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ビジネスリュックが定着!令和時代の仕事カバン17選【2019上半期ベストバイ】

&GP / 2019年7月30日 19時0分

ビジネスリュックが定着!令和時代の仕事カバン17選【2019上半期ベストバイ】

ビジネスリュックが定着!令和時代の仕事カバン17選【2019上半期ベストバイ】

【特集:2019上半期ベストバイ】

東日本大震災以降、さまざまな価値観が変わった。例えば帰宅困難を経験したことで、ビジネスウェアにも動きやすさが求められるようになり、機能を高めることでカジュアル化。その流れが仕事カバンにまで及び、両手が空いて移動もしやすいビジネスリュックがブームとなった。そして今では広く認知・許容され、仕事カバンとして定着したのだ。

■車内マナーを重視した通勤電車で快適に使えるビジネスリュックが急増!

しかし、多くの人が仕事にリュックを使うようになったことで、これまでは大きく取り沙汰されなかった「リュックの電車マナー」が問題に。これは2015年頃のキャリーケースが流行した際にも生じた問題で、車内アナウンスで「バッグが邪魔にならないように」と注意を呼びかけるまでに発展している。

電車内では、リュックを前に抱えて持つことが最低限のマナー。ただでさえ気力と体力を使う通勤電車では、無用なトラブルは避けたい。

そんな「車内マナー」を考慮したビジネスリュックが、令和に入って急増。中でも、前に抱えても邪魔になりにくい「薄マチ」は多くのビジネスマンに支持されている。さらには、前抱えしやすく、その状態でも荷物にアクセスしやすいリュックまで登場。今回は、このような電車で便利な最新ビジネスリュックを、4つのキーワードで紹介する。

 

【薄マチ】

電車内では、リュックは前に抱えて持つことがマナー。薄マチであれば抱えやすく、他人の邪魔になりにくい。こうした背景から、今年は薄マチリュックが急増!

1. 素材使いが魅力の人気シリーズが復刻!

エルイーディーバイツ
「B5921リュックサック <CROSS & CROSS>」(3万4560円)

以前、絶大な人気を誇った「CROSS & CROSS」シリーズが復刻。新たにラインナップしたリュックは極薄設計で品がある。あえて前面にコーデュラナイロンを、マチ部分に牛革を使用したデザインが特徴。W29×H41.5×D8.8cm

▲極薄ゆえにクッションは入っていないが、PCサイズのポケットも備えている

▲天部にファスナーポケットを搭載。メインコンパートメントを開けずに使えて便利

 

2. オン・オフ兼用しやすい絶妙デザインとサイズ感

ポーター
「PORTER FLASH デイパック」(3万1320円)

ポーターの人気シリーズから6シリーズを選定し、ビジネスリュックサックの新型として発売されたうちのひとつ。「PORTER FLASH」は撥水&ボンディング加工を施したナイロンオックス生地を使用。W33×H42×D11cm

▲ビジネスにもカジュアルにも使える1層仕様。背胴側にPC収納ポケットを搭載している

 

3. シンプルで無駄のないレザーならではの品格

トライオン
「SA229」(2万8080円)

野球グローブの革をベースに、バッグ用に開発したアドバンスグラブレザーを使用。無駄な装飾を削ぎ落としたプレーンなデザインが、レザーの上品さを引き立てる。ジャケパンやクールビズはもちろんスーツにも似合う。W30×H40×D6cm

▲マチ幅6cmと極薄設計だが、ササマチで大きく開くため使いやすい。内ポケットも備える

▲背中に当たる部分とショルダーの裏地にはメッシュ素材を使用。レザー製だが機能的!

 

4. 撥水素材&止水ファスナーで雨の日も安心して使える

データブロー
「No.456701」(1万2960円)

本体素材にポリカーボネイト樹脂配合のラバー調PUを採用。傷がつきにくく水にも強いタフ仕様で、前面ポケットに止水ファスナーを用いるなど雨の日も安心して使える。マチは丈夫なコーデュラナイロン。W26×H38×D9cm

▲メインコンパートメントはポケットが充実。クッション入りのPCポケットも備える

▲サイドポケットも大きく使いやすい。背面サイドの小物ポケットは定期収納などに最適

 

5. トゥミらしさを保ちながらスリムシルエットに!

