「Galaxy S10」「HUAWEI P30 lite Premium」… auの2019夏スマホ全機触ってきたぞ!
&GP / 2019年5月14日 7時30分
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「Galaxy S10」「HUAWEI P30 lite Premium」… auの2019夏スマホ全機触ってきたぞ!
au(KDDI)が2019年夏に発売するスマホ8機種を発表しました。XperiaやGalaxyの最新フラグシップのほか、アウトドア派向けスマホ「TORQUE」の新モデルも登場します。いち早く実機に触れたインプレッションも交えて紹介します。
■21:9のシネマワイドディスプレイを搭載する「Xperia 1」
4K HDR対応の有機ELディスプレイを搭載するXperiaシリーズの最新フラッグシップ。映画とほぼ同じ比率の21:9の「シネマワイドディスプレイ」を採用し、映画やゲームを楽しむときの没入感がアップ。縦に長い画面は、ウェブやメールを見るにも好都合で、画面を2分割する「マルチウィンドウ」を使っても、それぞれの画面で高い視認性を確保できます。
▲横幅は72mmなので、持ちやすさは従来モデルと遜色なし、マルチウィンドウ表示にした場合、「YouTube」を見ながらウェブを見ても、それぞれ16:9の画面を表示できる
標準(約1220万画素)+望遠(約1220万画素)+超広角(約1220万画素)のトリプルレンズカメラを搭載していることも魅力。ソニーのデジタル一眼カメラ「α」で培った技術が応用されており、スマホでは世界初の「瞳AF」機能も搭載しています。
▲背面にはXperiaシリーズ初のトリプルカメラを搭載
▲カラバリはパープル、ホワイト、グレー、ブラックの4色。6月中旬発売予定
■迫力画面&トリプルカメラが魅力の「Galaxy S10/S10+」
Galaxy S10は約6.1インチ、Galaxy S10+は約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載。両モデルともに、べセルをできる限り細くすることで、93%を超える画面占有率を実現しています。ディスプレイには世界初の超音波式指紋スキャナーを内蔵し、使い勝手と安全性も向上しています。
▲インカメラも画面内に搭載することで、93%を超える高い画面占有率を実現。この端末は約6.4インチ画面のGalaxy S10+だが、横幅は約74mmに抑えられており、片手でもしっかりつかめる
超広角(約1600万画素)+広角(約1200万画素)+望遠(約1220万画素)のトリプルカメラを搭載していることも魅力。AIによって30種類のシーンを認識して最適な設定が行われる機能や、高度な機械学習によって理想的な構図をガイド表示する機能も備えています。
S10はインカメラがシングルカメラ(約1000万画素)ですが、S10+はデュアルカメラ(約1000万画素+約800万画素)を搭載。さらに、S10+のほうがバッテリー容量が多い(S10は3300mAh、S10+は4000mAh)という差分がありますが、基本的な仕様は共通しています。
▲ワイヤレス充電に対応し、他のデバイスと電力共有できる「Wireless Power Share」にも対応。発売前日までに予約して購入した場合、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」がプレゼントされる
▲Galaxy S10のカラバリはプリズム ブラック、プリズム ホワイト、プリズム ブルーの3色。5月23日発売予定
▲Galaxy S10+のカラバリはプリズム ブラック、プリズム ホワイトの2色。5月23日発売予定
■「AQUOS R3」は画質の向上が一目瞭然
新開発の「Pro IGZO」ディスプレイを採用。約10億色を表示でき、前モデル・R2に比べて最大輝度も2倍に。この画質に見慣れると、もはや元の画質に戻れなくなるほど、表現力が向上しています。明るい屋外でもはっきり見える「アウトドアビュー」機能を搭載していることもアドバンテージ。
▲6.2インチのPro IGZOディスプレイの解像度は3120×1440ドット。上下にノッチがあり、インカメラと指紋センサーを搭載
▲前モデル・AQUOS R2(右)と同じ画像を表示して比べてみた。明るい表示でき、従来は暗くつぶれがちだった部分の色の階調まで表現できるようになった
アウトカメラは、静止画用(約1220万画素)+動画用(約2010万画素)。静止画カメラは大型ピクセルセンサーとF値1.7の明るいレンズを採用。動画カメラも前モデルと比べて4倍明るい新しいセンサーを採用し、暗い場所でも少ないノイズで撮れるように進化。動画撮影中にAIが自動でおすすめの静止画を残す「AIライブシャッター」や、自動でハイライトムービーが編集される「AIライブストーリー」といった独自の機能も楽しめます。
