ズボラな人にぴったり!スマートディスプレイ「Amazon Echo show 5」は一度使ったらやめられなかった!
&GP / 2019年6月30日 21時45分
ズボラな人にぴったり!スマートディスプレイ「Amazon Echo show 5」は一度使ったらやめられなかった!
<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスマートスピーカー。もともと興味はあったものの話しかけるだけで知りたい事を教えてくれたり、対応家電を操作できたりするといわれてもイマイチ実感が湧かず、これまで導入はしてきませんでした。
ところが最近、価格が手頃のスクリーン付きスマートスピーカー 「Amazon Echo show 5」(9980円)が出たので予約し購入。「実際使えるの?」なんて、導入前は半信半疑でしたが、結論からいうと「もうなしではいられません」。
「遅い。今さら」という声が聞こえてきそうですが、使ってみた実感は、もう数多のレビューで書かれているまま。初めての1台なのでほかの機種と対比はできませんが、想像以上に設定は容易で、音声は滑らか、マイクの感度も高いし、タッチスクリーンは使いやすく、今のところ欠点なし。
わざわざ機器のところに行かなくても、ボタン操作をしなくても、最初にちょっとした設定だけすれば使えるから、面倒くさがりな人にはぴったりなんです。
■使い方次第で広がる活用の幅
ご存知かもしれませんが、Alexa(アレクサ)はクラウドベースの音声サービスで、「アレクサ、〜」と話しかければいろいろな操作が可能です。
最初に声をかける時はキョロキョロしてしまいましたが、1度言ってしまえばもう怖くありません。すでにSiriなどで音声サービスを利用している人ならば、そのハードルはまったくなし。
この「Echo show 5」でできることは大きく、以下の9つ。まだ使い始めたばかりなので全部を試していませんが、個人的に「7」以外は使いそう。便利な反面、自分がダメになりそう(笑)
1.ミュージック&メディア
毎朝ラジオ派なのでこれは欠かせません。しかも、これまでPCやスマホ、タブレットなどのデバイスでradikoを立ち上げ、それをBluetoothでスピーカーに飛ばしていたのに、これならひと言。朝の忙しい時間に、かなりの時間節約になります。
もちろん音楽再生ができるので、Spotifyを連携。これからのシーズン「アレクサ、レゲエをかけて!」「アレクサ、夏の音楽をかけて」が多くなりそうです。しかも気になっているのが、対応するKindle本の読み上げ。ちょっと小さい文字が読みにくくなった身としてはありがたい機能です。
2.コミュニケーション機能
実家に一人で住んでいる母親とコミュニケーションを取りたいと思ったのも購入理由のひとつ。ところが単純にテレビ電話だと思っていたら、スマホの「Alexaアプリ」を使えば、家族間でビデオ・音声による通話やメッセージの送受信、録音も可能だとか。
まだ体験してないのですが、Alexaアプリから自宅に置いてある「Echo Show 5」を呼び出して、家族に食事の時間を聞くといったこともできるそう。コミュニケーションツールとしても秀逸そうなので、これから楽しみです。
3.ニュース&情報
常にニュースを伝えてくれるのもありがたい機能。放送局や読み上げる順番の変更も可能なので、情報ツールとして常に新しいニュースに触れられます。指定場所の天気や好きなスポーツチームを登録したり、上映中の映画情報や公開予定のスケジュールなども知らせてくれます。
4.Alexaに聞いてみよう
もっともメジャーな機能で、最初はこの用途がメインなのかと思っていました。
近所のカフェの営業時間から、計算や単位の換算、学術的なものまで、「分からなければ、アレクサ」が、当たり前になりそう。調べる手間がなくなる分、自分の脳が衰退しそうで怖いですが…。
5.家のことをお手伝い
もはや秘書のような存在というのは言いすぎですが、キッチンで料理をしている時や就寝時はアラーム&タイマーが使えるし、声でタスク管理ができるし、Google, G Suite, iCloud, Outlook.com, Office365のカレンダーをリンクすればイベントの追加や確認が可能。
しかも約束や仕事の予定など、指定した時間に知らせてくれるし、端末の近くにいない場合はスマホにプッシュ通知が来るなど、至れり尽くせり。
6.スマートホーム
使いこなせば本当に便利で役に立つことが多いものの、一歩間違えればズボラの極み。
