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フェスの達人は小型テントで快適空間を作る【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

&GP / 2019年6月25日 19時0分

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フェスの達人は小型テントで快適空間を作る【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

夏フェス人気はとどまることを知らず、大きいものから小規模なものまで、日本各地で盛り上がりを見せている。そんなフェスを存分に楽しむためには体力が必要だ。そのためにはしっかり睡眠を取ることも大切。フェスでの“家”となるオススメのテントを “フェスの達人” がピックアップした!

■設営&撤収が簡単にできるテントを

いわゆるキャンプとキャンプインする野外フェスの違い。それは定員がない状態で多くの人が同じ場所に集結することだ。たとえばフジロックフェスティバル'18は土曜日だけで4万人、前夜祭まで含めると述べ12万5000人が来場している。

もちろんホテルや近隣のペンションなどに泊まる人もいるものの、これだけの人が来るのだからテントエリアには多くのテントが隙間なく立てられることに。これは他のフェスでも同様だ。そのためちょっと遅れて会場に入るとテントを立てるスペースを探すのに苦労することも…。

日本でフェスが盛り上がり始めた頃はファミリータイプのテントを仲間と共有する人が多かったが、現在は各々がコンパクトなテントを持ち寄るのが主流に。ファミリータイプだと夜中のライブを観たいときに寝ている人をまたいでいくことになるが、コンパクトタイプなら仲間に気を遣わず出かけられるのも支持されている理由の一つ。

フェス用にテントを選ぶ場合、もっともこだわりたいのは簡単に設営&撤収ができること。数日に渡ってライブを楽しんで疲れ果てた状態での後片付けはとにかく辛い…。簡単に畳めるタイプなら後のことを考えずにライブに集中できる!

▲フェス好きライター・高橋満さん 音楽誌編集部在籍時代の'90年代からフェスに足を運ぶアウトドア大好き人間。単行本『大好きに会いに行こう! 世界のフェス&イベントガイド』(ローソンHMVエンタテインメント)の執筆にも携わる

 

■設営・撤収が容易な小型テントで快適空間をつくる

【テント選びのポイント】
(1)1~2名でひとつのテントが楽
(2)簡単設営&撤収は絶対条件
(3)昼でも快適に寝られるよう通気性重視

 

▼広い会場でもとにかく目立つ!簡単設営が魅力の2人用テント

POLeR
「TWO MAN TENT」(4万2984円)

▲オレンジのカバーは遠くから見ても目立つ

一体型のポールを伸ばしてインナーテントをかけ、その上にカバーテントをかけるだけで設営完了! オレンジのカバーテントは広いテントエリアでも目立つから自分のテントを見つけやすい。2人用だが2人で寝ても荷物を置ける広さが確保されている。

▲外を眺められる窓がついている

 

▼超軽量設計の3人用テント少し広めの空間が欲しい人に

MSR
「Zoic3」(6万480円)

少し大きめの3人用テントだが、総重量わずか2670gという軽量設計なので駐車場からの持ち運びがとにかく楽! 白と赤のカラーリングが特徴的で、広いテントエリアでも自分の基地がすぐにわかる。通気性が高いから昼間でも寝やすい。

 

▼光をブロックしてくれるので昼間でもぐっすり眠れる

コールマン
「クイックアップドーム/W+」(1万7476円)

フェスでは夜通し盛り上がって寝るのは昼間という人も多い。このテントは光を90%以上ブロックするダークルームテクノロジーを採用。昼間でも眩しくないだけでなく内部の温度上昇も防いでくれる。設営はポップアップ式なので超簡単!

 

▼暗い中でも簡単に立てられるアウトドアの定番テント

モンベル
「ムーンライトテント3型」(3万5424円)

ムーンライトテントは「月明かりの下でも簡単に設営できる」ことから付いた名前。実際、フェス会場には渋滞などで暗くなってから着くこともあるので、簡単に立てられる機能性はありがたい。独特な形もテントエリアで目立つ!

 

▼一瞬で設営&撤収が完了するフェスフリーク注目テント

DOD
「ライダーズワンタッチテント」(実勢価格:2万1000円前後)

フェスシーンで人気急上昇しているDOD。理由は傘のようにヒモを引っ張るだけで簡単に設営&撤収ができるから。ライダーズワンタッチテントはバイクへの積みやすさを考慮したコンパクト設計ながら前室も用意されている。

 

▼テント内でのんびりできる人気のトンネルテント

ノルディスク
「ハッランド 2 PU」(実勢価格:5万4000円前後)

アウトドアシーンで人気があるトンネル型テントのコンパクトタイプ。2人用ながら広々とした設計になっているほか、雨の日でも室内の換気がしやすい設計になっているので、テントの中でものんびり過ごしたい人にオススメ。

 

▼独自のガイド仕様で簡単に設営できる定番テント

スノーピーク
「アメニティドームS」(3万2184円)

スノーピークの入門モデルとして支持されるアメニティドーム。アップライトポールを使い、フロントパネルを跳ね上げれば、コンパクトながらゆったりとした前室を作り出せる。ビギナーでも簡単に設営できる工夫が施されているのも魅力。

 

▼フェスの雰囲気にマッチするワンポールテント

LOGOS
「ナバホTepee 300」(2万2572円)

本体を広げたら1本のポールを立てて設営完了! その手軽さからLOGOSのワンポールテントは多くのフェス好きから選ばれている。ネイティブアメリカンな柄もフェスにピッタリ。天井が高いので室内の圧迫感が少なく快適!

 

■テントエリアはまるで迷宮…自分だけの目印を用意しよう

ビッグフェスではテントエリアに数え切れないほどのテントが立ち並ぶ。しかも同じような色や形のものが多いから、自分のテントが分からなくなった人がうろうろしている光景によく出くわす。

▲エスニックな雰囲気のバティックをかけておけば気分も盛り上がる!

そんなことにならないためにもテントには目印をつけておこう。ただし市販のデコレーションアイテムは多くの人が使っているので目印としてはやや弱い。オススメはエスニックな雑貨店でお気に入りのバティックを探したり、自分でカラフルな目印を作っておくこと。テントの周りにキャンドルを並べたりするのもアリ。

とにかく目立ったもの勝ち!

▲遠くからでも目立つカラフルな目印がオススメ

 

>> 特集「富士山とフェスと旅の便利道具」

本記事の内容はGoodsPress7月号70-71ページに掲載されています

 

(文/高橋 満 撮影/阿部昌也)

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