焚き火回りの不便を解決！拡張性抜群のベルモント「アイアン薪ラック」【アウトドア銘品図鑑】

＆GP / 2019年8月24日 11時0分

近頃のキャンプ場を見渡すと、ラックもテーブルも焚き火台もアイアンだらけ！　男前キャンプはもちろん、女子が好きな木やコットンなどナチュラルな素材との相性よし。さらに、タフで熱にも強い…。そう考えるとアイアン製品に高感度キャンパーが注目するのも納得です。

画期的焚き火台「TOKOBI」が大いに話題となったベルモントからも、この夏、アイアン製品が大量に投入されました。

▲左上段（棚と脚）「アイアンラックPLUS」（9936円）
左下段（棚と脚）「アイアン薪ラック」（1万638円）
※左上段の棚と脚、下段の棚で2段のアイアンラック（1万3392円）としても使えます
右側左棚「アイアン焚火スタンドテーブル」（2430円）
右側中央「アイアン焚火スタンド」（1万800円）
右側ハンガー「アイアン焚火スタンドツールハンガー」（2160円）

注目は「アイアン薪ラック」です。

よくある薪用のスタンドは、薪を置く台に特化しているものがほとんど。テーブルになるものもありますが、それ以上の拡張性があるものはマレ。その点、ベルモントの「アイアン薪ラック」は拡張性が高い！　自分の使いやすい焚き火空間を作り上げられるんですね。

■組み立て

収納サイズは590×280×90mm、重量3.8kgで収納袋付き。収納袋は、「アイアンラックPLUS」もいっしょに入れておけます。

まず、畳まれているスタンド部分を広げます。

棚板の裏にはストッパーとなる棒が付いていて、スタンドから棚板がずれ落ちないようになっています。写真はわかりやすいようひっくり返していますが、棚を載せるとカチッとハマるので棚とスタンドをわざわざひっくり返して取り付ける必要はありません。

完成！　素材は鉄ですが、カオチン電着塗装がなされていて、耐食性・耐湿性が高く、防さび効果バツグン。隅々まで均一に塗装されているのがうれしいですね。

■機能

今回用意した薪は29cm。キャンプ場で手に入る薪は40cm弱の長さが多いので、少し短いものでした。製品の奥行きは280mmなのでちゃんと薪が載るか心配でしたが、薪を載せる棚は内側に入っているので棚の奥行きは250mm程度。余裕で薪を載せられます。

また、薪を置くスペースは上にいくほど広がっているので、ただ薪を載せるだけで薪と薪の間に自然に空間が生まれ、湿気がたまりにくくなっています。

脚をよく見るとキャップで覆われています。焚き火アイテムは屋外での使用が前提ですが、最近は自己責任で大型コットンテント内に薪ストーブをインストールするキャンパーも見掛けます。それに、この製品は薪を保管する薪スタンドではありますが、テーブルとしても優秀で、テントやシェルターの中での使用は大いに考えられるので、フロアを傷めにくいという配慮が見られます。

また、パッと見では脚がすぼまっていて不安に思えますが、よく見ると接地面は大きく外側に広がっているので思いのほか安定性はあるんです。