鉢植えや照明がヘルメット？+MET PROJECT

東日本大震災から丸5年。震災での経験をきっかけに家庭や職場での災害への備えを見直した人は多いだろう。だが、問題はその防災用品の保管場所。特にヘルメットは大きく目立つため、置く場所に迷い、つい棚の奥や納戸などに押し込んでしまいがちだ。

そんななか、谷沢製作所からユニークな提案。「+MET PROJECT」は防災ヘルメットをいざというときすぐ手の届く場所に備えておくアイデアがおもしろい。

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■観葉植物の鉢、照明のシェードがヘルメットに

コンセプトモデル第一弾として発表されたのは「POT」「LAMP」の２アイテム。

観葉植物の鉢カバー「POT」は、非常時にはヘルメットとして使用できる。サイドランプ「LAMP」は同じく非常時にはシェード部分をヘルメットとして、ランプ部分を懐中電灯として使用できるアイテム。

 

生活のなかで身近におけるようデザイン面にも配慮、あえてヘルメットのデザイナーではなくインテリアを専門とするデザイナーにデザインを依頼したという。

 

発表された２アイテムははあくまでプロトタイプで現時点での商品化は未定とのこと。防災用品はこのようにリビングなど身近な場所に備えておき、いつでも使用可能な状態にあるのが理想だが、これなら取り入れられそう！

（文／＆GP編集部）