディスプレイを搭載した初心者向けモデルです。
▲エントリーモデルながら、流行のノッチを採用したデザインで、ノッチには800万画素カメラを搭載
▲背面にはデュアルカメラを搭載し、おサイフケータイにも対応
背面には約1310万画素+約500万画素のデュアルカメラを搭載し、背景をぼかした写真を簡単に撮れる「ポートレートモード」を備えています。
右側面にはワンタッチで「Googleアシスタント」を起動できる「アシスタントキー」を搭載。ホームボタンの長押しなど一般的な方法でも起動できますが、初めてスマホを使う人にはわかりやすくて便利でしょう。なお、アシスタントキーには、長押しでカメラやおサイフケータイなどの起動を設定することもできます。
▲音声で知りたいことを調べたり、使いたい機能を起動したりできる「Googleアシスタント」を素早く起動できるボタンを搭載
CPUはSnapdragon 450(1.8GHz)。メモリ(RAM)は3GBで、ストレージ(ROM)は32GB。最大通信速度は下り112.5Mbpsです。
▲カラバリは、ブルー、ブラック、ホワイトの3色。価格未定。6月下旬以降発売
■コストパフォーマンスを重視するなら「LG K50」
LGエレクトロニクス製の「LG K50」は、お手頃価格ながら約6.26インチの大画面ディスプレイを搭載し、デュアルカメラも備えたハイコスパモデルです。
▲約6.26インチの大画面だが、解像度はHD+(1520×720ドット)と低め
▲背面には約1300万画素+約200画素のデュアルカメラと指紋センサーを搭載
3500mAhの大容量バッテリーを搭載し、「YouTube」などの動画コンテンツを見る際に、画面を暗めにして消費電力を抑える「エコプレイ」や、バックグラウンドで動くアプリの消費電力をセーブする機能なども搭載。電池持ちは期待してよさそうです。デュアルカメラはAIによるシーン認識に対応し、背景をぼかすポートレート撮影も可能。約1300万画素のインカメラでも、背景をぼかして撮影することができます。
CPUはMT6762(最大2.0GHz)。メモリ(RAM)は3GBで、ストレージ(ROM)は32GB。最大通信速度は下り225Mbpsのミドルレンジモデルです。
▲カラバリは、スペースブルーとプラチナシルバーの2色。価格は未定ですが、ソフトバンクのラインナップの中では最安価格帯で発売することを予告。7月上旬以降発売
■「スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン」も実施
なおこれら4機種は、購入者全員に最大5000円相当のPayPayボーナスがプレゼントされる「スマホを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン」の対象機種となっています。AQUOS R3は5000円相当がもらえて、さらに抽選で100人に1万5000円相当が当たります。Xperia 1は5000円相当がもらえて、さらに抽選で200人に2万円相当が当たります。arrows UとLG K50はそれぞれ3000円相当がもらえます。それぞれ応募できる期間や、応募するページが異なるので、詳しくは、キャンペーンサイトを参照してください。
■「Google Pixel 3a/3a XL」は5月17日から販売開始
ソフトバンクは、Googleが5月8日に発表した「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」を取り扱うことを発表済みです。どちらも、昨年10月に発売された「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」の廉価版に位置付けられるモデルで、CPUの性能を下げて、ボディ素材を変更し、ワイヤレス充電機能を省くなどしてコストダウンが図られています。しかし、性能・画質が高く評価されたメインカメラは、上位モデルと同じものが採用されています。コスパを重視しつつ、カメラの性能にはこだわりたい人には、もってこいの選択肢となりそうですよ。
▲5.6インチ画面の「Pixel 3a」。カラバリは、パープリッシュ、ジャストブラック、クリアリーホワイトの3色。価格は5万7120円(税込)。5月17日発売
▲6.0インチ画面の「Pixel 3a XL」。カラバリは、Pixel 3aと同じく3色。価格は6万7680円(税込)。5月17日発売
>> ソフトバンクモバイル
(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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