▲カラバリはピンクアメジスト、プラチナホワイト、プレミアムブラックの3色。5月下旬発売予定
■アウトドアでの耐久性に磨きをかけた「TORQUE G04」
米国国防総省が定める調達基準「MIL規格」に加えて、京セラ独自の耐衝撃、耐荷重、耐海水の試験を含む、27項目の試験をクリアしたタフネスモデル。具体的には、約2mの高さから鉄板やコンクリートに落下させても故障せず、約2mの深さに海水に1時間沈めても耐えられる性能を備えています。
▲バンパーとネジでしっかり固定されたボディ。重さは約203g(暫定値)だが、実際に手にすると重さは気にならなかった
約5.0インチのフルHDディスプレイを搭載し、デュアルカメラ(約2400万画素+約800万画素)も搭載。背景をぼかして撮影することができ、撮影後にぼかし具合を変更することもできます。感度の向上により、暗い場所でも明るく撮れるように進化しています。
▲カラバリはブルー、レッド、ブラックの3色。8月下旬発売予定
▲純正のホルダーも発売される
■大画面&大容量バッテリーがうれしいハイコスパモデル「Galaxy A30」
約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載し、デュアルカメラ(約1300万画素+約500万画素)も備えつつ、4万円台というお手頃価格で買えるハイコスパモデルです。
▲狭額縁デザインを採用し、エッジ部に曲面処理が鉾度されているので、手になじみやすい
▲デュアルカメラは広角と標準をワンタッチで切り替えられる
3900mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、外出時に動画やゲームを楽しみたい人にも最適。顔認証・指紋認証のどちらにも対応し、防水・防塵にも対応するなど、多くの人が必要とする機能はもれなく搭載しています。
▲カラバリはブルー、ブラック、ホワイト、レッドの4色。5月下旬発売予定
■写真を撮る楽しさが広がる「HUAWEI P30 lite Premium」
昨年、au版およびSIMフリー版が発売されて大ヒットを記録したHUAWEI P20 liteの後継モデルです。au版はストレージ(ROM)の容量が通常モデル(64GB)より多い128GBの「Premium」として発売されます。
▲ディスプレイは約6.1インチで、解像度は2312×1080ドット
最大の特徴は、AI対応のトリプルカメラを搭載していること。約2400万画素(広角)+約800万画素(超広角)+約200万画素(深度計測用)という構成で、AIによって22種類の被写体・シーンを自動で認識します。
▲市場想定価格は4万円台。ここ価格帯のモデルで、広角で撮影できるのは魅力
▲カラバリはピーコックブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラックの3色。5月下旬発売予定
■スマホ初心者に適した「AQUOS sense2 かんたん」
すでに発売されている「AQUOS sense2」に、「AQUOSかんたんホーム」など、スマホを初めて使う人に適した機能をプリセットしたモデルです。「auかんたんガイドブック」(数量限定)も付いています。
▲人気のエントリーモデル「AQUOS sense2」を、初心者やシニア層が使いやすいようにカスタマイズ。カラバリはブライトシルバー、ミントグリーン、クリアホワイトの3色。6月中旬発売予定
■使い方によって選べる新料金プランにも注目!
夏モデルの発表に合わせて、auは現行の料金プランよりも最大4割程度安くなるという新プランも発表しました。たとえば、段階式の「新auピタットプラン」の場合、「auスマートバリュー」や「家族割プラス」などが適用されると月額1980円。7GBまで使えて、Facebook、Instagram、Twitter、+メッセージがカウントフリーになる「auフラットプラン7プラス」は、最安の場合は月額3480円。さらに、夏からは最安の場合は月額5980円(当初6か月間)でデータが使い放題になる「auデータMAXプラン」の提供も始まります。
▲「新auピタットプラン」と「auフラットプラン7プラス」は6月1日提供開始
auのスマホを使っている人は、今夏、プランを見直すと、毎月のスマホ料金をぐっとスリムにできるかもしれませんよ!
>> au
(取材・文/村元正剛)
むらもとまさかた/ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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