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スリッパ音が階下に響く問題を解決する部屋履きを見つけました

&GP / 2019年12月1日 21時0分

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スリッパ音が階下に響く問題を解決する部屋履きを見つけました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

寒くなってくると気になるのが床の冷たさ。“三つ子の魂百まで”で、帰宅するとすぐ靴下を脱いでしまう人間にとって、冬のフローリングやクッションフロアは冷たすぎる! 苦行です。

なので昨冬までは、家の中ではユニクロの「ルームシューズ」(990円/税別)を履いていました。

▲履き古したモノはとてもお見せできないので、今シーズン用に新調した「ルームシューズ」を…

今年もこれで冬を乗り切るかな、と思っていたんですが、実は気になることが…。それが床バタバタ音。最近、上の部屋で人の入れ替えがあったらしく、新しい人が入居して以来、なんだか歩く音が気になるようになったんですよね。

“人の振り見て我が振り直せ”で、自分の足音を気にしてみたところ、「ルームシューズ」って実は結構パタパタしてるかも、となり…。

そこで、以前&GPで紹介した際に「これイイな」と思っていた、靴下のような部屋履き、グンゼ「CAL-PA 軽ッパ」(1000円/税別)を購入してみました。そして実際に履いてみたところ、パタパタ音がない! しかも他にもいろいろ利点があったんです。

[関連記事]軽~い!でもサクサク脱ぎ履き!靴下生まれのルームソックスが気持ちイイ!

 

■3つの推しポイント

靴下も手掛ける老舗インナーウエアメーカー、グンゼが作った「軽ッパ」は、靴下の編み機で作られた“スリッパ”です。

とはいえ、フォルムは靴下そのもの。

生地は厚めで靴下よりは硬い。これには理由があります。

脱いでも、ふにゃっとしないんです。そのため、靴下のようにいちいち手で持たなくてもスポッと足を入れられます。だから“スリッパ”なんですね。靴下じゃ、こうはいきません。

底部分も、見た目は靴下ですが、滑り止めのゴムが付いています。キレイに掃除されたフローリングでツルンとなる心配はありません。

そして靴下ではなくスリッパでもない「軽ッパ」ならではの、おっこれいいじゃん、と感じた3つのポイントがあります。

 

【推しポイント01】中敷き入り

カタチが崩れない理由のひとつが、この中敷き(もうひとつは、硬めの生地です)。実際に手にするまでは知らなかったんですが、取り外しできる薄手の中敷きが付属しています。かなり薄いのでクッション性はさほどありませんが、靴下履きだとダイレクトに感じる床の硬さや冷たさは、かなり軽減されます。

 

【推しポイント02】洗濯できる

実は洗濯ができます。もちろん中敷きは取り外しましょう。素足で履くことが多いと考えると、やっぱり洗いたいですよね。洗濯機に入れてガシガシ洗えるのはポイント高し!(洗う際はネットに入れた方がいいかもしれません)

 

【推しポイント03】かかとを引っ掛けたり踏んだりできる

スリッパ最大の利点はスポスポ履けること。一方の「軽ッパ」は、かかと部分に多少の引っかかりはあるのですが、踏んづけても履けます。帰宅時にいちいちかかとを引っ張り上げるのって面倒だから、これはうれしい。

▲大体このような状態で帰りを待ってくれています…

なので、スリッパのようにスポッと履けるのは助かります。

もちろん、かかとを引っ掛けることもできます。

■ユニクロ「ルームシューズ」との違い

では、いわゆるスリッパ形状のユニクロ「ルームシューズ」と「軽ッパ」は何が違うのでしょうか。

「ルームシューズ」はソールがかなり厚いことが分かります。

そして底面は、靴下のような「軽ッパ」と比べると、さすがにちょっと硬め。

そして最大の違い、それが形状です。

足の甲に当たる部分に注目。「軽ッパ」は靴下と同形状なので、足首部分まで覆うようなカタチになっています。

一方「ルームシューズ」は、甲の途中までしか覆いません。でも、だからこそスポスポ履けるという利点があります。

実はここにパタパタ音の原因があったんです。

「軽ッパ」の場合、底面も靴下に近い編み上げの素材だということもありますが、かかとを引っ掛けると、足にしっかりフィットします。また中敷きもちゃんと曲がるので、歩行時に足を上げた際にも靴下のように足にくっついています。

しかし「ルームシューズ」は、さすがに足にフィットとまではいきません。そのため、歩行時は足の下に隙間ができ、着地は<スリッパ>→<足>となります。この、先にスリッパのかかと部分が着地する時に音が出るんです。

たしかに底が厚い方が、床の固さを感じることなく快適に過ごせます。もちろん、下にも部屋がある集合住宅ずまいとしては、足音を気にしながら家の中を歩くのは当然の話。でも、疲れている時など、ちょっと雑に歩いてしまうこともあるんですよね…。そんな時でもパタパタ音が出ないのは助かります。

かかとを引っ掛ける動作は必要ですが、ちゃんと足先を冷えから守ってくれて、かつパタパタ音が出ない。それって部屋履きとして優秀なんじゃないかと思うんです。「軽ッパ」は、住宅事情に配慮した新しい部屋履きなのかもしれません。

サイズはメンズで25-26と26.5-27.5の2種類、レディースで22-23、23.5-24.5の2種類が用意されています。どのサイズも表記サイズより少し大きめに作られています。だから、ジャストサイズでもスポッと履けますよ。

ちなみに暖かさでいえば、断然ユニクロの「ルームシューズ」に軍配が上がります。下に音が響く心配がない家の人や、ちゃんとパタパタ音を出さずに歩ける人ならオススメです。

>> グンゼ

 

(取材・文/円道秀和<&GP>)

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