トゥミ
「ALPHA 3 スリム・バックパック」(6万4800円)

トゥミのラインナップの中でも小型でスリムなバックパック。トゥミを代表するALPHAコレクションのデザインを踏襲した、存在感のあるシンプルな表情が魅力。背負い心地が良く、機能面も充実している。W29×H40.5×D11.5cm

▲フロントコンパートメントには、タブレットポケットやオーガナイザーパネルを搭載

▲メインコンパートメントは大容量。背面にはPC専用コンパートメントを備える

 

6. マチ拡張&サコッシュ付き異色バッグ

ヌンク
「Hammer Tote Bag」(2万4840円)

ショルダーハーネスが収納式で、トートバッグとしても使える薄マチリュック。トート用ハンドルは長さ調整でき肩掛けにも対応。フロントポケット部分は取り外し可能で、なんとサコッシュに早変わり! W28×H40.5×D10cm

▲マチ部分にあるファスナーを開くと、マチ幅10cmから19cmに大幅に拡張できる!

▲サイドポケットからメイン収納部にアクセス可能。肩掛けした状態でも荷物を取り出せる

 

7. インケースを代表する人気モデルが小型化!

インケース
「City Dot Backpack」(1万2420円)

インケースの人気No.1モデルを小型化した新作。幅広い着こなしに合うシンプルなデザインと、ノートPCを包み込むようにクッションを配置した360度プロテクション構造は健在。さまざまなシーンで活躍する。W28×H40×D10cm

▲便利なトップポケットの内装には起毛素材を採用。電子機器を安心して入れられる

▲エアメッシュ製クッション入りのショルダーストラップと背面で、背負い心地も抜群!

 

8. シーンで使い分けられるブリーフ顔の横型リュック

イズイット
「No.931702」(2万520円)

見た目も軽やかなポリエステルシャンブレー素材で仕立てた、A4サイズの横型リュック。前抱えでも使いやすいフロントポケットも◎。片方のポケットは内装がパイル地で、スマホなどを保護しながら収納できる。W38×H27×D7cm

▲コンパクトながらA4ファイルを収納可能。内装には大小3つのポケットを搭載している

▲ショルダーハーネスは背面に収納でき、状況に応じてブリーフトートとしても使える

 

 

【前抱え】

先述した通り、電車内ではリュックを抱えて持つことが基本。そんな前抱え状態で持ちやすく、さらに前抱え・肩掛けでも荷物を取り出しやすい注目作を紹介!

9. 肩掛けでも使いやすいデザイン

エース
「ガジェタブルCB 62361」(2万520円)

電車で邪魔になりにくいスリムシルエットの人気モデル「ガジェダブル」に、コーデュラバリスティックナイロンを使用したタフモデルが登場。撥水性に優れたテフロン加工が施され、より雨や汚れに強くなった。W26×H35×D9cm

▲サイドからもメイン開口部からもアクセスできるペットボトル収納ホルダーを搭載

▲前抱えでも取り出しやすく、内部収納だから見た目もすっきり!

▲サイドポケットは前抱えや肩掛けでもアクセスしやすい縦型設計

▲ポケット内にもファスナーポケットがあり、カギなどを落とす心配もない

▲背面に独立したPCコンパートメントを備える。ファスナーもスリーブもコの字に開くため、前抱え・肩掛け状態でも出し入れできる

 

10. スムースに抱えられる設計

ポーター
「PORTER UPSIDE 3WAY オーバーナイト ブリーフケース(S)」(4万2120円)

カーブを描くように配置したメインファスナーが特徴。大きく開くだけでなく、手持ちや肩掛け・前抱えしたときにも使いやすくなっている。1680Dコーデュラバリスティックで丈夫なところも◎。W32×H47×D14cm

▲ショルダーを本体に直接縫い付けるのではなくDカンを採用。これにより可動域が広がり、素早くスムーズに前抱えできるようになった

▲カーブしたファスナーをバッグ全体に大きく配してあり、背負っていても手持ちでも、前に抱えた状態でも口開きが非常に良い

▲メインファスナーには、なんとスライダーが4つも付いている。そのため左右どちらの肩にかけても、どの向きからも開けやすい

▲ハンドルが上下左右に、ポケットも上下に付いたシンメトリーデザイン。利き手に関係なく使えて、前抱え状態でもポケットを活用できる

 

【トップポケット】

リュックの上部にある外ポケットは、荷物を出し入れしやすく非常に便利。座っているときにも使いやすい。このトップポケットが “技アリ” なリュックを厳選した。

11. 背面側が開くトップポケットが便利!

