飛行機のシートベルトパーツとエアバッグで作られたANAのアップサイクルバッグ

近年、リノベーションやリサイクルを施すことで、元来の形に新しい付加価値を生み出すモノづくりが注目されています。今回紹介するのは、ANA機で使われていたシートベルトのパーツと、車のエアバッグという異色のコラボレーション。2種類の再生素材を使用したシンプルなデザインが魅力の “アップサイクルバッグ” をご紹介します。

▲「3WAY ブリーフバッグ」（3万4560円）W410×H290×D100mm 1100g

“アップサイクル”とは、従来から行われてきたリサイクル（再循環）とは異なり、単なる素材の原料化や再利用ではなく、元の製品よりも付加価値の高いものモノを生み出すことを目的とした方法です。

▲「ボディバッグ」（2万3760円）W280×H170×D55mm 500g

国産バッグブランドとして根強い人気を誇るマスターピースが、ANAの航空機ボーイング 777（トリプルセブン）のシートベルトの金具やタグと、頑丈な自動車のエアバッグを用いて、幅広いシーンで利用できるデザイン性の高い5つのバッグを製作しました。

▲「2WAYリュック」（3万4560円）W295×H415×D90mm 800g

▲「トートバッグ」（2万7000円）W350×H360×D130mm　900g

シートベルトのバックルとナス冠（座席とシートベルト の連結部に使用される部品）はデザインのポイントとして配置し、丈夫なエアバッグは強度を生かしてバッグの内側に採用。製造元やパーツナンバーが記されたシートベルトのタグも余すことなく、見事に再利用されています。

▲「サコッシュ」（1万4040円）W290×H220×D20mm 300g （※シートベルトの「ナス冠」を使用）

▲サコッシュの内側につけられたナス冠

ハードなビジネスユースにも耐えられる堅牢なつくりが、航空ファンはもちろん、一般ユーザーをも魅了します。

 

>> ANAショッピング A-style「 REBIRTH PROJECT×MASTER-PIECE」

 

（文／＆GP編集部）