ソニーのノイキャン機にライバル登場!? 完全ワイヤレス市場が激化の予感

&GP / 2019年9月16日 7時0分

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ソニーのノイキャン機にライバル登場!? 完全ワイヤレス市場が激化の予感

9月6日~11日に開催された世界最大の家電ショーIFA 2019では、完全ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスイヤホンが多数出展されていました! 注目モデルをピックアップして紹介していきます。

▲ドイツ・ベルリンで開催されたIFA 2019
 

日本メーカーの出展では、やはりソニーの「WF-H800」が最注目。ミドルクラス&デザイン志向の“h.ear”シリーズのひとつで、ブラック、レッド、ブルー、オレンジ、アッシュグリーンの5色のファッショナブルなツートーン。カラーバリエーションは同時に発表されたAndroid搭載のウォークマンと揃えられています。

▲ソニーは新“h.ear”シリーズを発表。ヘッドホン「WH-910N」「WH-H810」も登場

▲ショーケース内に展示されていた完全ワイヤレスの「WF-H800」

「WF-H800」は、全ての音源をハイレゾ化して高音質に再生するDSEE HX技術に加えて、完全ワイヤレスイヤホンの最新モデル「WF-1000XM3」と同じ左右同時転送方式に対応。ただし、ノイズキャンセルは非対応というエントリー仕様です。欧州での発売予定がないためショーケースのなかに収めて展示されていたのみで価格の案内もナシ。ただし、アジアで順次発売予定とのことで日本発売も期待できそうです。

▲「WI-1000XM2」

ソニーからはネックバンド型ワイヤレスイヤホンの最新モデル「WI-1000XM2」も発表されました。大ヒット1000Xシリーズの系譜で、ノイズキャンセルは「WH-1000XM3」に搭載されたものと同じ“高音質ノイズキャンセルプロセッサーQN1”に、集音マイクもデュアルセンサーテクノロジーと最上位仕様。LDACのハイレゾ、バンド部分はシリコン製にリニューアルし軽量化と、ヘッドホンが苦手な出張族に支持されそうです。

「WI-1000XM2」は欧州での発売は2020年1月で330ユーロを予定。日本での発売は未定です。

 

■完全ワイヤレスイヤホンでノイズキャン対応機種が続々登場

IFA 2019で見つけた完全ワイヤレスは多数ありますが、その中でもトレンドはノイズキャンセル対応。今までソニーが自社技術で独占していた分野を、各社切り崩しにかかっています。

特に注目がファーウェイの完全ワイヤレス「Freebuds 3」。

見た目にはAirPodsにもよく似たオープン型の完全ワイヤレスでありながら、なんとノイズキャンセルに対応しています。ファーウェイが自社開発した“Kirin A1”チップを搭載し、最大15dBまでのノイズ低減が可能としています。実機も体験してみましたが、オープン型でも騒音軽減効果はちゃんとアリます。

▲オープン型で完全ワイヤレスはかなりレア仕様

「FreeBuds 3」は欧州では10月に発売予定。これは日本で登場すると、AirPodsキラーとしてかなり面白いかも。なお、価格は未定とのことです。

▲LIBRATONE「TRACK Air+」

デンマークのオーディオブランドLIBRATONE社の「TRACK Air+」も完全ワイヤレスでノイズキャンセル対応。出荷の遅れていたクアルコム社のノイズキャンセル対応チップ“QCC5100シリーズ”を搭載した最初の市販モデルで、英国では既に発売中。ノイズキャンセルの具合を試してみると、かなり効果があることを確認できました。

▲アプリからノイズキャンセルの効果を調整可能

英国では8月より発売中で「TRACK Air+」が199ユーロ。日本でも10月の発売が予告されています。

▲MASTER & DYNAMIC「NW07」

ニューヨークに拠点を置くMASTER & DYNAMIC社の「NW07 PLUS」も登場します。「NW07」は日本でも人気のべっ甲柄デザインが特徴的な完全ワイヤレスですが、「NW07 PLUS」は外見も価格もそのままにノイズキャンセル機能を追加。4つのマイク内蔵で、恐らくこちらもクアルコム社の“QCC5100シリーズ”を採用したモデルでしょう。

▲「NW07 PLUS」はパッケージ展示のみですがノイズキャンセル対応とのこと

実機体験はできませんでしたが、欧州では発売は9月予定で299ユーロです。

 

■米SkullCandyは振動するヘッドホンにノイズキャンセルを追加

米国のライフスタイル・オーディオブランドのSkullCandyもノイズキャンセルを得意とするブランド。ヘッドホンとワイヤレスイヤホンでノイズキャンセル対応モデルを発表しています。

▲「CRUSHER ANC」

ワイヤレスヘッドホン「CRUSHER ANC」は、振動して音楽を体験する振動するヘッドホンとして大人気のCRUSHERシリーズの最新モデルですが、新たにアクティブ・ノイズ・キャンセルにも対応。聴力測定をしてサウンドを最適化する“PERSONAL SOUND”機能まで搭載し、他社にはないハイエンドの高性能ヘッドホンと呼べるでしょう。9月18日発売で、欧州での販売価格は299.99ユーロ予定で、人気モデルになりそうな予感大。

▲貴重なイヤホンのノイズキャンセル入門機「Method ANC」も登場

SkullCandyはワイヤレスイヤホンでもノイズキャンセル対応モデル「Method ANC」を出展していました。IPXの防水対応に、スマートトラッカー“Tile”搭載。最大8時間のバッテリー駆動で急速充電にも対応します。価格は99.99ユーロで9月18日発売と、ノイズキャンセル対応ワイヤレスイヤホンで手頃な選択肢になりそうです。

 

(取材・文/折原一也)

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