Xiaomiが本気を見せた! 4眼スマホ2機種を激安価格でリリース!
&GP / 2020年6月5日 7時30分
Xiaomiが本気を見せた! 4眼スマホ2機種を激安価格でリリース!
中国のスマホメーカー・Xiaomi(シャオミ)が、SIMフリースマホ2機種の日本発売を発表しました。6.47インチ画面で4眼カメラを搭載する「Mi Note 10 lite」は3万9800円(税込)〜。6.67インチ画面で4眼カメラを搭載する「Redmi Note 9S」は2万4800円(税込)〜。どちらも6月9日に発売されます。
▲発表会はTwitterでライブ配信された。Xiaomi グローバルで東アジア地域のジェネラルマネージャーを務める、スティーブン・ワン氏がプレゼンテーションを行った
■6400万画素の4眼カメラを搭載「Mi Note 10 Lite」
Xiaomiのスマホは、「Mi」シリーズと「Redmi」シリーズに大別されます。メインは「Mi」シリーズですが、さらに「Mi」「Mi Mix」「Mi Max」などのシリーズに細分化されます。「Mi Note」は、そもそもはサムスンのGalaxy Noteに対抗するべく誕生したモデルで、売れ筋の1つになっているようです。
6月9日に発売される「Mi Note 10 Lite」は、昨年12月に日本向け第1弾として発売された「Mi Note 10」「Mi Note 10 Pro」の廉価版という位置付け。しかし、“価格は安いが、性能はそんなに落としていない” という、コスパに優れたモデルです。
6.47インチの有機ELディスプレイは、画面アスペクト比が19.5:9で、解像度は2340×1080ドット。HDR10にも対応しています。左右には3Dカーブを施し、画面をしっかり保護する「ゴリラガラス5」も使用。ディスプレイ内に指紋センサーも搭載しています。
▲ハイエンドモデルに肩を並べる高精細ディスプレイを搭載する「Mi Note 10 Lite」
背面のクアッドカメラは、広角(6400万画素)+超広角(800万画素)+深度センサー(500万画素)+マクロ(200万画素)という構成。AIに対応し、4Kビデオも撮影できます。顔認証にも利用されるフロントカメラも1600万画素と高画質です。
▲6400万画素をメインとする4眼カメラを搭載。AIによる被写体・シーン認識にも対応
CPUはSnapdragon 730G(最大2.2GHz)で、RAM(メモリ)は6GB。ゲームや動画が好きな人にも不安はないスペックです。5260mAhの大容量バッテリーは、今買えるスマホの中ではトップクラスの電池持ちを期待できます。さらに、30Wの急速充電にも対応。OSはAndrtoid 10ベースの「MIUI 11」で、Googleアプリを利用できます。
グローバルで3色展開ですが、日本ではネビュラパープルとグレイシャーホワイトの2色を発売。64GBモデルが3万9800円(税込)、128GBモデルが4万4800円(税込)です。
▲日本で発売されるのはネビュラパープル(右)とグレイシャーホワイト(中央)
▲64GBモデルは3万円台で買える
■2万円台で買える高性能ミドルレンジ「Rendmi Note 9S」
「Redmi」は、中国語では「紅米」と書き、コスパを最重視したミドルレンジモデルを展開するシリーズです。その中でも「Redmi Note」シリーズはデザインや性能の高さが支持されて、世界での販売台数が1億1千万台を超えるほどの人気になっているそうです。
▲Redmi Noteシリーズが、世界市場でのシェア拡大を牽引しているらしい
日本向けに初めて発売される「Rendmi Note 9S」は、6.67インチの液晶ディスプレイを搭載しています。パンチホール状のフロントカメラを搭載し、狭額縁を極めたこの画面を、Xiaomiは「タイニー・ドットディスプレイ」と称しています。解像度は2340×1080ドットで、HDR10にも対応しています。
▲小さなパンチホール状のフロントカメラは1600万画素。側面の電源ボタンに指紋センサーを搭載
クアッドカメラは、広角(4800万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(500万画素)+深度センサー(200万画素)と、Mi Note 10 Liteよりは若干低めですが、ミドルレンジとしては十分なスペック。カメラユニットを背面上部に配し、シンメトリーのデザインになっていることも特徴です。
▲左右対称のシンメトリーデザインを採用
CPUはSnapdragon 720G(最大2.3GHz)。5020mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池は2日くらいは余裕で持ちそうです。Mi Note 10 Liteは30Wの急速充電に対応していますが、Remi Note 9Sは18Wで、細かいところで少しずつスペックを抑えているといった感じです。
RAM(メモリ)とストレージの容量が異なる2モデルが用意され、4GB+64GBモデルは2万4800円(税込)、6GB+128GBモデルは2万9800円(税込)。1年前だったら、ありえないと思ったであろう激安価格です。グローバルで3色展開ですが、日本ではオーロラブルーとグレイシャーホワイトの2色が販売されます。
▲カラバリは、オーロラブルー(右)とグレイシャーホワイト(上)の2色
▲価格が発表された時は、Twitterライブのコメント欄も「安い!」と盛り上がった
■7月には5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」を発売!
Xiaomiは、7月以降にau(KDDI)から5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」を発売することも決まっています。端末価格は、まだ発表されていませんが、Xiaomiらしいお得な価格で発売される可能性が高いので、端末コストを抑えて、いち早く5Gを楽しみたい人は期待しましょう。
>> Xiaomi
取材・文/村元正剛
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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