「スターバックス リザーブ ロースタリー」が実現する“五感“で楽しむコーヒー体験【特集「コーヒー空間学」】

&GP / 2019年5月21日 22時0分

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「スターバックス リザーブ ロースタリー」が実現する“五感“で楽しむコーヒー体験【特集「コーヒー空間学」】

一歩足を踏み入れると、その開放的な空気にワクワクする。そしてコーヒーやパンの香りが鼻をくすぐる。スターバックスとしては世界5店舗目となる話題の新店「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」(以下ロースタリー)には、コーヒーをテーマにした特別な時間を過ごせる空間が存在する。まさに五感で楽しめる、めくるめくコーヒー体験が提供されている。

 

■スターバックスが考える店舗デザインとは

ロースタリーに一歩足を踏み入れると、巨大なロースターと銅製のキャスク(貯蔵樽)が目に飛び込んでくる。窓の前に作られた大きく開放的なカウンターでは、バリスタたちが腕によりをかけてコーヒーをいれている。


 

桜の名所として知られる目黒川沿いに今年2月オープンし話題となっているロースタリーは、世界で5店舗目となる焙煎まで行う特別な店舗だ。ここには、スターバックスが掲げる“コーヒー文化を五感で楽しむ”工夫が随所に施されている。

▲3階からはデッキに出られる。目黒川の並木を見下ろしつつ、四季を感じながらコーヒーを味わえる。これもまた絶好のロケーションが実現した特別なコーヒー体験だ

スターバックスコーヒー ジャパンの店舗設計部 部長である高島真由さんは「どの店舗も、人間的なデザインや、人の気配が感じられ、訪れるお客様が大切にしていることを空間全体から感じられるようなデザインになるよう心がけています」と話す。

「日本には6万店以上の喫茶店があり、独自のコーヒーを楽しむ文化があります。また、茶の湯のようなおもてなしの文化もあります。ここからは、飲み物と共に空間や時間を共にする人を大切思う日本人の精神性が読み取れます。人をもてなすときに、一期一会の精神で、その季節や相手の状況に注意を払いながらふるまうという、繊細な日本人の精神を理解したうえで、店作りすることがとても重要です」

高島さんの言葉どおり、スターバックスには、スタッフと客がコミュニケーションを取りながら、リラックスしてコーヒーを楽しめる空間が広がっている。

「アプローチから売り場、客席、音楽、インテリアの素材、照明の色温度まで、全ての要素がお客様を温かく歓迎するよう構成されています」

この考えは、もちろんロースタリーにも息づく。

さらに「コーヒー原産国の生物多様性や独自の文化、農園で働く人々をアートで表現し、その文化の豊かさが大切さを空間で伝えることも意識して空間設計しています」と話すように、随所にコーヒーの産地を感じられる工夫が施されている。

「“人々の心を豊かで活力あるものにするために- 一人のお客様、一杯のコーヒー、そして一つのコミュニティから”これがスターバックスのミッションです。“家庭、職場・学校等に次ぐ第三の居場所”を提供し、地域に根ざした空間づくりを推進しています」

▲フロア中央には、巨大な銅製のキャスク(貯蔵樽)が建物を貫くようにそびえ立つ。槌目仕上げの銅板を施した美しい造形は、まさにこの店のランドマークだ

特別な店舗ではあるロースタリーだが、高島さんが話すスターバックスらしい空間づくりの思想はしっかりと表現されている。

▲1階奥には、日本初出店となるイタリア・ミラノの名ベーカリー「Princi(プリンチ)」が居を構える。焼き立てのパンの香りも五感をくすぐる

「銀座の1号店オープン以来、日本のお客様にふさわしい“サードプレイス”を追求し、商品・空間・サービスをカスタマイズしてきました。これは、一人一人のお客様が、その時々に自分にぴったりの居心地の良い場所を発見していただける空間づくりを目指しています。それは例えば、仕事、勉強、友人との会話、さまざまな利用シーンに応える多様な客席構成です。また、お客様がリラックスして、さらに空間から前向きな刺激を受けてリフレッシュし、活力を得てご来店時よりも元気になって職場やご自宅に帰っていただけるような空間作りを志しています」

▲1階には巨大な焙煎機が設置されている。営業時間内もコーヒー豆の焙煎を行っており、焙煎直後のコーヒー豆の香りを楽しめる

目で見て、香りに包まれ、スタッフとコミュニケーションし、そしてリラックスできる。ここはまさに、五感で楽しむコーヒーのワンダーランドだ。

>> スターバックス リザーブ ロースタリー

 

(取材・文/上藤昇太 写真/田口陽介)

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