ユニクロ強し！「買ってみた！使ってみた！」2019年間ランキングTOP10

&GP編集部員4人が持ち回りでひっそり続けている「買ってみた！使ってみた！」。それぞれが気になるものや必要なものを実際に購入しレポートするというシンプルかつストレートな企画なのですが、実は最も楽しみにしているのも編集部員だったりします。

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日曜日に公開されるので、月曜日はいつも前日に公開された誰かの「買ってみた！使ってみた！」の話題で始まります。つっこまれ、説明し、たまに褒められ、たまにドヤる。自分で撮影するので、写真の腕もちょっぴり上がったのではないかとそれぞれが密かに自負しているのではないかと思うこの連載企画の1年間を振り返り、ランキングを作成しました。

多くの読者に刺さった記事はいったい何なのか。それではトップ10の発表です。

1位　ユニクロ「シームレスダウンパーカ」

暖かくて使い勝手がいいユニクロのダウンが栄えある1位を獲得です。「とにかく軽くて重宝してます」（三宅）というように普段からよく着ているのですが、この記事公開後に会った人から「あ、それ、あの記事のやつですよね」と言われるとボヤいていました（笑）。それだけ読まれたということなので、素直に喜べばいいのではないかと。また、自分がいま最もハマっている釣りと時計をしれっとぶっこんでくるあたりに、個人的感が出まくっている点が、個人的に気になりました。

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2位　無印良品「頑丈収納ボックス」

2位には無印良品の隠れたロングセラーがランクイン。実はこれ、色違いで別メーカーからも発売されていて（要するに作っているところはいっしょ）、3種類購入しているというのが記事を読むと分かります。「白いからアウトドアに持っていくと汚れが目立つかな」（三宅）とのことですが、軽くて持ち運びやすくて重宝しているそうです。「ステッカーチューンしたいから」と、編集部アウトドア担当（澤村、円道）からステッカーを半ば無理やり徴収していったくせに、なんだか貼り方がイマイチ…、なんて思ったけど言えなかったことを、せっかくなのでここで言っておきます。

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3位　コールマン「トレイルヘッドⅡ」

アウトドアにハマっている記事担当者がさんざん悩んだ末に決めたコールマンのUSA仕様のコットが3位にランクイン。当初、家でも使おうと思っていたそうですが「外国人サイズだから横幅が広い。アウトドアではいいけど、インテリアだと場所を取りすぎるかな」（三宅）と、結局は使っていない模様。とはいえ、アウトドアでゆったり余裕のある寝床を確保できるっていいかも。しかも頑丈だし。テンション（張り）のゆるいコットって、寝心地悪かったり安心して眠れなかったりしますもんね。

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4位　L.L.Bean「グローサリー・トート」

「この記事が人気だったのはネギだね、ネギ」と言われまくったキャンバストートが4位。撮影用にバゲットでも買おうかなと思ったのですが、やっぱりリアリティは大事ということと、その日の夜は鍋が食べたかったこともありネギにしました。でもネギ足りなかったですね。もう一束あってもよかったなと。鍋にですが…。日々持ち歩くマイバックとしてはちょっと厚くて大きいのですが、近所のスーパーに買い物に行く時にはいつも持っていってます。重い野菜を買い込む時には重宝しますよ。

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5位　カシオ「G-SHOCK GWR-B1000」

記事中に「この時計を着けていつかは海外に行くぞー」とありますが、この記事公開から約1カ月後、本当にこのG-SHOCKを身に着けて初海外（カンボジア）に行きました。そういう意味でも、思い出深い一品になったのではないかと。それにしても、いまあらためて読んでも「かっこいい」しか言ってませんね（笑）。その後の感想を聞いても「仕事やプライベートで会った人に『すごくカッコいい時計してますね！』とよく言われます！」（野田）というように、結局は「かっこいい」しか出てきませんでした。そう思えるものに出合えたというのは素敵なことだと思います、はい。

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6位　カシオ「G-SHOCK GBA-800DG-7AJF」