ビクトリノックス
「アルトモント フリップトップラップトップ バックパック」(1万7280円)

ビクトリノックスのマルチツールと、アルプスのバックパックの設計知識から生まれた新モデル。柔らかくも耐久性のあるコーデュラナイロン素材を採用し、エレガントな雰囲気を創出している。W33×H49×D26cm

▲メッシュポケット付きで小物を整理しやすい。背面側が開く構造のため、前抱えでも床に置いた状態でも荷物を取り出しやすく、さらに防犯性も高い

▲メイン荷室は大容量で使い勝手抜群。背面に独立したPCコンパートメントも備える

 

12. トップポケットはプロテクター付きでサングラスもOK

スーリー
「Thule EnRoute Backpack 18L」(1万584円)

使い勝手の良い18リットル容量のバックパック。トップポケットやPCスリーブに保護機構を採用しており、デジタル機器などを安心して持ち運べる。そのほか内外装ともにポケットが充実していて使いやすい。 W27×H44×D23cm

▲トップポケットは、プロテクターで覆われた「SafeZone」機構。スマホやサングラスなどデリケートなアイテムも、包み込んでしっかり保護できる

▲保護機構「SafeEdge」を採用したパッド付きノートPC用スリーブなどを搭載

 

13. 開閉角度を調整できる!コード付きトップポケット

マスターピース
「ドック」(3万1320円)

高密度ナイロンツイルの裏にPVCコーティングを施し、耐水性を強化した素材を使用。ナイロンテープがミリタリーバッグのように付いており、そこにポーチなどを取り付けて収納力を拡張できる。W25×H47×D11cm

▲ミリタリーのメディカルポーチに見られた仕様をアレンジし、全開にならないようコードが付いている点が特徴。開閉角度も調節できる

▲メイン収納は大きく開き、中身が見やすい。背胴側にはPC収納ポケットも備える

 

14. 大容量のトップポケットは水にも強くてタフ!

アッソブ
「WATER PROOF CORDURA 305D BACK PACK」(3万2400円)

アウトドアテイストなフラップ付きバックパック。コーデュラファブリックに透湿防水フィルムを施した、水にも強いタフな作りが魅力。よりビジネスとの親和性が高いオールブラックも展開されている。W30×H42×D17cm

▲摩擦などに強いコーデュラファブリックと、耐水圧20000mm以上のL-VENTを採用

▲フラップ全体がポケットになっているため大容量。よく使う小物をすべて収納できる。防水素材と止水ファスナーで雨対策も抜かりナシ!

 

【縦型トート】

スリムで邪魔になりにくい縦型トートは、電車内マナーに則ったバッグといえる。そこで、PC収納付きなどビジネス対応モデルを、番外編としてピックアップ!

15. 電車内マナーを考えて設計された最新モデル

エース
「フロンタクト 小」(1万8360円)

人幅からはみ出さないように設計されたスリムな縦型トート。床につかないようにハンドルを短めにしてあり、肩掛けの際は付属のショルダーベルトを使う。フロントポケットは前抱えでも使いやすい構造に。W28×H38×D11cm

▲A4ファイルが収まるメイン室。PC収納スペースもあり、この内部にはパイル地を採用

▲サイドとメイン室の両方からアクセスできる「2WAYスルーポケット-W」を搭載

 

16. フライトナイロンを使った軽量&タフな新型トート

インケース
「Compass Tote With Flight Nylon」(8424円)

軽量なフライトナイロンを使用。高密度な織り構造のため丈夫で破れにくく、さらに撥水加工を施してあり水や汚れにも強い。タフでありながらシンプルなデザインで上品に仕上げている点も魅力だ。W30×H40×D12cm

▲15インチまでのPCが入る収納スペースを搭載。内部が起毛素材になっている点が◎

▲フロントパネルにファスナー付きポケットを備える。内ポケットもあり小物収納に最適

 

17. 3通りの持ち方ができる上品なレザーモデル

アニアリ
「23-02000」(3万1320円)

手間暇をかけた加工により、革に絶妙な筋をつけたオリジナルの「クロッシングレザー」を使用。上品で味わい深いデザインに仕上げている。ストラップは長さ調整可能で、手持ち・肩掛け・たすき掛けに対応。W25.5×H35×D7cm

▲エレガントなパーツ使いやデザインが、アニアリの持ち味

▲染色したステアハイドを水につけて絞って筋を出し、最後にキャンバスの型押しを施した逸品

 

【特集】2019上半期ベストバイ

本記事の内容はGoodsPress8.9月合併号82-87ページに掲載されています

 

(文/津田昌宏 写真/野町修平<APT> スタイリング/宇田川雄一)

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