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機能性がポイント!一芸スーツケース7選【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

&GP / 2019年7月5日 19時15分

機能性がポイント!一芸スーツケース7選【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

機能性がポイント!一芸スーツケース7選【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

旅行先を決め、飛行機や宿の手配を終えたら、次はバッグだ。旅行用バッグとしてまず思い浮かぶのがスーツケースだろう。荷物の量に合わせて選ぶのもいいが、どういう場所に行くか、移動が多い旅かなどによってもスーツケースに求める機能は変わってくる。

[関連記事] 4つの視点に着目!スーツケースの選び方【特集「富士山とフェスと旅の便利道具」】

ただの四角いバッグではなく、探せば一風変わった機能を持つスーツケースはたくさんある。自分の旅行スタイルを考えた上で、相棒となるスーツケースを選ぼう。

1. 片手でも楽々持ち上がる異次元の軽さ!

サムソナイト
「ライトショック スポーツ スピナー69」(7万8840円)

海外旅行も余裕の73リットルながら、2.3kgと驚異の軽さを実現したCurv製シリーズの最新作。飛行機の重量制限を考えると、スーツケースの軽さは、より多くの重い荷物を入れられることにつながる。とにかく軽さを求めるなら最適の製品だ。36リットルと98.5リットルもラインナップ。全3色

▲SPEC:W47×H69×D29 2.3kg 73リットル

▲内部は機能的でシンプルな構造。内張りをなくし外殻内側に生地を貼るなど余計なパーツを徹底して排除することで、軽さを追求している

▲シンプルで細身のT字型ハンドルや、耐久性を落とさないギリギリまで軽量化したキャスターなど、各部で徹底して軽さを追い求めている。ネームプレートはハンドルに付く

▲軽さと強さを誇る特許取得の特殊素材“Curv”をシェル(貝殻)状に加工することで、優れた耐衝撃性を確保。トラックで踏み潰してもほぼ元の状態に戻る復元力も併せ持つ

 

2. 荷物が増えれば容量を増やせる安心感!

トゥミ
「アルファ3 インターナショナル・デュアル・アクセス・4ウィール・キャリーオン」(10万8000円)

バリスティックナイロンを使用したトゥミの定番コレクション「アルファ 3」の機内持ち込みサイズ4輪キャリー。最大の特徴は、約5cm奥行きを伸ばせるエクスパンダブル機能だ。出張先、旅先で荷物が増えた時も、容量を増やせば余計なカバンを持たずに済む。

▲SPEC:W35.5×H56×D23=28cm 4.8kg 35リットル

▲ビジネス向けだけあり収納部分も細かく作られている。中央で2つに分かれる以外に、フロントからもメイン収納部にアクセス可能

▲上部側面にはUSBポートを設置。内部のケーブルを自分で用意したモバイルバッテリーにつないでおけば、スーツケースから取り出すことなく、スマホなどを充電できる

▲スーツ用のガーメントケースが付属する。他にもハンガーを掛けられるフックも備えるため出張時以外にも、旅行先で着用するジャケットなどをシワを付けずに持ち運べる

 

3. タテヨコどの方向にも開けられる使い勝手の良さ!

プロテカ
「360T メタリック」(9万2880円)

ハードスーツケースは荷物を取り出す際にスーツケース2個分のスペースが必要になる。ホテルの部屋によってはタテに開きたいことも出てくる。そんな時は、どの辺を軸にも開ける360度ファスナー付きのスーツケースが便利だ。33リットル、45リットル、63リットル、86リットルの4サイズ展開。

▲SPEC:W54×H76×D27cm 4.7kg 63リットル

▲外周全て回り込むファスナーを、通常のスーツケースとは異なる取り付け方をすることで4方向に開けられる仕組みだ

▲4辺どの方向にも開けられるため、荷室はハンドルが付けられた側にまとめられている。もう片側はフタのような役割になる。荷室は上下2分割された構造になっている

▲キャスターが付いた下辺以外を開けると、立てたままでも荷室にアクセスできる。そのため荷室部分上部にはこの状態でも荷物を取り出しやすいポケットを備える

 

4.機内持ち込みサイズ内で実現しうる最大容量

プロテカ
「マックスパス3」(6万4800円)

