最新&高機能スマホの買いモデル9選【買って正解大賞】
&GP / 2019年11月25日 20時0分
最新&高機能スマホの買いモデル9選【買って正解大賞】
【特集:買って正解大賞】
あらゆる商品が溢れている日本にとって、目利きは重要。誰だって買い物で失敗したくないし、せっかくなら良いもの買ったと思いたい。今回はそんなアナタの “転ばぬ先の杖” になるべく、家電を中心に小さいものから大きなものまで、いま多くの人が気になっているであろうポイントや要望に、その道のプロがズバリ回答!
“ 買って良かった” と思えるアイテムを、ジャンル別にたっぷり紹介します!
(1)スマートフォン
(2)有機ELテレビ
(3)調理家電
(4)ロボット掃除機
(5)洗濯乾燥機
(6)IoT家電
(7)スティック掃除機
(8)スポーツウォッチ①
(9)スポーツウォッチ②
(10)クルマ
Q1:秋冬発売の高機能スマホどれが買い?
各社からこの冬商戦に向けたスマートフォンの最新モデルが発表されたけど、GoodsPress編集部&スタッフオススメの機種はどれ?
【回答者】
ガジェットライター
井上晃さん
スマートフォンやタブレット、スマ ートウォッチを中心に、最新ガジェットやモバイル関連サービスについて国内外を取材。雑誌やウェブメディアなどで記事を執筆している。
Twitter:@kira_e_noway
A1:この冬買うなら話題のふたつ折りスマホ「Galaxy Fold」で決まり!
タブレットのような大画面をズボンのポケットに入れて持ち運ぶ――。そんな夢を具現化したかのようなスマホが続々と登場している。
最注目は、auが10月下旬に発売した「Galaxy Fold」だ。同機はディスプレイにフレキシブルな有機ELを採用しており、手帳のようにパタッと画面を折り畳める。開いた状態で使えば画面サイズは7.6インチで、アスペクト比は4.2:3。マップや電子書籍を表示するにはうってつけだ。
対応アプリならば3つのウィンドウで同時に起動できることも魅力と言える。春に不具合を指摘され、発売を延期した経緯があるものの、既に保護シートやヒンジ部の設計は改善されており、耐久性への過剰な懸念も不要だろう。ただし、約24万円という価格のため、まだ誰もが気軽に手を伸ばせるという代物ではないことも事実だ。
また、ソフトバンクが12月下旬に発売する「LG G8X ThinQ」は、ディスプレイを備える同梱のケースを使うことで2画面化できるという特徴を持つ。シームレスな1枚の大画面ではないものの、複数アプリを同時に起動してマルチタスキングできるメリットは、こちらも共通する。いずれにせよ今後も目が離せないジャンルだ。
1. 画面だけじゃない納得のハイエンド仕様
Galaxy
「Galaxy Fold」(24万5520円)
7.3インチ・2152x1536ピクセルの有機ELディスプレイを搭載。画面を保護するように内側に折り畳む構造を採用する。折り畳んだ状態でも4.6インチのHD+ディスプレイを表示でき、片手でも扱いやすい。側面には指紋センサーを備える。CPUはSnapdragon 855で、12GB RAM、512GB ROMを備える。背面カメラは望遠・広角・超広角というトリプル構成だ。防水・防塵には非対応。
▲谷折りで折り畳める。重量は約276gあるが画面の大きさを考えれば許容範囲
▲角度にもよるがつなぎ目や折り目の線は目立たない。美しい表示を大画面で満喫可能
▲カメラは計6つ。背面は約1600万画素の超広角、約1200万画素の広角・望遠を搭載
約276gの重量をずっしり感じつつも、画面を横に並べるマルチタスキングは魅力。スタミナも4380mAhのバッテリー故に安心です(井上さん)
■これから登場予定の注目機種も要チェック!
▼マルチタスクが便利なフラグシップモデル
LGエレクトロニクス
「LG G8X ThinQ」(価格未定 12月上旬以降発売予定)
LGのフラグシップモデルで、本体と同じく約6.4インチのディスプレイを備えたケース「LG デュアルスクリーン」を装着し、2画面モデルとして使える。ワンセグ・フルセグに対応するので、手元でテレビ番組を視聴しながらSNSを開くような使い方もオススメだ。CPUにはSM8150を搭載し、6GBのRAMと64GBのROMを備える。質量は本体のみで約193g、ケース装着時は約331g。
▲専用ケースを駆使すれば、複数のアプリをフルサイズのウィンドウで並べて表示できる
▲専用ケースから取り外すだけで、1画面のスマホとして使うことも可能だ
メインスクリーンはおサイフケータイやIPX5/IPX8・IP6Xの防水・防塵性能を備える。普段使いのスマホとしてもあり!(井上さん)
Q2:折り畳む良さは分かったけど、それ以外の最新スマホってどうなの?
続々と新機種が発表されているけれど、正直全部同じに見えちゃって。買い替えるならどんな機種がおすすめなの?
A2:ひと目ではわからない十人十色の魅力があります!
