ひどい腰痛を引き起こす前に「プッシュアップバー」で筋力をつけよう！

在宅・テレワークの体をケアする「MONO TRAINING＜モノトレ＞」

在宅ワークにより、“腰痛”を発症する方が増えています。まだ「自分は平気！」と考えていても、いつ発症してしまうかわかりません。今回のMONO TRAINING＜モノトレ＞では、腰痛予防の筋トレ、またすでに発症してしまった方も全身の筋力をアップさせて腰痛改善させる、「プッシュアップバー」を使ったトレーニングを紹介します。

■ボディメイク、ダイエット効果も期待できる

ここ数年のフィットネスブームにより、スポーツクラブやフィットネスジムで、ダイエットやボディメイクに励む方が増えています。しかし、「ジムに行く程ではない」、「自宅で何かできないの？」という方におすすめなのが、プッシュアップバーです。

＜プッシュアップバーのメリット＞

・ボディメイク効果
・腰痛予防、ケア効果
・ダイエット効果

このようなメリットが考えられます。プッシュアップバーは、その名の通り「プッシュアップ」（腕立て伏せ）をするためのバーです。これを使用することにより、通常のプッシュアップよりも強い負荷を掛けられ、なおかつ、体幹部のトレーニング要素も多いため、腰痛予防やケアにもなります。

またプッシュアップ自体にボディメイクの効果が高く、より引き締まった体を手に入れられます。

■プッシュアップバーでのトレーニング法

▼「プッシュアップ」

まずプッシュアップバーを肩幅より少し広めに置きます。バーをしっかり握り、フォームは体を一直線にし、背中を丸くせず胸を張りましょう。ここで体幹部に力が入っていることを意識します。

そしてゆっくりコントロールしながら下げれるところまで体を下げます。胸を床ギリギリまで下げたら、そのポジションで一瞬ストップ。体を上げるときは素早く上げるのがコツです。

この動作を繰り返し行います。回数としては、まずは10回を1セットとして2〜3セット行ってください。ただしフォームが大切になりますので、回数を無理に行うのではなく、正しいフォームを意識して行うことを心掛けてください。

▼プッシュアップ時のポイント

バーの置き方は、体と平行（縦向き）に置きます。垂直になるよう横向きに置くと脇が開きすぎて、肩を痛めてしまう可能性もあるので注意です。

▼フォームが崩れてしまう人は…膝つきでOK

プッシュアップバーでトレーニングを行うとき、体を一直線に保てずフォームが崩れてしまう場合は、膝を床につけた形で行ってください。

筋力に自信のない人や女性は、このやり方をおすすめします。体の負荷が軽くなり、トレーニングを行いやすくなります。ただし、カラダが慣れてきたら「つま先」で支持して負荷を高めていきましょう。

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プッシュアップバーでのトレーニングはいかがでしたか？　プッシュアップバーを使用することで、ボディメイク効果や体幹部の筋力アップが期待できます。かっこいい体づくり、そして腰痛の予防やケアのために、ご自宅でプッシュアップバーを使用してみてください。

>> 「MONO TRAINING＜モノトレ＞」

 

文／吉見明浩

吉見明浩｜元ラグビー選手。現在、パーソナルトレーナー都内スポーツクラブを中心に活動中。ダイエットやボディメイクを得意とする。「yoshitr_fitness blog」の管理人