続いてもG-SHOCKがランクイン。唯一無二のタフさとデザイン性、そしてコスパの高さ。身に着けた時の存在感は、もはや時計というよりもファッションアイテムのひとつです。&GPでも人気が高く、今年もさまざまなモデルを紹介してきました。このモデルは、歩数計測機能やBluetooth内蔵でスマホにデータを送れる機能など、スマートウォッチに近い内容になっています。「ちょっとガンダムっぽい…。でもシンプルで気に入ってます」（三宅）とのことですが、おそらく黄色モデルを購入していたら「メタスっぽい」、青モデルを購入していたら「ハンブラビっぽい」と言っていたのではないでしょうか。

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7位　Rivers「ジップトップトートバッグ」

実際に海外に行く際に持っていったトートバッグですが、その後も普段使いに重宝しています。編集部内でさんざん「写真のドヤ感が…」と言われましたが、それってこのバッグの素材感や色味、バランスが良いからなんだよなー、と心の中では思っていました（空港で撮ったところがもうね…、とも言われました）。とにかくそこはかとない良さがあるんです。絶妙な大きさや縦横比、くたっと具合、ハンドルの長さ、くすんだ色など、手にすれば分かる良さがたくさんあります。本当はオリーブカラーが欲しかったんですが、購入時には売り切れでタンに。でもこの色、あまり見かけないので気に入ってます。

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8位　ザ・ノース・フェイス「ランバーパック」「エレクトラスリングS」

なんでも小型化が進んだ2019年。バッグも小さいモノが人気でした。そんな流れに乗ってみたこちらの記事。「ちょっとしたお出かけにはこれひとつで十分事足りるので、ランバーパックは休日のメインバッグとして重宝しています。エレクトラスリングSは会社に置いてあり、発表会に行くときには活用していますが、出番が少ないのが実情。また当初想定していたランチの時に財布を入れて持ち歩くという構想は、財布自体が小さくなったのでこれに入れて持ち運ぶ事はなく想定外。ジムも行けてないので、なかなか活躍の場がありません」（澤村）というように、結構使っている模様。今後も身の回りの小型化は進めていきそうな気配です。

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9位　土屋鞄製造所「ディアリオ ハンディ Lファスナー」

何が入ってるんだろうといつも思っていたパンパンに膨れ上がった長財布と二つ折り財布（記事内に画像あり）から、一気に小さなL字ファスナー財布に。徐々にキャッシュレス化も進めていることは知っていましたが、まさかここまで減らせるとは…。「小さくて、尻ポケットにも収まるしめっちゃいい。カードの枚数も必要な枚数だけ持ち歩くから、探す手間もない。なんであんなに大きな財布もってたんだろうか？　もう大きな財布に戻れない」（澤村）とのことですが、頑張って維持してほしいものです。あと酔っ払ってなくさないようにもね…。

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10位　アークテリクス「ブレード 6 バックパック」

とにかく薄いアークのリュック。容量わずか6L。ハンパなく大きいキャンバストートや、山小屋1泊の登山なら余裕で行けそうなザックを仕事カバンに使っていたことを知っている身としては、大丈夫なのそれで…、と心配になるレベルの小さいリュックです。「各種ポケットがよく考えられていて、使いやすさ抜群。入れられる荷物を限定するので、余分なものを持たずに済み、1日デスクワークの時には重宝します。難点は、デザインがビジネスバッグ寄りなのでカジュアルな服装に合わないこと。なのてカジュアルな服装にはよりザックっぽいパックパックを、ちょっときれい目な格好にはこのバッグと使い分けをしています」（澤村）とのことですが、最大の問題は、カバンを変えた時に入館証などを入れ替え忘れてしまうことだというのは、ここだけの話です。

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今年も1年、いろいろなモノに触れ、使ってみました。自分はいま何に困っていて何が不満なのか。そして、それを解決してくれるモノは何なのか。価格だけでなく、モノ選びの時の基準ってそういうところにあるのではないか、そう再認識させてもらえるのが連載「買ってみた！使ってみた！」のキモなのではないかと思います。

2020年もいろいろ買ってみて使ってみます。みなさんのモノ選びのヒントになれるよう続けていきますので、ご期待ください。

 

（文／円道秀和＜&GP＞）