[話題性重視]
2. 国内版もeSIMに対応したGoogleの最新機種
Google
「Google Pixel 4」(8万9980円~)
シングルカメラだった「Pixel 3」に対し、「Pixel 4」はデュアルカメラを搭載。90Hz駆動で滑らかに表示されるディスプレイを採用した。さらに国内モデルもeSIMに対応し、物理カードを挿入せずとも通信プランを追加できる。画面に触らずとも操作できる注目の機能「モーションセンス」を来年春に実装予定。
SPEC
●メモリ:6GB RAM/64・128GB ROM
●ディスプレイ:約5.7インチ
●カメラ:約1600万画素(望遠)/1200万画素(広角)
●バッテリー:2800mAh
▲機械学習を活用したカメラも進化。三脚などに固定すれば、星空の撮影も行える
▲背面カメラは1600万画素・F/2.4の望遠カメラと1200万画素・F/1.7の広角カメラを搭載
これまでソフトウェア処理の巧みさを生かしたPixelシリーズでしたが、同機ではハードウェアにも注力されている印象に(井上さん)
3. 動画を撮る人ならば今季のiPhoneは狙い目
Apple
「iPhone 11 Pro」(10万6800円~)
背面のマットなガラスの質感が美しい。カメラは視野角120度の「超広角」を加えたトリプル構成。超広角以外の広角・望遠カメラでは、暗所でも明るく撮影できる「ナイトモード」が使えるようにもなった。一方、「3D Touch」は同シリーズから廃止され、一部操作が長押しへと統一された。
SPEC
●メモリ:非公開 RAM/64・256・512GB ROM
●ディスプレイ:約5.8インチ
●カメラ:約1200万画素(広角・望遠・超広角)
●バッテリー:ビデオ再生で最大18時間
▲新たに1200万画素・f/2.4の超広角カメラを搭載。望遠もf/2.0になり明るくなった
▲スペースグレイ、シルバー、ゴールドに新色ミッドナイトグリーンを追加した4色展開
iOSの使い勝手はそのまま、超広角撮影の楽しめるように。バッテリー持ちがXSから約4時間UPしたのもポイントです(井上さん)
【スペック重視】
4. 付属のペンでテキストの手書き入力ができる!
Galaxy
「Galaxy Note10+」(実勢価格:12万1200円前後)
内蔵の「Sペン」で書いた文字を瞬時にテキストデータ化できるテキストエクスポート機能を新しく搭載。6.8インチのディスプレイは、上端の中央部分でインカメラ部分をくり抜いたパンチホール式でベゼルも薄い。
SPEC
●メモリ:12GB RAM/256GB ROM
●ディスプレイ:約6.8インチ
●カメラ:約1600万画素(超広角)/1200万画素(広角・望遠)
●バッテリー:4300mAh
手書きをデータとしても出力できるため手書き派には重宝します(井上さん)
5. 動画やゲームも快適に楽しめる軽量モデル
SHARP
「AQUOS zero2」(価格未定 2020年1月下旬以降発売予定)
6.4インチのディスプレイを搭載しつつも、マグネシウム合金フレームを採用することで143g(暫定値)という軽量さを実現。120Hzで表示を更新する合間にそれぞれ黒画面を挿入して、残像によるブレも低減する。
SPEC
●メモリ:8GB RAM/256GB ROM
●ディスプレイ:約6.4インチ
●カメラ:2010万画素(超広角)/1220万画素(広角)
●バッテリー:3130mAh
タッチの反応の良さや、放熱性能などもよく、ゲームにオススメ(井上さん)
6. 縦長スリムなデザインが印象的&持ちやすい!
ソニーモバイル
「Xperia5」(実勢価格:8万7900円前後)
21:9のシネマワイドディスプレイを搭載。ゲームをプレイしながら高速連写のスクリーンショットや、攻略法の検索といった機能も用意されている。望遠・標準・超広角のトリプルレンズカメラを備え、こだわりの撮影も行える。
SPEC
●メモリ:6GB RAM/64GB ROM
●ディスプレイ:約6.1インチ
●カメラ:1220万画素
●バッテリー:3000mAh
幅68mmで持ちやすく、約164g。 Xperiaユーザーなら今季の狙い目(井上さん)
【コスパ重視】
7. 音質にもこだわった音楽鑑賞にオススメな1台
SHARP
「AQUOS sense3 plus サウンド」(価格未定 12月以降発売予定)
auで発売される「AQUOS sense3 plus」の派生機種で、パイオニアブランドのaptX HD対応ワイヤレスイヤホンが同梱される。シリーズ最大となる4000mAhバッテリーや、6GBメモリが特徴だ。CPUはSnapdragon 636。
SPEC
メモリ:6GB RAM/64GB ROM
ディスプレイ:約6.0インチ
カメラ:1310万画素(超広角)/1220万画素(広角)
バッテリー:4000mAh
背面カメラは2眼で、流行りの広角撮影も楽しめます(井上さん)
8. 4眼カメラと大容量バッテリーを搭載!
OPPO
「OPPO A5 2020」(2万6800円)
2万円台で買えるSIMフリースマホでありながら、4眼のアウトカメラを備え、超広角撮影や夜間撮影にも対応する高コスパモデル。 5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、「リバース充電」機能も使用可能だ。
SPEC
●メモリ:4GB RAM/64 ROM
●ディスプレイ:約6.5インチ
●カメラ:約1200万画素(標準)/800万画素(超広角)/200万画素(ポートレート、モノクロ)
●バッテリー:5000mAh
2台目で購入して、モバイルバッテリーを兼ねて使うのもあり(井上さん)
9. 誰もが使いやすい仕様のハイコスパモデル
Galaxy
「Galaxy A20」(実勢価格:2万1400円前後)
5.8インチのHD+ディスプレイを搭載。IPX5/8・IP6Xの防水防塵性能、ストラップホールなどを備えるなど、スマホ初心者にもオススメな仕様でありながら、シンプルなデザインを採用する。FMラジオにも対応。
SPEC
●メモリ:3GB RAM/32GB ROM
●ディスプレイ:約5.8インチ
●カメラ:約800万画素
●バッテリー:3000mAh
スマホデビューを考える人へのプレゼントとして有力な一台かも(井上さん)
>> 【特集】買って正解大賞
本記事の内容はGoodsPress12月号19-21ページに掲載されています
(文/井上晃 写真/松山勇樹)
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