音切れしない!TaoTronics「SoundLiberty 77」は格安完全ワイヤレスの救世主か?【イヤホンレビュー】

&GP / 2019年9月28日 11時0分

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音切れしない!TaoTronics「SoundLiberty 77」は格安完全ワイヤレスの救世主か?【イヤホンレビュー】

中国の人気イヤホンブランドTaoTronicsから9月18日に完全ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty 77」が登場しました。格安が得意なTaoTronicsだけに、このモデルは市場想定価格が約7000円。なので価格勝負と思いきや、なんとワイヤレスの音切れのしやすさを改善する“左右伝送技術”まで搭載しているんです。

音質はもちろん、屋外でのワイヤレスの安定性は気になるところ。さっそく実機でレビューしてみました。

 

■とにかく音切れしない接続安定性

TaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty 77」。完全ワイヤレスイヤホンとしては7000円と激安の部類に入るモデルですが、シンプルで上品なパッケージに日本語を含むマルチランゲージの説明書も同梱しています。

そして箱から取り出して衝撃を受けたのが、その“小ささ”。指先でつまむような本体サイズは完全ワイヤレスでも相当小型な部類です。スペック表記はありませんがイヤホン片側は実測値で約5.0gと軽量な部類に入ります。

実際に耳に装着してみると、内側はちょうど耳にフィットするので僕の耳では落下の心配もナシ。耳から飛び出ずスッキリ収まるので、イヤホンを目立たせたくない人にも推奨できます。IPX7の防水対応なので耳栓と考えればスポーツ用も問題ナシ。

付属イヤーピースが背の低い完全ワイヤレス用タイプになっているところは、TaoTronicsのイヤホンですね。耳への接触が浅くストレスがないし、ケースにも納まりやすい形です。ただし、密着感はないので好き嫌いは出るかも。

小さなイヤホンなのでボタンはなく、タッチセンサーによる操作になります。左右どちらでも、1回タップで音量+/-、2回タップで再生/停止、3回タップで曲送り/曲戻しとひと通りの操作が可能です。

小ささは充電ケースまで。イヤホン本体も小さいのですが、本体だけで5時間再生、充電ケースを入れると合計20時間の再生と、一般的な再生時間は確保してきました。

そしてこの「SoundLiberty 77」、目玉はBluetoothチップベンダーAiroha社による左右同時伝送技術“MCSync テクノロジー”の搭載です。左右同時伝送技術を採用するライバル機は数機種ありますが、1万円を割り込むモデルでは初。左右同時伝送は音切れ問題の解決に期待大ですよね。

実際に僕が何日か身に着けてiPhoneと組合わせて電車に乗ったりと歩き回ってみましたが…、コイツ本当に音切れしません。

厳密にはたった一度、新宿駅南口の改札前で一瞬の音飛びがあったのですが、それ以外は全く途切れる気配ナシ。予想していた以上に安定しているので、秋葉原の電気街や混雑するホームを試してもド安定です。この音切れしにくさ、僕が今まで試した完全ワイヤレスイヤホンのトップグループに入るかも。しかも7000円という格安モデルで、こんなに接続安定性に優れた機種は初めてです。

iPhoneと組み合わせて音質もチェックしていきます。接続コーデックはAACコーデックにも対応します。

宇多田ヒカルの『あなた』では、歌声はナチュラルだしバスドラムの響きもライブ。良い意味で満遍なく音の情報をしっかり出します。BrunoMarsの『24K Magic』も低音に突っ走り過ぎず、歌声からリズムの刻み、楽器まで空間で鳴らすバランス型。耳に付く癖もなく7000円という価格も考えると合格点でしょう。

完全ワイヤレスの弱点だった音切れの問題を現時点で高いレベルでクリアしてきた「SoundLiberty 77」。完全ワイヤレスイヤホンの音切れ問題は価格帯問わず起きていたことですが、7000円で解決してくるとは驚きです。お手頃価格の完全ワイヤレスイヤホンを探している人には、2019年秋冬の定番としてオススメしたい一台です。

>> TaoTronics「SoundLiberty 77」

 

>> [連載]イヤホンレビュー

(取材・文/折原一也)

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