本当に任せっぱなしにできるロボット掃除機4選【買って正解大賞】
&GP / 2019年11月28日 20時0分
![本当に任せっぱなしにできるロボット掃除機4選【買って正解大賞】](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/goodspress/goodspress_265813_0-small.jpg)
本当に任せっぱなしにできるロボット掃除機4選【買って正解大賞】
【特集:買って正解大賞】
あらゆる商品が溢れている日本にとって、目利きは重要。誰だって買い物で失敗したくないし、せっかくなら良いもの買ったと思いたい。今回はそんなアナタの “転ばぬ先の杖” になるべく、家電を中心に小さいものから大きなものまで、いま多くの人が気になっているであろうポイントや要望に、その道のプロがズバリ回答!
“買って良かった” と思えるアイテムを、ジャンル別にたっぷり紹介します! 今回はロボット洗濯機!
(1)スマートフォン
(2)有機ELテレビ
(3)調理家電
(4)ロボット掃除機
(5)洗濯乾燥機
(6)IoT家電
(7)スティック掃除機
(8)スポーツウォッチ①
(9)スポーツウォッチ②
(10)クルマ
Q1:ロボット掃除機は本当に任せっぱなしにできる?
ロボット掃除機と言っても、やはりゴミの取り残しはありそう。床に置いた物の片付けや段差がある場所を塞いでおく必要がある印象で、本当にお任せにできないのでは?
【回答者】
家電+ライフスタイルプロデューサー
神原サリーさん
新聞社勤務、フリーライターを経て独立。広尾にキッチンを備えた家電アトリエを構える。家電分野を中心に幅広い媒体での執筆や商品企画、コンサルティングなどを手がける。テレビ出演も多数
A1:高性能なセンサーやマッピング機能で複数の部屋もしっかり掃除!
ここ7〜8年ほどで着実に家庭に浸透してきたロボット掃除機。その間に徐々に高性能化し、使い勝手は格段に上がってきた。初期モデルは「帰宅すると家具にぶつかって止まっている」「部屋の隅にゴミが残っている」という声も聞こえたが、最新モデルはこうした課題を確実にクリアしている。
「センサーやマッピング機能が進化して、障害物を賢く避けたり、部屋の隅々まで効率よく掃除できたりするようになりました。数年前のモデルで不満を感じていた人も最新モデルなら便利さを実感できるでしょう」
神原さんがそう語るように、近年はどのモデルも共通でセンサーが進化。高精度なセンシングを利用して部屋の形状や家具の位置を記録し、効率良いルートで掃除するようになった。
さらに代表モデル「ルンバ」の上位機は、ゴミの自動収納機能も採用。ダストボックスのゴミ捨て頻度を劇的に減らし、自動化の度合いが増している。
「ルンバの上位モデルは、床拭きロボット「ブラーバ ジェットm6」との連動機能も備え、2台をスマホアプリで組み合わせるとゴミの吸引から床拭きまで自動で行ってくれます。ここまでやってくれると、掃除の手間をかけなくても、毎日きれいな床で生活できるようになりますね」
こうした連動機能はルンバだけだが、他のモデルもスマホを使った便利機能が充実。遠隔操作や掃除するスケジュールやエリアの設定など、大半の操作をスマホで行える。手元操作だけで満足できる床掃除ができるようになったのだ。
1. 賢くしっかり掃除してくれてゴミ捨ての手間も軽減
アイロボット
「ルンバ i7+」(実勢価格:14万3000円)
吸引力とマッピング性能を高めた最上位モデルと、充電台とゴミ収集を兼ねたクリーンベースを同梱。2cm程度の段差なら軽々と乗り越え、2本のゴム製ブラシが連携して床のゴミを浮かび上がらせて取り除く。専用アプリによる遠隔操作などにも対応。最大稼働時間は約75分。
▲掃除終了後に自動でゴミをクリーンベースに排出
▲細い椅子の足周りなども回り込みながらもきっちり掃除する
▲壁際のゴミもサイドブラシでしっかり掻き込む
▼マッピングとスマホ連携がお任せのカギ
専用アプリは、遠隔操作や清掃状況の確認、スケジュール設定、メンテナス情報の確認などに対応。清掃後のマップを表示でき、清掃エリアや時間も確認できる。
フロアマップと清掃状況を学習する機能を搭載。家中の間取りや家具の位置などを細かく学習して記憶し、ひと部屋ずつ効率よく清掃するルートを判断できる。
▼最新ブラーバと連携させれば拭き掃除もお任せでOK
アイロボット
「ブラー バジェットm6」(実勢価格:7万7000円前後)
床拭きロボット「ブラーバ」の最上位機は、ルンバ上位モデルとの連動掃除に対応。専用アプリで設定すると、ルンバの掃除終了後に自動でブラーバが動き始める。2台そろえれば毎日すっきりした床で過ごせるのだ。
2. サイクロン技術+学習機能で部屋の隅々まできっちり掃除
ダイソン
「Dyson 360 Heurist」(実勢価格:11万円前後)
スティック掃除機でおなじみのサイクロン技術を採用。独自のマッピング機能で360度を見渡しながら自律的に現在地を把握し、パワフルな吸引力で隅々まで掃除する。スマホアプリでの操作にも対応。最大稼働時間は約75分。
▲掃除しながら部屋のマップを記録し、情報を更新しつつ室内環境を学習。部屋に適応しながら最適な掃除方法を判断する
3. 室内のエリアを区切って掃除したい場所を自由に選択
エレクトロラックス
「PUREi9.2」(実勢価格:13万円前後)
部屋全体をマッピングし、床上のコード類などを3D検知して賢く避けるモデル。スマホアプリで掃除エリアを選べる機能が加わり、キッチンやリビングなど、エリアを区切って運転できるようになった。最大稼働時間は約120分。
▲部屋にある家具や物、段差などを正確に把握し、距離を測定しながら移動。暗い部屋でも障害物にぶつからず掃除できる
4. 3種の障害物検知センサーで部屋の形状や家具をしっかり検知
パナソニック
「RULO MC-RS520」(実勢価格:11万円前後)
部屋の隅までブラシが届く三角形状が特徴的なモデル。3種類の障害物検知センサーを備え、約2cm幅の障害物まで検知可能。ハウスダストまで検知するセンサーで、パワーを切り替えながらしっかり掃除する。最大稼働時間は約100分。
▲専用アプリでは遠隔操作に加え、1週間のスケジュールを登録可能。ライフスタイルに合わせて掃除モードや時間を設定できる
>> 【特集】買って正解大賞
本記事の内容はGoodsPress12月号30-31ページに掲載されています
(取材・文/高橋智 写真/湯浅立志<Y2>)
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