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踏み込むだけでハリが出る!1分で組み立てられるハイコット「OUTPUT LIFE/EASY COT」【アウトドア銘品図鑑】

&GP / 2019年7月13日 11時0分

踏み込むだけでハリが出る!1分で組み立てられるハイコット「OUTPUT LIFE/EASY COT」【アウトドア銘品図鑑】

踏み込むだけでハリが出る!1分で組み立てられるハイコット「OUTPUT LIFE/EASY COT」【アウトドア銘品図鑑】

キャンプ場を見渡すと、リビングから持ち出したかのようなステキなソファやシェルフを使ったキャンパーの姿は珍しくありません。アウトドアとインドアの垣根が取っ払われているわけですが、そのムーブメントを盛り上げているのがOUTPUT LIFE。「家のモノを外に持ち出す」がコンセプトで、自宅リビングやベランダにフィットするデザインに、キャンプでうれしい機能性を持たせたプロダクトを発表している注目ブランドです。

今季のOUTPUT LIFEのラインナップで注目されているのが「EASY COT」(1万5000円/税別)。

コットはタフで大型なものほど安心して眠れますが、半面、重くて組み立てにけっこうな力が必要だったりします。OUTPUT LIFEは、驚くほど簡単に設営ができるシステムを開発し、大型ハイコットの“面倒”を解消しました。

それでは、いったいどう優れているのか確認してみましょう。

 

■サイズ

組み立てサイズは64×190×H42cm。ライバルに比べるとやや細身ですが、その分、テントやシェルターの中に入れやすいのがメリット。幅が狭いと少々窮屈に思えますが、通常のマットは幅50cm程度ですので必要十分なサイズといえます。

収納サイズは97×11×24cm。全長190cmのコットが二つ折りされているので、細長い収納袋に入っています。

コンパクトカー、トヨタ「アクア」のラゲッジに入れるとこんな感じ。横幅にピッタリ収まります。

 

■組み立て

公式サイトには「1〜2分で組み立て完了!」とあります。はたして本当なのでしょうか?

収納袋から取り出すと、このように半分にたたまれた本体が現れます。フレームと脚は一体式です。

中央の脚を地面に着けた状態で立て、前後の脚を下に下ろします。

シートを広げる前に、四隅のベルトをフレームに通しておきます。

シートを広げたら脚にある3つのレバー(フットロックといいます)を踏み込みます。

完成! たしかに約1分で組み立てられます。しかも説明書を読まずに。

従来のコットは、指や腕の力が弱い人では組み立てが憂鬱なほど負担がかかったし、今どきの軽量コットの場合、力は不要ですがいちいちパーツを組み立てる手間がかかります。

雨あがりのキャンプサイトでは、最初にコットを組み立てておくと調理道具や寝袋などを仮置きできてとっても重宝します。「EASY COT」のように、広げるだけで裏返して脚を装着する必要がないのはありがたい!

 

■機能

耐荷重は150kg! それでいて重量は5.8kg。

とっても魅力的なスペックを持っている「EASY COT」をもう少し細部まで見ていきましょう。

自慢のフットロックの効果は? 上が踏み込む前で、下が踏み込んだ状態です。写真だけでは少々わかりづらいのですが、シートのタルミが消えていることがわかります。

実際に組み立てているとロックをかける前でもそこそこ安定しているように思えましたが、やはりフットロックをかけて完成させると絶大な安心感を得られます。

フットロックを上げるとロックが解除されます。わかりやすいよう手で作業していますが、実際には足先で操作できます。

足で操作する部分(指先で持っている部分)は樹脂製で、肌に当たっても冷たさや痛さを感じにくいよう配慮されています。

ちなみに、オリーブドラブに塗られたフレーム&脚はアルミニウムと鉄のハイブリッドにすることで、タフさを損なわずに重量を約5.8kgに抑えています。脚やフットロックなど大多数の接続部分はカシメてあるのが心強い!

脚の先端には樹脂製のカバーで覆われています。テントのフロアはもちろん、自宅のフローリングでも傷をつけにくいですね。

シートは600DポリエステルにPVCコーティングが施されています。テンションがかかる部分は二重に縫われているのが頼もしい!

細かな点ですが、サイドにひとつ、メッシュポケットが付いています。大きめでスマホと鍵とサングラスをまとめて収納できますよ。もちろん、メッシュなので底の方のモノもしっかり確認できます。

*  *  *

シェルターの中にコットを入れて、涼しく眠ることが多い夏。日中はコットが荷物置き場として活躍します。下にも荷物を置けるので、限られた空間でもごちゃごちゃせずにすみます。

また「EASY COT」の場合、高さ42cmだからベンチとしてちょうどいい高さ。よくある70cm程度のテーブルとも相性抜群です。このあたり、インテリアに精通した会社の計算を感じられますね。

寝る、座る、置く…マルチに使えるコットだからこそ、組み立てや撤収が楽なのが“正義”。いつでもそばに置きたいと実感します。

>> OUTPUT LIFE

 

(取材・文/大森弘恵)

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