目的は料理勝負？コールマンの「おつまみクッカー」でたこ焼き作りの練習をしてみました

＜&GP編集部員が買ってみた！使ってみた！＞

梅雨明け宣言はされていませんが、徐々に気温も高くなり、いよいよ本格的な夏が近づいてきました。皆さんはもう夏の予定は立てましたか？　私は、今週末に所属しているフットサルチームのメンバーとともにキャンプ行く予定です。

出身も職種もバラバラなメンバーですが、仕事を忘れワイワイするのは最高のひとときと言えそうですね。ただ私達のキャンプにはひとつルールが…。

それは、「必ずひとり一品料理を作り、全員で食べて順位を付ける」というもの。最下位になれば、次回キャンプに行くときまで、ずっとネタにされ、弄られるわけです。楽しく過ごしたいのはもちろんですが、譲れないものはあります。定期的に参加している大会だけでなく、チーム内でも“負けられない戦い”が私達のキャンプに含まれているのです。

そして最下位にならないためには、事前の準備は必要。今回はキャンプで使う為に入手したコールマンの「おつまみクッカー」で、当日自分は嫌な思いをせず、仲間にぜひいい思いをしてもらいたい、という名目で色々と料理を作ってみたいと思います。

え、ひとりだけ準備するのはずるい？　そんなことはありません。

戦いとは、キャンプに行く前から始まっているのです。

■おつまみを手軽に作りたい！そんな希望を叶えてくれるアイテム

「おつまみクッカー」は、直径約38mmの穴が9個並んだ、見た目はたこ焼きプレートのような形状の調理器具。ハンドルは取り外せるのでコンパクトに持ち運び可能（専用ポーチ付き）です。

▲ハンドル装着時

調理部分には食品がこびりつきにくいノンスティック加工が施されており、屋外でも扱いやすい仕様に。サイズは約13.5×35×2.5cm、重さ約540g。アウトドア以外にも、自宅ででも気軽に使えるので、ホームパーティーにも使えそうです。

■素人がたこ焼き作りに挑戦

早速材料を揃えてきたので、まずはたこ焼き作り。とは言っても調理手順に難しいところは一切ありません。熱したプレートに油をひき、たこ焼粉、卵、水を混ぜたタネを流し込みます。焼けてきたらタコや好みの具材を投入して、少しずつひっくり返して行くのですが…。ここでひとつ問題が！

タコを入れたら他の具材が入らないのです！　一般的なたこ焼きプレートよりも底も浅く、タコとあげ玉を入れたらほぼ満パン。おそらくこれ以上別の具材を入れたら、綺麗な丸にならないかもしれません。

というわけで、具材はシンプルにタコのみで。ちなみに、たこ焼きは大学生のとき、学園祭で作ったことがあるだけ。もちろん、家で作るのは初めてです。
イメージトレーニングには時間を費やしましたが、果たしてうまくできるものなのでしょうか。

TAKE1：失敗

タネの量が多かったせいか、うまくまとまらず失敗。

TAKE2：失敗

タコは隠せたが火力調整に失敗したためか、焦げている。そして丸くならない…

TAKE3：成功（？）

見てくれは悪いけど、まあマシ（ソースやマヨネーズで色々隠してしまえばセーフか）？　と、いうわけで、成功するまでに27個、たこ焼きを作ってしまいました。もっと器用な人がやったら、何回も作り直しすることもなかったのかもしれません。

外カリッ！というほどではありませんが、「おつまみ」としたら十分ではないでしょうか。キャンプ場でこっそり作ってササッと出したり、ワイワイ喋りながら作ったりするのも面白そうですね。

 

■インスタ映えもしそうなアヒージョ作り！

キャンプで仲間相手にドヤ顔するためだけ（そもそもドヤ顔できる料理？）に、ただたこ焼きを作るというのも面白くないですよね。なので、まずはお酒と合いそうなアヒージョ作りに。たこ焼きに使ったタコのほか、えび、ミニトマト、チーズなどなど用意してみました。

▲用意したものはオリーブオイル、塩コショウ、すりおろしニンニク、ミニトマト、タコ、えび、ブロッコリー、カマンベールチーズ　具材は全て一口サイズにカット済み

アヒージョっておしゃれな印象のおつまみですが、作るのは、たこ焼きより簡単です。プレートにニンニクと塩コショウを混ぜたオリーブオイルを流し入れ、グツグツしてきたら具材を入れるだけ。具材に火が通ったら完成！　たこ焼きと違って一発撮りで終わりました（笑）

▲料理の撮影で1発でうまくいくのはうれしい

必要な具材が揃って入れば5分足らずでできるので、キャンプ場で他の料理を作っている間に、1品料理として出すと喜ばれそうですね。

■おつまみ以外にも手軽にできそう！

商品名が「おつまみクッカー」とありますが、作れるのはおつまみだけではないようです。たこ焼きプレートでできる料理がないか探していたら、子どもに喜ばれそうなミニオムライスがあったので、挑戦してみました。

用意したのは卵×2個とチキンライスのみ。チキンライスは事前にプレートに収まるように小分けにして丸めて準備してみました。

TAKE1:失敗

小さくまとめたつもりのチキンライスが、実際には大きかったため、はみ出してしまい、包み込むことができず。

TAKE2：成功？

ご飯の量を減らし、先に流し込む卵も気持ち少なめにして再チャレンジ。結果は…まあOKでしょう！　トマトケチャップをちょこんと乗せれば、なんか可愛くまとまってくれました。これはきっと子どもがいたら喜んでくれるはずです。

と、いうわけでおつまみクッカーで3品、どれも短時間で手軽に作れるメニューを作ってみました。あくまでサイズ感は「おつまみ」程度なので、キャンプで主役を張れる料理ではありませんが、ちょっと一息ついた時にサッと出せる料理を作るときには便利かもしれませんね。

そして、料理勝負への事前準備。当日いきなり使ってアタフタして失敗するよりは、いい予行演習ができた感じがします。これで自分のチーム内での地位も安泰に…なるはず？

この原稿を書いている時に、注文していたシュラフとエアマットレスも到着したことだし、早くキャンプに行きたいですね～。

>> コールマン「おつまみクッカー」

 

（文／＆GP編集部　野田博記）