トレーニングからランまで幅広く使えるNBのカーボンプレートシューズ

ニューバランスより、高い反発弾性を発揮するミッドソールに剛性を高めるフルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせた、「FuelCell（フューエルセル）コレクション」3種類がリリースされました。

その中の1足「FuelCell 5280（フューエルセル ゴニハチゼロ）」は、世界的に活躍するアメリカの中距離ランナージェニー・シンプソンも着用。このシューズを履いて2018年9月ニューヨークで開催された1マイル（1.6km）のロードレース「5th Avenue Mile」で7度も優勝し、翌2019年の同レースでも記録を更新して8度目の優勝を飾っています。

日本でも国内トラック競技会で若手注目株である田中希実（豊田自動織機TC）や、神野大地（セルソース）をはじめ、数々のアスリートのレースシーンで実績を出しているというシリーズです。

ニューバランスは、2017年より世界的に活躍する中距離ランナー、ジェニー・シンプソン氏とともに、ランナーがより速く、より効率的に走るための革新的でクリエイティビティあふれるシューズの開発をスタートしました。

そこで誕生したのが高度なエネルギーリターンを発揮するミッドソールフォーム「FuelCell」に、ニューバランス独自のカーボンプレートを組み合わせた「FuelCell 5280」とマラソンとトレーニング、両方のシーンで活用できる「FuelCell TC」（Men・Womenともに、2万4000円～／税別）です。

▲「FuelCell 5280」

「FuelCell 5280」（Men・Womenともに、2万4200円～／税別）は、1マイル（1600メートル）をフィートに換算した“5280フィート”から命名。短い距離での高速レースを想定し、ランナーがハイスピードで走れることに特化したシューズです。ミッドソールに「マルチダイレクションカーボンファイバープレート」を組み合わせ、推進力を後押ししてくれます。アッパーはに伸縮性、柔軟性、サポート性に優れたHYPOKNIT（ハイポニット）を、アウトソールは地面を引っ掻くように喰いつくDYNARIDE（ダイナライド）を採用しています。

▲「FuelCell TC」

「FuelCell TC」は、FuelCellミッドソールに、剛性を高めるフルレングスのカーボンファイバープレートを組み合わせたシューズです。ランニング中も無駄なエネルギーを使わず、効率的に走れます。

アウトソール前足部にはラバーを採用し、耐久性と安定性が高められています。滑らかで通気性の良いメッシュアッパー、ウィズサイジングにより、足長だけでなく足囲（甲周り）でもサイズを選べるのがポイント。弾む乗り心地と長時間のトレーニングに対応した耐久性を兼ね備えています。

▲「FuelCell RC Elite」

2020年秋に発売予定の「FuelCell RC Elite」（Men・Womenともに、2万8600円～／税別）は、フルマラソンのレース用シューズとしてアスリートに向けて開発した、スピードレーシングシューズ。軽量かつ高反発のミッドソール“FuelCellフォーム”にフルレングスでカーボンプレートを組み合わせ、ランニング強度の高いランナーに対応し最高峰のエネルギーリターンを備えています。

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（文／＆GP編集部）