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ペンタックスファン待望!個性的なフルサイズ一眼レフ

&GP / 2016年2月25日 17時0分

ペンタックスファン待望!個性的なフルサイズ一眼レフ

ペンタックスファン待望!個性的なフルサイズ一眼レフ

35mmフィルムカメラ時代からのペンタックスファンは多いだろう。デジタル時代になってもフィルム時代のレンズがそのまま使えることもあり、長い愛用者も多いだろう。これまではセンサーのサイズが35mmフィルムよりも小さいため、35mmフィルム時代のレンズをつけると画角が拡大されてしまうなど、微妙に使いづらい部分もあった。結局は新しい専用レンズを買ってしまったという人も多いのではないだろうか。

そんなペンタックスファンのお待ちかね、フルサイズ=35mmフィルムと同じサイズのセンサーを搭載したペンタックスKシリーズの最高峰「PENTAX K-1」が登場する。

他メーカーにはない独自の液晶モニター

35.9mm×24.0mmの大型高性能CMOSイメージセンサーを採用し、新型画像処理エンジン“PRIME Ⅳ”との組み合わせで、有効画素数約3640万画素の超高精細画像を実現。ISO 204800の超高感度撮影も可能にしている。

また、ペンタックスの一眼レフデジカメの特徴ともいえる、視野率約100%のクリアな光学ファインダーを搭載。電子画像をファインダーで見るEVF式とは違い、実際の風景をファインダーで見ることができる一眼レフを、魅力と感じる人は多いだろう。

従来のペンタックスのデジタル一眼レフ専用のレンズも、カメラのクロップ機能を利用することで使用できる。

主な特徴を見ていこう。

■5軸対応の新手ぶれ補正機構“SRⅡ”
装着できるすべてのレンズで利用できる本体内手ぶれ補正機構を搭載。角度ぶれだけでなく、シフトぶれ、回転ぶれにも対応している。また、モアレの発生を解消するローパスフィルターのオンオフセレクターや、イメージセンサー部を自在に動かせるSR機構の利点を活かした自動水平補正や構図微調整などの機能を搭載している。最大5段分の補正は強力。暗めのシーンで手ぶれ補正は助かるし、古いレンズで手ぶれ補正が効くのも利点。

20160222_PENTAX k1

■フレキシブルチルト式液晶モニター
背面の3.2型画像モニターはレンズの光軸から外れることなく上下左右に向きを変えられる。バリアングルを超えたペンタックスならではのユニークな可動モニターは、斜めに傾けることも可能。上下約44度、左右約35度まで可動し、台座部分からモニターを引き上げることで真上からの撮影もしやすい。液晶面の間の空気層をなくしたことで反射を抑制、屋外での視認性も高い。

■操作部アシストライト機能
カメラマウント上部、SDカードスロット部、レリーズソケット部、液晶モニター背面にLED照明を配置。これもペンタックスらしいアイデアだが、暗い場所でのレンズ交換や各種設定時に手元を照らしてくれるため、意外と便利。

その他にも、新開発の33点測距のフルサイズ対応AFシステム“SAFOX 12”を搭載。最高約4.4コマの高速連続撮影やフルHD動画撮影もできる。無線LANにも対応しているので、専用アプリ「Image Sync」を使用してスマホやタブレットとの連携も可能。

本体の一部にマグネシウム合金を採用し、87点のシーリング部品を使用した防塵・防滴構造とマイナス10℃までの耐寒性能を実現した小型で堅牢なボディなど、見逃せない機能や特徴が満載だ。

見れば見るほど、4月下旬の発売が待ち遠しい。

(文/&GP編集部)

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