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マジ快適!コールマンUSAで「コット」デビューしたら手放せなくなりました

&GP / 2019年9月15日 21時0分

マジ快適!コールマンUSAで「コット」デビューしたら手放せなくなりました

マジ快適!コールマンUSAで「コット」デビューしたら手放せなくなりました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

にわかキャンパー歴も2年近くなり、少しアウトドアギアに詳しくなってきました(たぶん)。そこで気になっているのが「コット」という存在です。アウトドアに使える簡易型のベッドで、持ち運べるのが利点の様子。ここでずっと抱いていた疑問が浮かびます。

「チェアじゃだめなの?」

そりゃあ、コットは寝られるという最大のメリットがあるのはわかっているものの、やっぱり大きいし、持ち運んでまで寝る必要ってあるのかな、と。そんなことを考えていたら、最近はアウトドアギアを部屋の中で使うブームらしく、「ちょっと使ってみたいな~」という興味がムクムク。

最終的に、Amazonで衝動的にポチってしまいました。レビューには「重い」といろいろな人が書いてましたが、そこは気力でカバーできるだろうと。なにより耐荷重136kgで、幅広というのが気に入りました。コールマンジャパンではなく、USAの仕様ですが、そこも頑丈そうでいいじゃない。使ってみた結果、今まで買わなかったことを後悔する便利さに目からウロコがポロポロ。

というわけでアウトドアから家の中まで使える「コット」の魅力について語っていきます。

■ちょっと力が必要だけど組み立ては簡単!

▲使用時サイズ:約190.5×約76.2×約43.2cm/収納時サイズ:約102×約20×約10cm

コールマンの「Trailhead II Cot トレイルヘッドII」は、重量約8.3kg・耐荷重約136kgという折りたたみ式のコット。見た目はコンパクトとはいえ8kg超えというのは、そこそこにタフガイさを試される重さで、足の上に落とそうものなら言葉にならない叫び声が出ます(経験済)。

しかし、USA仕様なため適応身長は203cmで、横幅も広く、人を選ばない汎用性の高さ。組み立ても1点だけコツを覚えればラクちんです。

<組み立て:STEP1>

▲カバーから取り出したところ。本体と、布を張るためのポールが2本あります

<組み立て:STEP2>

▲本体を立てて、左右にパカッと開く

<組み立て:STEP3>

▲真っ直ぐになったら、折りたたまれた左右を開く

<組み立て:STEP4>

▲左右を反対側に折り曲げて、引き起こす

<組み立て:STEP5>

▲パカッと開けば足が開いてコットの形に

<組み立て:STEP6>

▲用意されていたポールを上下に通す

<組み立て:STEP7>

▲ポールに穴が空いているので、コット本体の凸にはめ込むだけ

<組み立て:STEP8>

▲4箇所にセットできれば完了

特に難しいところはありませんが、この上下のポールで生地を引っ張っているので、最後にはめ込む部分は力が必要です。「ふんぬぬぬぬ」とか声が出そう(笑)。ここもタフガイっぽく涼しい顔で作業しましょう。

さて、完成すればアウトドアで快適な使い道が待っているわけでして。キャンプはもちろん、簡単なピクニックでも活用できます。寝転ぶのはもちろん、子供と一緒ならふたりでベンチとしても使えます。ちょっと地面が濡れていて、荷物を置きたくない場合の場所としても優秀。「チェアでいいんじゃないの?」とか言っていた自分に喝!

▲ちょっとやそっと荷物を置いたくらいじゃビクともしません

▲簡易ベンチとしても使えて、やっぱり便利

 

■ベランピングにぴったり!休日のお供に

さらに、コットへ惚れ込んだ理由のひとつが、自宅デッキでも大活躍してくれていること。休日に庭先を見ながらコーヒーを飲むときに、ゆったりとした時間を過ごせます。生地にはしっかりと張りがあり、スチール製のフレームは本当に頑丈なので、寝転がってもギシギシ音が鳴らず、天気がいい日はそのまま寝てしまう心地よさ。

いやあ快適カイテキ、と優雅なベランピング生活に欠かせないギアだと痛感させられました。が、まだまだコットは活躍します。ここ数年、アウトドアギアを部屋に持ち込むというのが流行っている模様。じゃあ、このコットも設置してみようと試したわけです。

■ミリタリー系の部屋を目指すなら選択肢としてアリ!

さて、部屋に置いてみたところ、やはりサイズが大きいので4畳半くらいだと場所をかなり占領します。ただ折りたたみ式の利点もあるので、使いたいときだけ出せばそこまで気にならないかも。ベッドの代わりとまでは言いませんが、十分に寝られる使い心地で、読書やタブレットで動画を見るのにピッタリでした。

*  *  *

カーキのカラーが今の部屋とあまり合わなかったんですが、ミリタリー系のインテリアで統一するなら、このコットは雰囲気バツグン。やはり重いので、クッションやマットで床へのダメージ等も考えないといけませんが、オトコが好きなミリタリーコットなのは間違いありません。

あると便利な「コット」は、重量・耐荷重・生地の張り・サイズ感と選ぶポイントは人それぞれ。目的に合った一台を探してみてはいかがでしょうか。

 

(取材・文/&GP編集部 三宅隆)

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