飛行機移動で、到着後にすぐに行動したい場合は、荷物を機内持ち込みするのがオススメだ。しかし持ち込みにはサイズ制限がある。その制限内で最大の容量を実現したのがこのモデル。立てたままでも荷室にアクセスできる大型の外部ポケットも備える。全4色

▲SPEC:W40×H50×D25 3.6kg 40リットル

▲内部は一般的なスーツケースと同じ構造。立てたまま外部からアクセスできる部分は左側になり、細かいポケットを数多く備える

▲電車での移動の際に立てたままにしておくと動いてしまうことも。そんな時は、ハンドルの根元にあるキャスターストッパーを押し込むと、キャスターにロックを掛けられる

▲キャスターには、独自開発の“ベアロンホイール”を搭載。高耐久のクロム鋼ベアリングを内蔵し、驚くほどスムーズな動きを実現している。また体感音量も約30%軽減している

5. リュック×スーツケースのハイブリッドな利便性

カリマー
「エアポート プロ 70」(3万6720円)

スーツケースでの移動時に困るのが段差。階段が多い場所などでは、持ち上げなければならない。そんな時はリュックにして背負えるハイブリッドタイプが便利だ。平坦な場所ではキャリーにするなどシーンに応じて使い分けよう。メイン55リットル、サブリュック15リットル。全3色

▲SPEC:W42×H66×D40cm 4.4kg 70リットル

▲ソフトスーツケースと同様にファスナーでフタを開くような構造になっている。バックパックと異なり荷室を大きく開けるので荷物を取り出しやすい

▲フロント部分にはファスナーで着脱できる15リットルの小型リュックが付いている。旅先での街歩き用バッグとしてもちょうどいいサイズだ。装着したままでも小物収納に使える

▲背面下部にはリュックスタイル時に使うショルダーストラップが収納されている。ストラップ収納部のフタを全開にすると、キャスターが背中に当たらないような工夫も

 

6. 狭いところも苦にしない唯一無二の細長ボディ

DOD
「キャンパーノ・コロコーロ」(実勢価格:1万5000円前後)

スーツケースの場合、駅の改札など狭い場所を通る際は幅を気にしなければならないが、このスーツケースは幅がわずか36cmしかないため、引っ張りながらでも余裕で通過できる。また内寸で長辺が79cmもあるため、長い荷物も余裕で詰め込めることも利点だ。

▲SPEC:W36×H88×D24cm 4.8kg 58リットル

 

▲左右の仕切り部分にも細かいポケットを備え、小さい荷物の収納に便利。メイン荷室は長さがあるので、長尺な荷物も苦にしない

▲静音タイプの大型キャスターのうち2輪にはブレーキが付いている。またキャスターは全てボタン操作で取り外せるので、トランクケースとして使いたい時に便利だ

▲フロント部分にあるフックに付属のストラップを付けると、リュックとしても使えるだけでなく、大きい荷物をストラップで挟み込めるなど工夫次第でさまざまな使い方ができる

 

7. キックボードがベースだからこそのスムーズな動き

マイクロスクーターズ
「マイクロ・ラゲッジ3.0」(4万9800円)

キックボードにハードケースを取り付けた、スイス生まれの個性派スーツケース。ベースはキックボードなので、乗りながらの移動も可能だ。荷室部分はフロントアクセス可能になっているなど、使い勝手も良い。キックボードの車輪だけあり移動もスムーズだ。

▲SPEC:W37×H70×D20cm 4.4kg 58リットル

▲荷室は通常のスーツケースと同じ。1~2泊程度の荷物であれば余裕で入れられる。右側の仕切りの外側にもポケットが付いている

▲メインのファスナーも立てたまま開けるようになっているが、ノートPCなどすぐに取り出したい荷物の収納に便利なフロントポケットを備える。内部も細かい収納部が多い

▲左右に動くリーン&ステア構造やフットブレーキが付くなど、仕様は本格キックボードそのもの。建物内や人の多い場所では乗らないなど、キックボードと同様の注意を払いたい

 

>> 特集「富士山とフェスと旅の便利道具」

本記事の内容はGoodsPress7月号84-87ページに掲載されています

 

(取材・文/樋口拓也 写真/園田昭彦)

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