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フェスではシェード&タープでチルアウトスペースを作ろう【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

&GP / 2019年6月26日 19時0分

フェスではシェード&タープでチルアウトスペースを作ろう【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

フェスではシェード&タープでチルアウトスペースを作ろう【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

強い日差しを避けてライブを楽しみたい! テントエリアでのんびり仲間と語らいたい! フェスを存分に楽しむために便利なのが、シェードやタープ。“フェスの達人” に、オススメのシェード&タープをピックアップしてもらった。ぜひ今年のフェスに持っていく候補にしてほしい。

■フェス用には大きすぎないものを

フェスはスキー場や広大な空き地など、日差しを遮るものがほぼない場所で開催されることが多い。そのため快適に過ごすためにはハットやキャップを用意するだけでなくシェードやタープが欲しいところ。オススメはシェードやタープ単体で自立できるタイプだ。

テントエリアは一般のキャンプ場とは比べ物にならないほど人口密度が高く、常に多くの人が行き来している。中にはかなり酔っ払った人もいるし、夜はヘッドランプや懐中電灯の明かりだけでテントやタープの隙間を縫うように行き来する。ヘキサタープだと留守中に人がポールにぶつかって倒れてしまうこともあるのだ。

フェス用にシェードやタープは大きすぎないものを選んだほうがいい。前述したようにテントエリアにはテントがひしめき合っているので、大型のタープだとせっかく持ってきたのに立てるスペースがないというケースも…。そんな時も笑って流せる心の余裕を持っておきたい。タープ禁止のフェスもあるので、事前に注意事項を確認しておこう。

▲フェス好きライター・高橋満さん 音楽誌編集部在籍時代の'90年代からフェスに足を運ぶアウトドア大好き人間。単行本『大好きに会いに行こう! 世界のフェス&イベントガイド』(ローソンHMVエンタテインメント)の執筆にも携わる

【シェード&タープ選びのポイント】

(1)他の人に倒されないよう自立式がオススメ
(2)簡単に設営&撤収できるものが

▼コンパクトシェードなら会場のさまざまな場所で使える

LOGOS
「Q-TOP フルシェード 200」(1万1340円)

コンパクトシェードならテントエリアのわずかなスペースでも使えるほか、ステージ後方で好きな音楽を聴きながら日陰でまったりビールを飲むのも心地いい。「Q-TOP フルシェード 200」は簡単に持ち運べるのでいろいろな使い方ができる

▲ジョイント部の押し下げで、ワンタッチでセットアップ、セットダウンできる手軽さがフェス向き

▲総重量は2.2kg。コンパクトなので肩から下げて移動もしやすい

 

▼強い日差しをカットし涼しい空間を生み出せる

コールマン
「パーティーシェードDX/300+」(2万7294円)

広いスペースを確保しながら一人でも設営できる手軽さが魅力。日光を90%以上ブロックしてくれるので、晴れた昼間でもシェード内で涼しく過ごせる。別売りのサイドウォールでプライバシーを確保することもできる。

 

▼大型なのに簡単設営全面メッシュで夏も快適!

モンベル
「アストロドーム」(8万5320円)

大型なのにわずか4本のポールで立てられる。広大なリビングとして仲間と集うのはもちろん、別売りのインナールームをつけてテント+タープという使い方もできる。フライをまくれば全面メッシュになるので夏でも快適!

 

▼わずか2分で設営可能な自立式大型タープ

LOGOS
「ソーラーブロック Qセットタープ220」(2万2680円)


フレームを広げて屋根に生地をかぶせるだけで設営完了! 初日が雨というフェスでもすぐに基地を作れる。自立式タープは風が弱点だが、屋根に空気を逃がす道筋を設けているので突風でも浮き上がりを防いでくれる。

 

▼フェスフリークから支持されるワンタッチ式をタープにも採用

DOD
「コネクタブル スクリーンタープ2」(実勢価格:2万8000円前後)

大型のスクリーンタープながらDODならではのワンタッチハブを採用することで設営はいたって簡単! 関節部も丈夫な設計なのでタフに使える。4面のドアを開閉できるので天候や時間帯によりさまざまなアレンジを楽しめる。

 

▼快適性と軽さを両立!広い会場でも目立つ!!

THE NORTH FACE
「ホームステッド シェルター」(5万6160円)

数人で過ごすのに十分な広さを確保しながらもわずか4.54kgという軽量設計なので、駐車場からの移動時も楽! 天井高は213cmもあるので解放感も抜群だ。テントやタープが密集するエリアでも目立つカラーリングも◎

 

▼大勢で過ごせる快適空間を自在に生み出せる夢のタープ

スノーピーク
「ランドステーション L」(9万2340円)

広大な草原で行われる、スペースの心配をしなくていいフェスに参加するなら、超大型のタープで夢のような快適空間を楽しみたい。6本のファスナーを開閉してパネル形状を自在にアレンジできる。会場での注目度は抜群!

 

■シェード&タープの快適性を高めるならテーブルも一つ用意!

テントエリアに帰ってきてチェアでくつろぐ時、ポケットにウォレットやスマホが入ったままだとゆったり座れない。そんな時にテーブルが一つあると便利。もちろんフードエリアで買ってきたドリンクや食事、ランタンなども置いておける。シェードやタープを持っていかなくてもテーブルはひとつ用意しておきたい。

ほとんどフェスは安全面や環境保護の観点からビンや缶の持ち込みが禁止されている。でも中にはビールサーバーならOKなことも(事前に注意事項で要確認)。テーブルはサーバー台としても便利に使える!

 

▼ハイとローを使い分けられるロール式テーブル

コールマン
「ナチュラルウッドロール テーブル/120」(1万6494円)

ロールタイプは大きめのものでもコンパクトに収納できるのが特長。このテーブルはハイスタイルとロースタイルの両方で展開できるので、チェアに合わせて使えるのが便利。

 

▼大きすぎないサイズ感がテントエリアで使いやすい

THE NORTH FACE
「TNF キャンプテーブル」(3万2400円)

高品質の竹製天板を採用したローテーブル。畳む時は脚部を取り外せるのでコンパクトに収納可能。カップやちょっとしたおつまみを載せた皿を置くのにちょうどいいサイズ感だ。

 

▼美しさと強さを兼ね備えたテーブル

スノーピーク
「ワンアクション テーブル竹」(2万5704円)

折り畳んだ天板を広げるだけで内側から脚部が現れすぐに使える簡単設計。天板は丈夫で美しい竹集成材を使用。フェスはもちろんキャンプでもガンガン使いたい人にオススメ!

 

▼ライブエリアでも使える超軽量テーブル

Helinox
「テーブルワン ハードトップ L」(1万7280円)

幅76cm×奥行き57cmという十分なサイズがありながら総重量わずか1.59kg! これだけ軽いとテントエリアだけでなくライブエリアに持っていって使うことだってできる!

>> 特集「富士山とフェスと旅の便利道具」

本記事の内容はGoodsPress7月号72-73ページに掲載されています

(文/高橋 満 撮影/阿部昌也)

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