【もうすぐ出ますよ!注目の輸入車】VW「Tクロス」は走り&使い勝手が上出来で遊び心も満点
&GP / 2019年11月19日 19時0分
【もうすぐ出ますよ!注目の輸入車】VW「Tクロス」は走り&使い勝手が上出来で遊び心も満点
自動車業界におけるSUVブームは、日本だけにとどまりません。海外メーカーもSUVを続々と開発し、多彩なモデルをラインナップしています。
そうした流れの中、VW(フォルクスワーゲン)から新しいモデル「Tクロス」が登場。間もなく日本に上陸します。
世界的に注目を集めるコンパクトSUVのジャンルに新しい風を吹き込みそうなTクロスは、果たしてどんなクルマなのでしょうか?
■ポロと差別化してSUVらしい力強さをアピールするTクロス
間もなく上陸するTクロスは、同ブランドの定番コンパクトカー「ポロ」をベースとするコンパクトSUVで、プラットフォームを始めとする基本メカを共有しています。
とはいえエクステリアデザインは、ポロとは完全に差別化しています。押し出しの強い大きなフロントグリル、厚みのあるロアボディ、大径タイヤ、そして、フロントバンパーに始まり、フェンダーアーチ部とボディサイドを経てリアバンパーへと至る黒い樹脂製のボディパネルなどにより、SUVらしさをアピール。コンパクトサイズでありながら強い存在感を放ちます。
Tクロスのボディサイズは、全長4115mm、全幅1760mm、全高1580mm(いずれも日本仕様参考値)。ベースとなったポロが全長4060mm、全幅1750mm、全高1450mmですから、ベースモデルと比べて55mm長く、10mmワイドで、130mm背が高くなっています。
車内は、ポロと比較して格段に大きくなった全高を活かすことで、ゆとりある空間を生み出しています。中でも、「SUVにレジャーアイテムをたくさん積んで出掛けたい」という人にとって気になるラゲッジスペースは、ミニマムで385L、リアシートを前方にスライドさせれば455Lと十分の容量。さらに、リアシートの背もたれを倒すことで最大1281Lまで広がるなど、VWのSUVとしては最小サイズでありながら“使える”荷室を備えています。
一方、インテリアデザインは、ポロとの兄弟車であることを強く感じさせる仕立てになっています。ダッシュボード回りはポロと同様、水平基調の構成で、背の高さもあって、ドライバーの目の前には良好な視界が広がります。
また、中央上部の“特等席”にナビゲーションシステムなどを操作するためのタッチパネルを装備し、その下にエアコンなどの操作パネルを配置するなど、操作性にも配慮したレイアウトとなっています。
もちろん最新モデルだけあって、イマドキの使い勝手にも配慮。中央のタッチパネルでは、同社のオリジナルスマホアプリ“Appコネクト”を操作できるほか、スマホを置くだけでバッテリーをチャージできる“ワイヤレスチャージャ”も用意されています。
■“ユーロNCAP”で最高スコアを獲得した優れた安全性
先述したように、Tクロスはポロと基本メカを共有するコンパクトSUV。その分、走りへの期待も高まります。
“MQB A0”と呼ばれるプラットフォームは、VWがコンパクトカークラスのために開発したもので、軽量でありながら剛性が高いのが美点。また、ポロより地上高が40mmアップしていることなどから、より快適な乗り心地が期待できます。
初期の日本仕様に搭載されるエンジンは、1リッターの3気筒ターボで、トランスミッションはVW車ではすっかりお馴染みとなったデュアルクラッチ式の“DSG”のうち、7速タイプが組み合わされる見込みです。なお駆動方式は、FFのみとされています。
最新モデルだけあって、安全装備がかなり充実している点もTクロスの魅力です。MQB A0プラットフォームを採用したTクロスには、これまで上級セグメントのモデルにしか採用されていなかったアシストシステムを、多数搭載することが可能に。その結果、ヨーロッパで行われている自動車安全テスト“ユーロNCAP”において最高スコアを獲得するなど、Tクロスは優れた安全性を証明しています。そのほか、駐車をサポートしてくれる“パークアシスト”など、安心・便利な装備も用意されています。
ちなみに、初期に設定されるのは、日本上陸を記念した特別仕様車「TSIファースト」と「TSIファーストプラス」の2モデル。中でも、TSIファーストプラスのインテリアには、ボディカラーとのコーディネートを楽しめるポップなカラーリングのデコレーションパネルが装着され、シートにもカラフルな生地をあしらわれるなど、SUVならではの遊び心をプラスしています。
さらに、ボディカラーが8色用意される上に、TSIファーストプラスには、ドアミラーカバーとアルミホイールにアクセントカラーを採用した「デザインパッケージ」も設定。2グレード合わせて21種類もの内外装の組み合わせを実現しています。こうした選ぶ楽しみも、Tクロスならではの美点といえそうです。
(文/&GP編集部 写真/フォルクスワーゲンAG)
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