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2015-16注目家電[2]カレーも肉じゃがも自動で調理「ヘルシオ ホットクック」

&GP / 2015年12月31日 8時0分

2015-16注目家電[2]カレーも肉じゃがも自動で調理「ヘルシオ ホットクック」

2015-16注目家電[2]カレーも肉じゃがも自動で調理「ヘルシオ ホットクック」

2015年の家電業界は、魅力的なトースターや進化した炊飯器など数多くの魅力的な製品が登場した年だったように思う。そんな中、2015年を締めくくるにふさわしい調理家電を紹介したい。それがシャープの「ヘルシオホットクック」(実勢価格5万9000円前後)だ。

これは食材を入れてメニューを選ぶと自動的に最適に煮込んでくれるいわゆる電気煮込み鍋だ。このような製品は過去にも数多く登場しており、圧力を使うタイプや、魔法瓶構造で電気代を使わずにゆっくりと火を通せるタイプなど、様々な鍋が登場している。

 

映画鑑賞できるプロジェクター内蔵「YOGA Tablet 3 Pro」

 

■材料を入れるだけ!自動で調理してくれる!

 

用意されているメニューは6つ。これらで全100レシピの調理ができる。 用意されているメニューは6つ。これらで全100レシピの調理ができる

 

そんな中でも「ヘルシオホットクック」がすごい点はふたつある。

ひとつが、無水調理ができることだ。「無水調理」とは、食材を煮込むときに水を入れずに作れる調理法のこと。一般的には密閉性の高い高級ステンレス鍋や一部の鋳物ホーロー鍋で利用できる調理方法だ。

 

無水調理では鍋に入れるのは具材と調味料だけ。タマネギなどから出る水分で調理される。 無水調理では鍋に入れるのは具材と調味料だけ。タマネギなどから出る水分で調理される

 

たとえばカレーを作る場合、具材を大量の水で煮て、そこにルーを投入するのが一般的だ。しかし、「ヘルシオ ホットクック」なら、タマネギやセロリ、トマトなどをたっぷり入れることで、これらの野菜から出る水分だけで、カレーが作れてしまうのだ。

水を入れないため、野菜が持つ甘みや旨みをしっかりと引き出したカレーが作れる。また、同時に野菜の持つ栄養素もしっかりと引き出して、摂取することができるのだ。

 

具材を混ぜ合わせる「まぜ技ユニット」。この機能の搭載により、途中で開けて混ぜるという行程が省かれている。 具材を混ぜ合わせる「まぜ技ユニット」。この機能の搭載により、途中で開けて混ぜるという行程が省かれている

 

そしてもうひとつが内ぶたに搭載する「まぜ技ユニット」だ。これは、アームが内なべに降りて、具材をかき混ぜてくれる機構。ペンギンの羽根を模した形状を採用することで、食材をつぶすことなく、最適に混ぜ合わせて食材全体に味を染みこませることができるのだ。

無水カレーを作ってみた!

では実際に「ヘルシオ ホットクック」で作った料理を紹介しよう。

まずは最初に無水カレーだ。たっぷりのみじん切り野菜と鶏肉、そしてカレールーを投入して、フタをするだけで、1時間もするとカレーが完成する。

いわゆる普通のカレーとは若干食感は違い、また、トマトが入る関係で酸味の強い味わいとなる。これはこれで、癖になる味だ。

 

タマネギ、セロリ、トマト、そして鶏肉を入れ、その上にカレールーを投入する。あとはふたを閉めてセットするだけ。 タマネギ、セロリ、トマト、そして鶏肉を入れ、その上にカレールーを投入する。あとはふたを閉めてセットするだけ

 

無水カレーのできあがり。しっかりととろみもあり、癖になる味だ。 無水カレーのできあがり。しっかりととろみもあり、癖になる味だ

 

また、同じく無水調理で肉じゃがも作れる。じゃがいもをはじめとした食材を投入し、最低限の調味料を加えるだけで自動調理できるのだ。そう、ヘルシオホットクックの魅力は、「自動調理」ができることにある。具材を入れて、モードを選択するだけ。あとは「ほっとく」だけでいい。

 

ジャガイモにしっかりと味の染みた肉じゃがが完成。 ジャガイモにしっかりと味の染みた肉じゃがが完成

 

作れるメニューの数も多く、先の肉じゃがメニューでは、筑前煮なども作ることができる。これは本体内部に温度センサーや蒸気センサーなどを搭載することで、内部の温度や水分量などをしっかりと把握しながら加熱できるため。

内なべに入る範囲なら、具材の種類や量も問わず、また特に設定することなく、状況に応じて最適に加熱し、混ぜ合わせてくれるのだ。

2つのセンサーが具材や内なべ内の状況を把握して、火力などを微調整する仕組み。 2つのセンサーが具材や内なべ内の状況を把握して、火力などを微調整する仕組み

 

朝入れて夜できあがる「食べごろ予約調理」が便利!

 

また便利なのが、「食べごろ予約調理」機能だ。これは、朝、具材を投入してセットしたら、夜食べたい時間に最適な状態に仕上げてくれるというもの。通常は食材が傷む可能性があるため、具材を入れて放置することは難しい。

しかし、「ヘルシオ ホットクック」では、最初に食材にしっかり火を通したあと、温度を下げて味を染みこませたら、その後は食材が腐敗しやすい温度帯を避けて、適温をキープし、予約時間に仕上げ調理を行うことができるのだ。

利用できるメニューは限られるものの、手が空いたときに下ごしらえしてセット。あとは食べたい時間に食べられるという便利な機能なのだ。

 

「食べごろ予約保温」の仕組み。腐敗しやすい温度帯を避けて調理できる。 「食べごろ予約保温」の仕組み。腐敗しやすい温度帯を避けて調理できる

 

煮物の他、蒸し物や野菜などの下ゆでも可能。野菜の下ゆでも無水でできるため、お湯で下ゆでした物と比べて栄養素が抜けにくいという。

栄養がしっかりと摂れて、さらに手間なく調理ができる。しかも、食材を入れておけば、勝手に最適な火加減で調理して、メニューによっては混ぜ合わせもできる。そう、「ヘルシオ ホットクック」はまるで子どもの頃にマンガで読んだような自動調理機なのだ。

手間なく、ほぼ全自動で美味しい煮込み料理が作れる時代はすでに訪れている。「ヘルシオ ホットクック」はそう感じさせてくれる調理家電なのだ。

この冬、カレーやシチュー、おでんなどの料理は「ヘルシオ ホットクック」におまかせして、自由な時間を増やすのはいかがだろう。

(文/コヤマタカヒロ)


2015-16注目家電

[1]映画鑑賞できるプロジェクター内蔵「YOGA Tablet 3 Pro」

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