1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

アンダー1万円で連続10時間再生!AVIOT「TE-D01g」は無敵の完全ワイヤレスだ【イヤホンレビュー】

&GP / 2019年5月25日 11時0分

アンダー1万円で連続10時間再生!AVIOT「TE-D01g」は無敵の完全ワイヤレスだ【イヤホンレビュー】

アンダー1万円で連続10時間再生!AVIOT「TE-D01g」は無敵の完全ワイヤレスだ【イヤホンレビュー】

初めて完全ワイヤレスイヤホンに手を出す人に向けたアンダー1万円モデル。AVIOTが5月31日に発売する「TE-D01g」は8800円の低価格で、なんとイヤホン単体で連続10時間駆動で、さらにIPX7の防水という充実スペック。2019年夏の注目モデルです。その実力を実機レビューでチェックしていきます!

 

■バッテリー10時間駆動!

AVIOTは、海外イヤホンの輸入を手がけてきたバリュートレードという会社が立ち上げた新興ブランドで、自社開発のイヤホンを初めて市場に送り出したのは2017年12月です。

2018年11月には、日本人による日本人に向けた音質“Japan Tuned”を掲げた完全ワイヤレスイヤホン第一弾「TE-D01b」を発売。このモデルが高音質と音切れのしにくさで話題となり、人気に火が付きました。そして今年2月に発売した「TE-D01d」も大ヒット。

[関連記事]高音質で高コスパ!AVIOTの最新完全ワイヤレスはなんと1万2000円!

今や完全ワイヤレスイヤホンでアップル、ソニーに次ぐシェア3位に上り詰めた人気急上昇の注目ブランドです。

そんなAVIOTが2019年夏に向けた新モデルが「TE-D01g」。8800円とアンダー1万円の超激戦区に飛び込んできました。

しかも、AVIOT躍進の原動力となったクアルコム社の最新チップの小型最新版“QCC3020”を搭載。この“QCC3020”、今年の完全ワイヤレスシーンにおける頻出キーワードなので覚えておくといいかもしれません。
 

実機を手にして気づくのは、ケースも含めて小さいこと。計測してみると片側4.6g(イヤーピース込み)とかなり軽量。そして小型。装着してみると、ちょうど耳の窪みに収まるようなサイズ感です。

落下防止用のフィン等は付属していないのですが、僕の耳では全くズレる事なく密着してピッタリ。試しに頭をブンブン回りしてみても、全く落ちる気配はありません。

オマケに防水性能IPX7と水に落としても大丈夫なスペック。全体的なコンセプトとしてランニング用などのスポーツ用の要素は弱めですが、雨に濡れても平気だし、汚れたら水洗いもできちゃいます。

また、イヤホンとしてこだわりを感じるのが、付属イヤーピースが通常のシリコンタイプの他に低反発のフォームタイプも同梱していること。フォームタイプは潰して耳に装着するので遮音性が高く装着感も上がります。イヤーピースは音質にも影響があるので、最後の音質パートで改めて違いをチェックします。

そして、小型モデルというコンセプトを一番表しているのが充電ケース。とにかく小さい!  手元で測ってみると幅44mm×高さ45mm×奥行き30mmと、本当に手のひらサイズ。

開いた状態でイヤホンが横向きに収まるデザインも業界初かも。イヤホンを近づけるとマグネットで吸い付くように収まります。

さらに驚きがバッテリー駆動時間。なんと本体だけで連続10時間駆動! 付属ケースによる充電も含めると連続50時間! もうこれ、一週間に一度も充電する必要がないレベルです…。これで“完全ワイヤレスはバッテリーが持たない”と言われていた時代は終わりですね。むしろ普通のワイヤレスイヤホンより完全ワイヤレスの方が持つというレベルです。

操作性は、左右どちらでも1回押しで再生/停止、右側を2/3回押しで曲送り/戻し、左側を2回/3回押しで音量下げ/音量上げ対応。格安モデルで省かれがちな音量操作まで対応しているので全くスキなしです。

 

■日本人向けの音質チューニング

では「TE-D01g」の音質をじっくりチェックしてみましょう。

リファレンス曲の宇多田ヒカル『あなた』を聴くと、歌声をナチュラルかつ肉厚に鳴らしつつ、バンドの演奏や音の広がりまで丁寧です。高解像という訳ではないけど音の質感は出ているし、耳ざわりな尖った高域を巧みに回避しているところは、まさにAVIOTが日本人の聴覚特性に合わせて作り上げたチューニングです。BrunoMarsの『24K Magic』を聴いても、音に包まれつつ低音は豊かな量感と共にリズムの音圧感を出すタイプです。

イヤーピースを低反発フォームタイプに交換してみると…、音質的に化けて驚きの高音質に! 『あなた』では歌声がクリアに立ち上がり、『24K Magic』のメロディもより明瞭。尖った高域を回避するチューニングはそのままに低音の量感も少しアップ。低反発フォームタイプのイヤホンに交換した「TE-D01g」は、音質だけでも相当のハイコスパ。さらにAndroidスマホだとaptXまで対応ともう贅沢過ぎるスペックです。

数日の検証ではありますが、装着して新宿や渋谷の繁華街を歩き回ったり電車で移動したりしてみたところ、音切れはありませんでした。これは“QCC3020”チップが実力を発揮したところですね。

激戦のアンダー1万円の価格帯に登場したAVIOT「TE-D01g」ですが、モノとしての作り込み、上質でカスタマイズ可能なサウンドまで揃う優等生。そして、この価格帯で連続10時間駆動は、もう他機種を圧倒的するハイスペック。AVIOT「TE-D01g」は2019年夏シーズンでアンダー1万円の完全ワイヤレスの鉄板モデルになりそうです!

>> AVIOT「TE-D01g」

 

>> [連載]イヤホンレビュー

(取材・文/折原一也)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください