万年筆はキャップの開け閉めが面倒…そんな人にはノック式がありますよ
&GP / 2020年2月28日 12時0分
万年筆はキャップの開け閉めが面倒…そんな人にはノック式がありますよ
手帳や打ち合わせの資料などに、取り出した万年筆でサラサラっとメモを取る…そんな美しい所作が様になる大人のビジネスマン、素敵ですよね。でも、万年筆ってキャップを取り外さないと書けないのがちょっと面倒。何にでもスピードが求められ、そんなひと手間でさえも疎んじられてしまう風潮の中、万年筆の世界に半世紀以上の時を経て、明るいニュースが登場しました。
1919年に創業したプラチナ万年筆から、最新技術を駆使したノック式万年筆「キュリダス」(7000円/税別)が3月20日に登場します。1965年にプラチナ万年筆初のノック式万年筆「プラチナノック」が発売されてから、なんと55年。大正時代に誕生した万年筆は、昭和から平成を経た令和に、どんな進化を遂げているのでしょうか。
“ノック” によってペン先を繰り出す機構と“CURIOSITY(好奇心)”を合わせた造語から命名された「CURIDAS(キュリダス)」は、ノックするだけで、いつでもどこでも筆記が可能になる便利な万年筆。ボディに透明樹脂を用いたスケルトンタイプのデザインで、万年筆ならではの複雑なメカニズムを“見せるデザイン”として取り入れた斬新なフォルムが魅力的です。
ノック式の筆記用具で気になるのがペン先の乾燥。ペン先の収納部には柔らかな材質を使用し、気密空間を最小化。インクの水分蒸発を抑えることで乾燥を防ぎ、いつでもさらっとした書き心地をキープします。またペン先が長く出る構造なので、筆記部分がよく見えるのも特徴のひとつ。ペン先は、手帳などの細かい文字も書きやすい「極細」から「細」「中」までラインナップされています。
「CURIDAS」は、クリップの取付位置にもひと工夫。握りの妨げにならない場所に配置し、書きやすさを追求する一方、簡単な操作で脱着も可能になるなど、持ち手の自由度にも高い配慮が施されています。
ボディーカラーは、プリズムクリスタル、グラファイトスモーク、アーバングリーン、アビスブルー、グランレッドの全5色。スケルトンタイプで、従来の万年筆に比べるとライトな感覚で気軽に使えるデザインに仕上がっています。
使っている小物ひとつで印象が大きく変わるビジネスシーン。万年筆1本で、取引先や周りの人たちがあなたを見る目が変わるかもしれませんよ。
>> プラチナ万年筆
(文/&GP編集部)
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