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防水ポーチにハンドルが付くだけでここまで便利になるのか!

&GP / 2019年10月15日 21時0分

防水ポーチにハンドルが付くだけでここまで便利になるのか!

防水ポーチにハンドルが付くだけでここまで便利になるのか!

仕事カバンに入るガジェットポーチが欲しい。

モバイルバッテリーやUSBメモリ、その他ケーブル類をまとめて収納したい。

そう思ってガジェットポーチを探していたところ、出合ったのがMILESTO(ミレスト)の「LAGOPUS WP ガジェットポーチ」(4950円)です。耐衝撃性を求めて探していましたが、このポーチをショップで見つけて、「防水性のほうが重要かも」と方針転換。実際に購入して使ってみると、これが大当たりだったんです!

防水性のあるポリウレタン素材を使用した「LAGOPUS WP」シリーズ。同じ素材を使ったリュックやボストンバッグなども展開しています。ガジェットポーチのサイズは、W220×H155×D75mmと意外と大きく、見た目以上に収納力アリ。後ほど紹介しますが、このポーチは単体での使用も想定されているので、ちょっと大きめなのかもしれません。

開口部のファスナーは止水仕様。ファスナープルのレザーにも撥水加工が施されています。防水設計なので、外ポケットなどは付いていません。また、ガジェットポーチなのにクッションも入っていませんが、もともと仕事カバンに入れて使う予定だったので問題なし。それよりも雨が降ったときの安心感を優先しました。カバンにじんわり水が染みてもガジェットは無事なほうが重要かなと。

左右と下部にはテープハンドルが付いていて、どの向きでもポーチを手に取れます。ということは、カバンに入れていてもすぐに引き出せます。バッグ・イン・バッグとしてはサイズが少し大きいですが、クッションが入っていない分、収納量にあわせてペッタンコになるので、そこまでかさばりません。

そして、なんといっても上部のハンドルが秀逸。一方はボディに縫い付けられていますが、もう一方にはナスカンが付いているので取り外し可能。これが使い方の幅を広げてくれるんです。

両サイドにDカンが付いているので、ハンドルが固定されている側のDカンに付けるとこんな感じに。手首にかけたりして、クラッチバッグ感覚で持ち運べるから、ポーチ単体でも使えます。ちなみに撮影時、ちょうど(笑)雨が降ってきました。

反対側のDカンに付けると、もういっぱしのバッグです。ハンドルが邪魔にならないので、バッグ・イン・バッグとして使うならこちらがおすすめ。

リュックやキャリーケースなどに付ければ、バッグの収納力が大幅アップ。防水だからこそ安心して外付けできますね。このハンドルと防水ポーチの組み合わせ、はっきり言って最強です!

ふと思いついたのが、クルマでの使用。ヘッドレストのアームに引っ掛けておけば、サングラスや財布の置き場所として重宝します。そしてクルマから降りるときは、ポーチごと持ち出せばOK。必要な荷物はすべてポーチに入っているというワケ。これすごい便利!

内装にはファスナーポケット、オープンポケット、ゴムベルトを搭載しています。モバイルバッテリーなどはベルトで固定、ケーブル類はオープンポケットに。USBメモリなどの小さな物はファスナーポケットに入れておくといいですね。

大きめサイズなので収納力があり、マウスなどのPC周辺アクセサリーを一式収納できます。カメラなども余裕で入れられるので、トラベルポーチとしても大活躍。MILESTOは旅アイテムを展開するブランドだから、トラベルに必要なガジェットをひとまとめにできるように作られているんですね。

あと、旅慣れた人に教わって「なるほど!」と唸ったのが、筆記具を防水ポーチに入れるという収納術。確かにノートは濡らしたくありませんよね。防水ポーチならこういった使い方もできるんです!

*  *  *

機能とデザインにこだわったトラベルアイテムを展開するブランドであり、PC系アクセサリーブランドではないMILESTO。だからこそ、アイデア商品を求めてショップに足を運んだのですが、これが吉と出ました。耐衝撃性はないものの、ナスカン付きハンドル+防水ボディによる使用シーンは無限大。今回紹介したクルマでの使用が本当に便利なので、もうガジェットポーチとしては使わないかもしれません(笑)。

>> MILESTO

 

(取材・文/津田昌宏)

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