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ボリューム感満点がトレンド!今年話題をさらったアウトドアブランドのダウン5選【2019年まとめ①】

&GP / 2019年12月28日 7時0分

ボリューム感満点がトレンド!今年話題をさらったアウトドアブランドのダウン5選【2019年まとめ①】

ボリューム感満点がトレンド!今年話題をさらったアウトドアブランドのダウン5選【2019年まとめ①】

冬の防寒具として、中わたにダウンを使ったアイテムがここ数年のロングセラーとなっています。当初は「モンクレール」や「カナダグース」といったブランドが人気を集めました。その後、薄手のダウンが大きな話題となったのは記憶に新しいところ。セーター感覚で気軽に着用でき、それでいて暖かく軽量なインナーダウンは、コンサバな人たちへもダウンの魅力を知らしめた立役者といえるでしょう。

では、2019年のトレンドは何だったのでしょうか? ひとことで言えば「ボリューム感満点のダウンアウター」が人気を集めたといえます。背景にあるのは、ファッションの90年代リバイバル。トップスにオーバーサイズのアイテムを取り入れ、ボトムは細身を合わせるメリハリのあるシルエットが街を席巻しました。そんなオーバーサイズシルエットの流れを受けて、ボリューミーなダウンアウターが人気となったのです。それも、本格的なアウトドアブランドのものがよく売れました。というのも、機能性を詰め込んだハイテク感のあるスポーティなデザインが、トレンドにマッチしたのです。

ちなみに、アウトドアブランドが作るボリューミーなダウンといえば、極寒地仕様のモデルを指します。襟元までパンパンにダウンが封入されたアウターは、とにかく保温性が圧倒的。タウンユースとしてなら、インナーは下着とシャツの2枚程度で済んでしまうほどです。しかし、見た目はボリューミーでも着用感はタイトなので、インナーに厚手のものを着ると窮屈に感じてしまうかもしれません。室内ではラフに薄着で、外に出るときはボリューム満点ダウンアウターで暖か、そんな冬が過ごせます。

1.今年のトレンドを代表する秀逸モデル

マウンテンハードウェア
「アブゾールゼロパーカ」(9万7900円/税込)

「絶対零度」という名前が付けられたマウンテンハードウェアのダウンアウターは、お尻がすっぽりと隠れるほどのビッグシルエットで人気です。本格仕様ながらセレクトショップなどでも扱われており、今年のファッションアイコンにもなっています。

確かに街着としてはビッグですが、ハードな登山において足元の視野を確保するため、バタつきを抑えた、フィット感の高い設計となっています。これでも十分にタイトなフォルムであるというのは、アウトドアブランドならでは。

素材には、耐久性の高いオリジナルの防水透湿素材“ドライQ”を採用。また、ダウンの繊維に耐久性の高い撥水処理を施すことで、水に濡れてしまっても保温効果をキープする仕掛けがなされています。親指を通してズレを防ぐサムホール付きなので、袖口から雪や風が侵入することも抑えられ保温性抜群。サスティナブルであり、人道的に飼育され、無理な羽毛採取もされていないことを証明するRDS認証ダウンということもポイントです。

>>マウンテンハードウェア

2.コーディネートしやすくスマートに着こなせる

カリマー
「ネビス パーカー」(6万3800円/税込)

イギリス発の総合アウトドアブランドであるカリマーのダウンアウターは、厳冬期登山に対応するモデル。ダウンを仕切るステッチが表に見えないデザインのため、街着としてもすっきりとした印象を与えることができます。また、襟口とフードが一体化されている点も、スタイリッシュに見えるポイント。

着丈は、お尻が半分ほど隠れる程度の短めデザイン。これはクライミング用のハーネス干渉を防ぐためです。素材には防水素材を採用。背面と袖裏には、ソフトシェルのようなストレッチ性と通気性を有する“ポーラテックネオシェル”を使っています。ゆえに、腕の上げ下げなどのアクティブな動作をしてもストレスがありません。袖口はハンドゲーター付きなので、雪や風の侵入を防ぐことができるのも魅力です。

なお、ダウンには650フィルパワーのものを使用しているので、暖めた空気をしっかりとホールドしてくれます。

>>カリマー

3.サスティナビリティに関してもこだわりのある一着

パタゴニア
「メンズ・フィッツロイ・ダウン・パーカ」(6万2700円/税込)

フィッツロイ・ダウン・パーカは、ステッチ幅が広めなクラシックなデザインが魅力です。生地感も見た目もツルッとしており、スポーティになりすぎないので幅広いスタイルに合わせることができます。大きめのフォルムなので、街着として旬なオーバーサイズコーディネートが楽しめるという点も魅力のひとつです。着用感もタイトではないので、厚手のニットなどを着ても窮屈に感じることはありません。また、耐久性撥水加工済みの軽量で丈夫なナイロンを使用しているので、驚くほど軽い着心地で快適です。

環境問題に熱心に取り組んでいるパタゴニアだけに、ダウンには無理な飼育や羽毛採取がされていない、認証済みのものを採用しています。さらに、染料や化学物質が有害でないことを証明するブルーサイン認証も。ファッション界でも大きなキーワードとなっている、サスティナビリティにおいては十分過ぎるほどの対応がなされている点も好感が持てます。

>>パタゴニア

4.高機能・高品質なのに驚きのプライス

モンベル
「ベンティスカダウンジャケット」(2万9480円/税込)

肩口から袖にかけて耐久性の高い生地に切り替えられた、オーセンティックでスポーティな印象の一着です。極寒地仕様のダウンアウターには珍しく、フードが取り外せるのもポイントです。フードのボリュームはかなり大きいため、街で使う際には外しておいたほうがすっきり見えるでしょう。

素材には世界最高レベルの撥水加工を施しており、雪が付着しにくいというのも魅力です。また、モンベルが誇る800フィルパワー以上の超高品質ダウン「EXダウン」を採用。これはダウンボールが大きく、小羽枝の密度が高いため、熱の動きを遮断する空気層が豊富に生まれるという特徴があります。それでいて、3年の保証サービス付き。さらに、3万円を切る価格というのも驚きです。これはかなりお買い得な商品といえるでしょう。

付属のスタッフサックに収納すれば、∅18×22cmというコンパクトサイズになるので、旅にでも気軽に持ち運ぶことができます。

>>モンベル

5.北欧らしいデザインセンスと高級感が魅力

ノローナ
「リンゲンゴアテックスインフィニウム850フードジャケット」(6万4900円/税込)

ノルウェー発のアウトドアブランドであるノローナは、高い機能性のみならず、北欧らしいデザイン性の高さで人気。このジャケットも、ステッチ幅が狭く、ウェストラインが絞られたスマートなデザインが特徴です。マットな色味も手伝って、上品さや高級感を求める人にはぴったり!

素材には、ゴアテックスのメンブレン(フォルム)をそのまま表地にした「ShakeDry」を採用。そのため、水分が表地に浸透してしまって重くなる、冷たくなるといった悩みからも解消されます。また、ダウンには850フィルパワーの高品質なものを使用。こちらも、人道的に飼育され、無理な羽毛採取もされていないことを証明するRDS認証ダウンなので、気兼ねなく着用できます。

透湿性が高く、480gと軽量なモデルなため、街着としてだけでなく、雪山登山やスキー、スノーボードといったアクティビティでも軽快に使えます。

>>ノローナ

>> [特集]2019年まとめ

(取材・文/富山英三郎 セレクター/スタイリスト近澤一雅)

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