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1956年国産初のセイコー自動巻き腕時計・限定モデル

&GP / 2016年1月27日 8時9分

1956年国産初のセイコー自動巻き腕時計・限定モデル

1956年国産初のセイコー自動巻き腕時計・限定モデル

どんなに技術が進歩しても、厳かに確実に時を刻むオールドスタイルの機械式時計は腕時計愛好家にとってのロマン。そんな時計ファンが注目するブランド<セイコー プレザージュ>より、国産初の自動巻腕時計「オートマチック」誕生60周年を記念した限定モデルが発売された。価格は8万6400円、販売数量は「オートマチック」が誕生した1956年にちなんだ限定1956本。


■世界初の自動巻き式腕時計はセイコーから生まれた

1881年に創業したセイコーは、1969年に世界で初めてクオーツを用いた腕時計を発表。日本初の自動巻きモデルを発表したのもまたセイコーだった。それが、1956年発売の「オートマチック」。

毎日ゼンマイを巻く必要のあった手巻き式腕時計が主流であった時代、腕を振る動きでローターが回転しゼンマイを自動的に巻き上げる「自動巻き」腕時計の登場は画期的だった。

手巻き式時計の中心価格帯が4000円台であった当時、1万3000円以上もする高価な「自動巻き」はその画期的なメカニズムから人気を博し、その後自動巻腕時計は急速に普及していった。

このたび発売された60周年限定モデルは、そんな歴史ある「オートマチック」初代モデルへのオマージュを込めて作られた一本。初代モデルが誕生したころは、ダイヤルに記されるブランドロゴや頭文字には様々な書体が使用されていたが、中でも特徴的で今でも愛される通称「蛇S(ヘビエス)」と呼ばれるノスタルジックなSマークを限定モデルのりゅうずに表現。

また、鏡面仕上げの金属製インデックスには、あえて艶を抑える新開発のセミグロス仕上げを採用。黒い文字盤に並ぶピンクゴールドのアラビア数字とバーインデックスも美しく、レトロ感も残しながら新しいデザインとなっている。

限定モデルの特別仕様として、裏ぶたにシリアルナンバーを刻印。付属の黒色ホースレザーの替えバンドと共に、限定専用ボックスに収納して販売する。

 

【セイコー 自動巻腕時計60周年限定モデル】
ムーブメント:メカニカルムーブメント キャリバー6R15
時間精度:平均日差+25秒~-15秒
持続時間:最大巻上時 約50時間
振動数:6振動/秒
ガラス素材:カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)
裏ぶた:シースルー・スクリューバック
防水性能:日常生活用強化防水(10気圧防水)
耐磁性能:耐磁時計(JIS耐磁時計1種)
ケースサイズ:外径40.3mm、厚さ12.0mm

 

(文/&GP編集部)

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