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災害に備えて雨水を自動で貯められる大型タンクを!

&GP / 2019年11月10日 17時0分

災害に備えて雨水を自動で貯められる大型タンクを!

災害に備えて雨水を自動で貯められる大型タンクを!

防災への意識が高まっている昨今、定期的に防災グッズの見直しをしている方も多いのではないでしょうか? ただ、「備えなくてくては!」と構えなくても、最近は防災グッズも多様化し、日常的に使えるものがたくさん出ています。

福井県の日盛興産が開発した家庭用雨水タンク「RainHarvest」(6万6000円)もそんな商品。置いておくだけできれいな雨水が150リットル貯められるだけでなく、特許出願中の技術で貯めた水が腐らないような工夫がされているので、防災グッズとしても役立つ商品なのです。

従来の雨水タンクだと、満水だと新しい水が入りませんが、「RainHarvest」は新しい水を入れ古い水を捨てるシステムを備え、タンク内に水を腐らせないためのさまざまな工夫がなされています。

まず、「スパイラル給水管」により、強い雨の時には渦を生み出し、水が停滞しない仕組みに。また、ゴミ対策にもさまざまな工夫があります。タンク自体がまず、自然と中央にゴミが集まるすり鉢状の底形状になっていて、ドレン口(排水口)を開ければすぐにゴミが流せます。加えて、集水器にはフィルターが内蔵され、弱い雨の時に浮いたゴミを流すスリットを設置。強い雨の時には、溜まったゴミを吸い出すパイプも取り付けています。

この形状により、上と下から古い水を入れ替えるので、雨水が入れ替わる効率が高くなっています。

また、水圧に耐えるくびれたタンクの形状により、スッキリとした見た目ながら、貯水量は150リットル。これはトイレ30回分にあたります。普段は植物の水やりなどに使えてエコなだけでなく、断水時にはトイレなどの日用水を供給する防災用品としても役立ちます。

加えてスタイリッシュな見た目と、W60×H120×D60cmという家庭に置けるサイズ感などを評価され、2019年度グッドデザイン賞を受賞しています。

普段は植物の水やりや洗車、子供の水遊びなどに使えてエコなだけでなく、いざという時には日用水の確保手段として役に立つ雨水タンク。こういった身構えなくてもいい防災対応型の商品を生活の中に置いておくだけで、暮らしの安心感が増すのではないでしょうか。

>> トキラボ「RainHarvestレインハーベスト150リットル」

 

(文/&GP編集部)

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