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フロントオープンのスーツケースは「両開きよりラク!」と妻は言う

&GP / 2019年11月12日 21時0分

フロントオープンのスーツケースは「両開きよりラク!」と妻は言う

フロントオープンのスーツケースは「両開きよりラク!」と妻は言う

先日、妻が子どもを連れてママ友たちと旅行に出かけるということで、機内持ち込みサイズのスーツケースを購入しました。子どもと遠出すると、ジュースをこぼしたり、突然体調を崩したりと、道中に予期せぬ出来事が起こりがち。こんなことを想定しつつ、今後自分も使うことを考えてスーツケースを吟味。使い勝手とデザインの両面で選んだのが、ロジェールの「CUBO(キューボ)」Sサイズ(2万6000円/税別)です。

▲国内出張や小旅行に最適な機内持ち込みサイズのスーツケース。新幹線の棚にもすっきり収まる

ポリカーボネート製のスーツケース「CUBO」は、フロントオープン構造が最大の特徴です。購入した「CUBO S」のサイズは、約53×35.5×25cmの機内持ち込みサイズで、容量約37リットル。

カラバリも7色と豊富。実は当初ホワイトを買うつもりでしたが、在庫切れだったためグレーを購入。ホワイトはファスナーが黒になっていて、唯一2トーンデザインで格好いいんですよ。でも、このグレーもなかなか見かけない色味なので気に入っています。お洒落な雰囲気でしょ?

機内持ち込みサイズながらTSAロックが付いているので防犯性が高く、海外旅行にも活躍します。開口部はファスナー式で、通常のシングルファスナーではなくダブルファスナーが採用されています。ファスナーって、隙間にナイフなどを刺すとガバッと開く場合があるんですよ。でもダブルファスナーはシングルに比べて強度が2.5倍。国内旅行だと気になりませんが、海外旅行では防犯性は重要。ロジェールは海外のクリエイティブチームが手がけているので、こういった防犯意識が高いんです。

前面を開けると、そこは大きなフロントポケットになっています。これがすごく便利で、スーツケースに外ポケットがあるとないとでは大違い。チケットや財布などの小物を入れられるので、ミニバッグを持ち歩く必要がなく、身軽に移動できるんです。子どもがくしゃみをしても素早くティッシュを取り出せるし、道中の快適さがケタ違い。特に小サイズのスーツケースは常に持ち歩くので、ポケット付きがおすすめです。

スーツケースを立てまま使える点も◎。SサイズのみPC収納付きだから、国内出張にも大活躍。ハードケースなので安心して持ち運べるし、ビジネスバッグも軽くなる。素早く荷物を取り出せるので使い勝手が抜群です。

そして、このフロントポケット内側のファスナーを開くことで、メインコンパートメントにアクセスする構造になっています。ケースを立てたまま荷物を取り出せるので、移動中にアウターを取り出したり、駅で買ったお土産を入れたりもラクラク。新幹線での移動中、子どもがジュースをこぼしても、すぐに着替えを取り出せます。

ちなみに、ケースを立てまま荷物を取り出せるよう荷造りしてみると、意外と荷物が入らず…。容量は同じはずですが、横に寝かした状態のほうが荷物がたくさん入りました。これは上に積み重ねるよりも、ケースの奥行きを上手く使って、隙間なく収納できるからだと思います。なので、メインコンパートメントは横に寝かして荷造りし、すぐに取り出したいアウターなどは一番上(メイン室の前側)に収納するのがいいようです。

内側のファスナーを全開すると、開口部はしっかり開きます。

横に寝かした状態で全開にしても、フタ部分は180度に倒れず途中でストップ。省スペースで開けられて、また開閉しやすい。これが意外と使いやすいポイント。

▲内装にポケットが付いているなど小技も効いている

フタのみの開閉が可能なフロントオープン構造なので、狭い場所でも荷物を取り出せます。両開きのスーツケースと比べても半分のスペースで荷造り&荷ほどきができるから、出張時のビジネスホテルでも、ベッド横の狭いスペースで荷物を広げられます。また、荷物をケースいっぱいに詰め込んでも、フタを開閉するだけなのでラクチン。この開閉しやすさに妻も感動したようです。

前面からメインコンパートメントに直接アクセスできるなら、「周囲のファスナーは何?」という話になります。筆者も最初は、このファスナーを開くと両開きになるものだと思っていました。しかし、これはマチを拡張するファスナーだったんです。

ケース周囲に走っているファスナーを開くと、マチ幅が3cm広がり、容量が5リットルもアップします。お土産が増えても、洗濯物を丸めて収納しても入るはず。

大事なことを言い忘れていました。両開きのスーツケースとは違い、このケースは大きな一室構造なので、そもそも大型の荷物を入れやすいんです。例えば靴の箱なども潰さずそのまま入れられるし、お土産も箱の厚さを気にせず収納できます。このサイズのスーツケースでは入らないような大きな荷物もすっぽり。これもフロントオープン構造の大きなメリットといえますね。

▲予想を上回る収納力。そして省スペースで開閉可能。「邪魔にならないから」と、旅行から帰ってきて数日間この状態でした…

 

*  *  *

フロントオープンだから荷造りがラクで、移動中でも荷物を取り出しやすい「CUBO S」。フロントポケットは本当に便利だし、ケースを立てたままメインコンパートメントにアクセスできる点も◎。何より、両開きと違って開閉しやすいところが妻は気に入ったそう。旅行も楽しかったとのことで妻はご機嫌。これで我が家は安泰です(笑)。いい買い物ができました!

>> ロジェール

 

(取材・文/津田昌宏)

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