モチーフはR2-D2!持ち運びOKなバルミューダのサーキュレーター「GreenFan C2」
&GP / 2019年7月4日 12時0分
モチーフはR2-D2!持ち運びOKなバルミューダのサーキュレーター「GreenFan C2」
7月になり、エアコンや扇風機を使っている家庭も多いはず。そんなこれからの季節にぴったりな家電がバルミューダから登場します。その名も「GreenFan C2(グリーンファン シーツー)」。持ち運びやすい小ぶりな扇風機兼サーキュレーターで、同社にとっては10製品目となります。
タイミングよく、まさに自宅にサーキュレーターの導入を検討しているところで、今回登場した「GreenFan C2」はかなり有力な購入候補に踊り出てきました。一体どんなポイントが気になったのかご紹介しましょう。
■片手で持ち運べるサイズ感がいい
バルミューダといえば、技術力はもちろん、デザイン性の高さが世間でも評価されている家電メーカー。実際には、毎回2000ほどのデザイン案の中から選んでいるそうです。「家電は人が中心となるものなので、過度に美しくあってはならず、かっこよすぎてもいけない」と話すのは、寺尾玄社長。あくまでも、全体像を決めてから、細部をデザインすることにこだわっています。
▲バルミューダの寺尾玄社長。同社は2003年に創業し、2018年には売上が111.6億円になるほどの急成長を遂げている
そんな同社の新製品「GreenFan C2」も他のプロダクトと同様、とにかくシンプルなデザインです。このころんとしたデザインのモチーフとなったのは、『スターウォーズ』に出てくるロボットの「R2-D2」。そう言われて見ると、台座とダクトファンのバランス感が似ています。
▲サイズは幅320×奥行き230×高さ340mm。重さは約3.0kg。消費電力は最大26W
主張しすぎないデザインなので、これならどんな部屋においても違和感がなさそう。現在はホワイトのみですが、今後は他のカラーも展開されるかもしれませんね。
▲サーキュレーターは冷房の季節だけでなく暖房の冬場にも使うので、1年を通して使えるデザインは重要
バルミューダの存在を世間が知るきっかけになった「The GreenFan」は扇風機。また、最大15m先の空気まで動かすサーキュレーター「FreenFan Crip」もすでにラインナップされている中で、今回の「GreenFan C2」は“コンパクトサーキュレーター”という立ち位置のようです。
▲「GreenFan C2」は多機能なのが特徴。ただし、コンパクトな分、対応畳数は20畳となっている
自宅はエアコンが寝室にしかないため、その空気をリビング、台所に回す必要がありまして…。「GreenFan C2」なら、普段は寝室でサーキュレーターとして使い、台所で料理をして暑くなったら扇風機としても活躍してくれそう。さらに、部屋干しの衣類をリビングですばやく乾かす場合にも使いたいので、手軽に持ち運べるサイズ感はまさに理想的です。
▲服の乾きがいまいちなときに活躍してくれる
また、別売りの「Battery&Dock」を組み合わせることで、コードレスでの使用が可能になります。充電時間は8時間、最大駆動時間は22時間。付属のドックの上に本体を置くだけで充電が開始する仕様で、「置き場所に縛られない」というのは、数あるサーキュレーターを選ぶうえで大きな強みになりそうです。
■二重構造の羽で自然界の風を再現
扇風機の風に長時間当たると、肌が冷えやすくなりますが、「GreenFan C2」は風量を1〜2にすると、自然の風に当たっているような穏やかな風が出てきます。これは、特許技術の二重構造の羽根を採用し、大きく広がり遠くまで届く風を生み出すからなんです。
▲これまでの「The GreenFan」で培われた技術を集結。さらに新たなダクトファン構造を採用し、脱臭機能も搭載した
サーキュレーターとして使うなら、ある程度の風量が必要。そんなときは、最大の風量を送り出す “ジェットモード”にして、室内の空気をすばやく循環させるといいそうです。
▲風量は3が最大となっており、さらに大風量なジェットモードになると飛行機のマークが点灯する。リモコンでの操作も可能だ
さらに、空気の吸込口に“活性炭脱臭フィルター”を搭載。独自のダクトファン構造で強力に吸い込まれた空気は、脱臭されてから風として送り出されます。これなら台所やリビングといった、ニオイの発生しやすい場所でも気にせず使えそうです。
▲脱臭フィルターは交換式になっている
実際に調理臭や油臭がする環境下で使用した測定結果を見てみると、30分で94.7%の臭いを除去できているそうなので、これはニオイ対策にも期待が高まります。
▲生ゴミ臭やペット臭にも効果がある
今回の発表会には、約10年前に「The GreenFan」を寺尾社長自らがプレゼンした家電芸人のTKO・木本武宏さんも登場。今ではすっかりバルミューダのファンで、知り合いが結婚する際には「The GreenFan」を毎回プレゼントしているそう。
▲社長のプレゼンを受け、木本さんがテレビ番組で「The GreenFan」を紹介したことで、同社の業績は大きく飛躍した。寺尾社長も「木本さんはバルミューダの恩人」だと話す
「GreenFan C2」の価格は2万2600円(税別)。サーキュレーターを探している人だけでなく、ポータブルなことにメリットを感じる人にとっては、注目度の高い空調家電になりそうです。
>> BALMUDA
(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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