ベッドから出ずに、照明をつけれるし、エアコンやTVだってコントロール可能。ベッドにいながら家電を動かせるという、なんとなく近未来の生活を身近に体験できます。
7.ゲーム&遊び
やるかどうかはともかく、駅名しりとりをしたり、豆しばが豆知識を教えてくれたりと、アレクサと遊べる楽しいスキル(スマートスピーカーが提供する機能のこと)がたくさん用意されています。
8.ショッピング
買い物リストに、アイテムの追加、カートに追加、配送状況の確認ができます。プライム会員なら、プライム対象商品を注文することも可能。
簡単に商品を発注できるので、Amazonのヘビーユーザーとしては、これはかなり危険です。
9.Alexaスキル
スキルは、スマホでいうとアプリみたいなもので、ニュースやラジオ、ゲーム、教育など、さまざまなものが用意されています。スキル内課金があるスキルもあるようです。ひとまずよく使う「Smart Life」と「クロネコメンバーズ」に加え、なんとなく入れているとその気になるお勉強系スキルを入れてみました。
好きなスキルを追加し、カスタマイズすればどんどん進化。自分仕様になっていくのは、スマホやPCと同様です。
■操作はボタン、タッチスクリーン、音声の3つ
さて、肝心の機器ですが、5.5インチのスクリーン付き。手元に来る前はなかなかサイズ感が分からなかったのですが、届いた時の印象は「小さっ!」。設置サイズはだいたいスマホと同じです。
本体の操作は、基本的なことはフィジカルなボタン。設定はタッチスクリーン、通常の操作は音声というのが一般的な使い方ではないでしょうか。
▲本体と電源アダプタに加え、簡単な取扱説明書が同梱されています
▲W148mm x H86mm x D73mm、410gとコンパクトなので、設置場所の確保には困りません。下のPixel 3と比べても横幅はほぼ同じ。5.5インチスクリーンは960 x 480で、4Wのスピーカーを搭載。カラーは、チャコールとサンドストーンの2色が用意されています
▲ボタンは左からカメラ開閉カバー、音量アップ、音量ダウン、マイク/カメラ(オン/オフ)ボタン。マイク/カメラボタンを長押しすれば電源のオン/オフができ、軽く1回押すとマイクとカメラがオフになりLEDが赤く点灯します。ボタン間に2つある小さな穴がマイク
▲背面には、左から電源ポート、Micro USBポート、3.5mmオーディオ出力を備えています
▲右端のスライドボタンをスライドさせれば、カメラカバーが閉まります。意外とローテクですが確実です
▲設定画面は、画面を上からスワイプするか「アレクサ、設定を見せて」と話しかけるだけ。左にスライドさせれば、基本操作やスキルの追加ができます
▲時計のデザインや背景に設定するビジュアルはさまざまなデザインの中からパターンを選べます。スマートウォッチのよう。自分の写真を背景に設定することも可能
時計のデザインと背景を組み合わせ次第で、印象は大きく異なります。設定が容易なので、季節ごとや気分に合わせて変えるのも楽しいかも。Amazon photoの写真を流すこともできるようです。
■Wi-Fi接続すれば本体の設定はほぼ完了
どんなデジタルデバイスも同じですが、セッティングはなかなかの難関。編集部一デジタルスキルが低いため、スマートスピーカーの設定にちょっとビビっていました。
が、ザクっというとWi-Fiのパスワードさえ分かればあとは自分仕様にするだけなので、問題ありません。システムアップデートの時間を除けば、5分くらいで完了します。そんなものかもしれませんが、簡単すぎて拍子抜けしたほどです。
▲Wi-Fiのパスワードを入力し、インターネットに接続すればあとはお任せ。指示に従って操作するだけで設定は完了
▲システムアップデートは約10分。その間、画面にはEcho show 5でできることが流れます
■Alexaアプリを使えば、さらに活用できる
本体のみでも使えますが、Alexaアプリを使えばさらに便利。リンクさせたカレンダーや最近話しかけたこと、スキル設定、買い物リストの管理や定型アクションの設定まで、さまざまなことができます。
スキルは、スマートLEDを操作するSmart Lifeと、クロネコメンバーズを登録。これでなんとなくスマートスピーカーを使いこなす一歩を踏み出した感じです。
最初のうちは、大きな声で言ってみたり、マイクに口を近づけてみたり、素人感丸出しでしたが、もはや「アレクサ、〜」の呼びかけもお手のもの。もはや固定されているスマホなだけで、なくてはならない存在になりました。
(取材・文/&GP編集部 澤村尚徳)
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