GoodsPress３月号「懐かしさだけじゃない！今遊びたいRCカー ベスト６

1月は行って、2月は逃げて、3月は去って…といいますが、本当にあっという間に1月は行ってしまいました。“行く”いえば、2月6日発売の『GoodsPress』で特集しているRC（ラジコン）カーもビューッと走って行きます。

ということで、今回の大特集は「今だから夢中になれる、RCカー（再）入門」です。

 ■30年前のラジコンカー名機が復活！

遡ること30年ほど前、バギーを中心とするラジコンカーブームがありました。当時、無線という概念がまだ乏しかった子どもの頃、プロポの操作に合わせて思いのままにコントロールできるRCカーは、さながらテレビの向こうにいるロボットヒーローのようでした。

とはいえ当時は高嶺の花で、なかなか手を出せなかったのも事実です。あれから30年。当時人気だったモデルが復活したり、機能は進化し、遊ぶ場所に合わせたラインナップが増えたりして、楽しみの幅が広がりました。

そこで今回は、遊んだ楽しい！　今欲しい！　RCカーベスト6をご紹介します。

1.タミヤ
ポルシェ911　カレラRSR

大きく張り出した前後のフェンダーに、レースではお馴染みのマルティニカラーをまとった「ポルシェ911カレラRSR」。1973年のレースを席巻した、グループ4のワークス仕様で、今見てもかっこいい。ボディはポリカーボネート製

2.京商
1/10トマホーク

1983年に登場し、国内外のオフロードシーンで活躍した名バギー。オリジナルモデルをそっくり再現したのではなく、現在のRC事情に合わせて最新パワーソースを搭載できるよう各部をブラッシュアップしています。走らせて楽しい1台です

3.タミヤ
1/10 Honda シティターボ、1/10 ワイルドウイリー２

1983年に登場したHondaシティターボのレース仕様と、ワイルドウイリスをコミカルにアレンジ。ウイリー走行をしてもひっくり返らないよう、後部に補助輪を搭載しています。ボディは耐衝撃樹脂製で、ヘルメットをかぶったドライバーも同梱。作る楽しさもあります。ちなみに、ワイルドウイリー2の当時の名前は「ワイルドウイリス」で、グリルは縦にスリットが入っていました。

4.京商
1/10 ダッチ　チャージャー 1970

昔はなかったカテゴリーのアメリカンな1台。外観重視のモデルに見えますが、なんとシャフトドライブ式の4WDマシンです。低重心のボディに異物の侵入を防ぐ密閉式のミッションボックスを搭載するなど、走りも堪能できます。

5.ヨコモ
1/10　ドリフトパッケージ

実車じゃなかなかできませんが、これなら『イニシャルD』ばりのドリフトが楽しめるRCカーが、「ドリフトパッケージ」シリーズです。ドリフトだけなら比較的簡単で、基本操作を習得すればマシンを自在に操れるのでクセになります。

 

6.AXIL
1/10 ジープ・ラングラー
レイス ポイズンスパイダー RTR

アメリカ生まれのロッククローリングを、1/10のRCにしたのが「RCクローラー」。大きくて柔らかいタイヤと足回りで、岩場を楽々と登っていくのが魅力。どこでも走らせたくなります。どれだけのところを登れるかは以下の動画をどうぞ！

（文／GoodsPress編集長 澤村尚徳）