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世界の機内食案内[33]アエロフロート モスクワ~成田

&GP / 2019年8月28日 23時0分

世界の機内食案内[33]アエロフロート モスクワ~成田

世界の機内食案内[33]アエロフロート モスクワ~成田

モスクワのシェレメティヴォ空港から成田に向かうSU0264便は、夜19:00に出発し、成田着は翌朝10:30、所要時間9時間35分というフライトです。

夕食タイムに乗って食事をし、その後は寝てしまえば、翌朝に日本に到着するので、時間的もムダがなく、身体への負担もかかりにくいのでオススメです。

そのせいか、搭乗のD25ゲートは長蛇の列。やはり人気ありますね。


 

【モスクワ~成田】 SU0264

行きのフライトで、アエロフロートのエコノミーの機内食ではワインがサーブされなくなったことを知り、ショックを受けた私は、搭乗前にラウンジでワインチャージしてきました(笑)。

[関連記事]世界の機内食案内[32]アエロフロート 成田〜モスクワ

アエロフロートでは、機内に持ち込んだアルコール類を飲むことは禁止されています。

機内ではワインもビールも出ませんので、飲みたい方は、搭乗前にカフェやレストラン、ラウンジなどで飲んでおくことをオススメします。

乗り込んだSU0264便は3-4-3シートでした。

座席の上に、すでにスリッパ&アイマスクのセットが置かれています。

19:10にプッシュバック開始。しかし、混雑のせいで滑走路手前で待機し、19:32にようやく離陸。19:50にベルト着用サインが消えました。

いよいよ食事タイムです。

 

まずドリンクサービスが始まりました。行き同様、やはりワインはありません。

この後、食事の際にドリンクが出てこないことを予想して、リンゴジュースと炭酸水(スライスレモン入り)をもらいました。ドリンクを2杯ほしいと言うと、CAさんは快くサービスしてくれました。

21:00、食事のワゴンが来ました。案の定、ドリンクは積んでいません。

メインはチキンかラムからで、私はラムをチョイス。

なお、時間帯のせいでしょうか、機内の照明は離陸からずっと暗い状態です。

〇サラダ(ツナ、レタス、黒オリーブ、ハーブ、レモン)
〇メイン(ラム肉の煮込み、クスクス、グリンピース)
〇パン2種、バター、チーズ
〇デザート(クランブルケーキ)

サラダにドレッシングはなく、レモンをキュッと絞って食べます。ツナに味がしっかりついていたので、ドレッシングなしでもおいしくいただけました。

多くの航空会社のメインのチョイスはチキンかフィッシュ、またはビーフですが、ラム肉の選択肢があるとは嬉しいですね。

また、ベチャベチャなライスではなく、クスクスとの組み合わせもよかったです。ただし、クスクスの量が私には多かったですが。

モスクワ発だったので、ロシアのパンです。手前にあるパンはライ麦入りで、右奥のパンは一見コッペパン風ですが、皮がむちっと硬く、中の白い部分に軽い酸味があります。

デザートのクランブルケーキにはベリーのジャムが使われていました。

食後の紅茶を飲み終わったら、22:00過ぎ。ちょうどいい就寝タイムです。

 

途中で水やジュースのサービスは何回かありましたが、以前あったアイスやフローズンヨーグルトのサービスはありませんでした。残念ながら廃止みたいですね。

到着予定の2時間前に、2回めの食事となる朝食のサービスが始まりました。それでも機内の照明はまだ暗いままでした。

今回の主食は、パンケーキをチョイスしてみました。

〇サラダ(鶏ハム、チーズ、レタス、マリネ)
〇パンケーキ ベリーソース添え
〇パン2種、バター
〇ドライフルーツバー、フォーチュンクッキー

サラダの鶏ハムの味はよく、チーズもボリュームがありました。

パンケーキはクレープのようなしっとり系でしたが、量はやや少なめ。男性だとボリューム的には物足りないかもしれません。それを補うためのパン2つですが、私はパンケーキで充分だったので、パン2つは家に持ち帰りました。

ロシア便になぜフォーチュンクッキーが? と突っ込みたくなりますが、中に入っているおみくじを開ける楽しみがあるので、よしとしましょう(笑)。

アプリコットのパッケージは、ドライフルーツにしたアプリコットをペースト状にしたものを板状にしたスイーツが入っていました。

コーヒーを飲んで落ち着いたら、いよいよ成田です。

成田到着は、日本時間の10:15(モスクワ時間4:15)でした。

現地時間の夜に普通に食べて寝て、目覚めたら朝ごはんを食べて、日本時間の午前中に到着だと、ほぼ時差を感じません。これはありがたい!

モスクワでの乗り継ぎも便利で、運賃も手ごろですから、機内でワインが飲めないことを除けば、アエロフロートは使いやすい航空会社といえるのではないでしょうか。

ワインもおやつのフローズンヨーグルトもなくなってしまいましたが、利便性を考えれば、旅程によって、また利用することになるかもしれません。

※機内食メニューは2018年10月のエコノミークラスものです

 

>> [連載]世界の機内食案内


世界の機内食案内[32]アエロフロート 成田〜モスクワ

世界の機内食案内[25]Aeroflot Russian Airlines 成田〜モスクワ

世界の機内食案内[7] Aeroflot 東京〜モスクワ


(取材・文/綿引まゆみ

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。

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