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意外と目立たない?シャツに入れて体を冷やしたり温めたりできるんです

&GP / 2019年7月24日 21時0分

意外と目立たない?シャツに入れて体を冷やしたり温めたりできるんです

意外と目立たない?シャツに入れて体を冷やしたり温めたりできるんです

暑いな、寒いなと思ったときにスマホでピッと操作するだけで、首元を冷やしたり温めたりできる。インナーウエア装着型の冷温両対応ウエアラブルデバイス「REON POCKET」をソニーが開発し、クラウドファンディングを開始しました。

▲「REON POCKET」(写真手前)と専用インナーウェア(写真奥)

「REON POCKET」は、端末を専用インナーウエアの背面ポケットに装着して使用します。専用のインナーウエアを着用して端末を入れると、首元にフィットする設計になっていて、直接首元を冷やしたり、温めることで快適性を得られる仕組みです。

端末の温度をスマートフォンからBluetooth連携で指示をすることで、5段階で調整可能。1回15分の使用を6回、1充電で24時間使うという想定で作られています。

 

開発のきっかけは、プロジェクトリーダーの伊藤陽一さんがSony Startup Accelation Programでアパレル企業との接点を持つなかで、「ソニーのテクノロジーを使って衣類の快適性を上げることはできないか」と言われたこと。

▲「REON POCKET」を掲げるプロジェクトリーダーの伊藤陽一さん

▲使用後、安静状態で冷却は体表面温度をマイナス13度、温めはプラス8.3度できるという結果が得られたという

インナーウエアの生地は、東レの協力の下、吸水速乾性を持つポリエステルを使用。柔らかな風合いの極細繊維で着心地が良く、ストレッチ性があり端末のフィット感や着用のフィット感を向上させ、フラットシーマ縫いで着用時のごろつきも軽減しています。サイズはメンズサイズでS・M・Lを用意。

メインターゲットはビジネスパーソンを想定しています。そのため、インナーウェアとして着用後、ジャケットを着用しても違和感がないことなどもテストされています。

▲専用インナーウェアを後ろから見た状態。写真の商品はSサイズ

▲首元を引っ張るとポケットが見える

▲スーツを着た状態でも簡単に着脱ができるように設計されている

▲凹凸は目立ちにくい

▲「REON POCKET」の表面。外形寸法は約54mm×約20mm×約116mmで、重さは約85g。本体下部はファンの機能もあり、手持ちで顔に向けてあてるといった使用もできる

▲裏の身体に接触する側。駆動は内蔵型リチウムイオン充電池で、約2時間の充電で約24時間充電持続できる

温度調節のメカニズムは、車のシートクーラーやワインクーラーなどにも使われているペルティエ素子。これをウエアラブル用に新開発。ネーミングは、冷温から「REON」と名付けられました。

クラウドファンディングの達成はオールオアナッシング方式で、発売は2020年3月以降を予定しています。

インナーウエアのカラーはホワイトとベージュですが、反響によってはブラックなどの展開も考えていきたいといいます。クラウドファンディングが達成した場合、アパレル、雑貨店店頭、オンラインでの展開を検討しているとのこと。

「REON POCKET」は、2019年7月22日よりソニーのクラウドファンディングサイト「FIRST FLIGHT」にて支援募集を開始。支援プランは、「REON POCKET」本体1台にインナーウエア1枚がついたもので1万4080円など。クラウドファンディングの終了は2019年8月19日を予定しています。

>> FIRST FLIGHT「REON POCKET」

 

(取材・文/北本祐子)

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