イエナカエンタメのベースになる4Kモニター6選【自宅快適BESTガジェット】
&GP / 2020年9月2日 20時0分
イエナカエンタメのベースになる4Kモニター6選【自宅快適BESTガジェット】
【特集】自宅快適BESTガジェット
チューナーや細かい機能が付いていないことから、テレビと比べて格段にコスパが高い外付けモニター。最近は4K解像度のモデルも多く、自分専用でいいのであれば、あらゆる映像系エンタメのベースとして使える機器と言える。
■ゲーム、動画鑑賞、PCの拡張までこなす
テレワークで一躍注目を集める存在となったPC用の外付けモニター。近年はeスポーツのプレイヤーがメインユーザーだったこともあり“ゲーミング”を謳った製品が多く、大画面から曲面タイプ、ポータブルなど選択の幅は広い。
そんな外付けモニター、最近はHDMI端子付きが基本になっている。ということは、PCだけでなくさまざまな機器との接続も可能だ。例えば、ブルーレイレコーダーと接続すれば、ブルーレイや録画番組を映し出せて、地デジだって観られる。もちろんPS4といったゲーム専用機もつなげられる。また接続したPC経由で動画サブスクも楽しめる。
そこで注目したいのが4K対応モニターだ。安いモノだと28インチで3万円前後といったモデルも存在するなど、チューナーなしにはなるが、かなりの高コスパだといえる。もちろんゲームもしたいとなるとある程度のスペックは必要となるが、ゲームから動画鑑賞、PCの拡張までこなせると考えると、4Kモニターはイエナカエンタメのベースとなることは間違いない。
ただし、映像コンテンツを表示させたいならスピーカーが付いているか、4Kコンテンツを表示できるHDCP2.2対応か、HDRに対応しているかなどは事前に要確認だ。
■選ぶ前に知っておきたいモニターの基礎知識
【表面処理】
光沢があり映像は美しく見えるが照明が映り込むグレア、照明の映り込みを防ぐノングレア、その中間のハーフグレアがある。
【パネル】
現在、主に3種類あり、TNは応答速度は高いが色再現性に劣り視野角が狭い。IPSは美しい色彩で視野角も広いが応答速度がやや遅い。VAは黒の表現を得意とする。
【応答速度】
速いほどスピードのある映像で残像を少なく表示できる。数字は黒→白→黒と変化する時の所要時間を表す。最近は中間階調(グレー)の速度を表す場合もある。
【リフレッシュレート】
1秒間に画面が何回書き換えられるかを示す値。100Hzの場合は100回になる。数字が大きいほど画面のチラツキを抑えられる。
1. 映像系エンタメを集約!
LG エレクトロニクス
「27GN950-B」(実勢価格:10万円前後)
4Kかつ144Hzを実現した超ハイスペックゲーミングモニター。HDMIポートがふたつ付いているので、さまざまな機器を接続しておける。映像が美しいIPSパネルを採用しつつ応答速度は1msで、DisplayHDR 600にも対応している。
●サイズ/27型
●アスペクト比/16:9
●最大解像度/3840×2160
●表面処理/ハーフグレア
●パネル/IPS
●応答速度/1ms
●リフレッシュレート/最大144Hz
●端子/HDMI×2、DisplayPort、USB3.0、ヘッドホン
●スピーカー/×
▲画面は90度回転させられる。さらに高さは110mm動かせて、角度も-5度から15度までの範囲で傾けられる。また背面が光るギミックも付いている
2. 4K動画からゲームまであらゆる映像に対応
日本エイサー
「OmegaLine ET322QKCbmiipzx」(実勢価格:5万円前後)
4K動画からPC画面、そしてゲームまで、あらゆる映像を表示できる大型パネルモデル。複数端末を接続できるため、地デジやサブスクを観ながらPCで情報を検索といった使い方も可能。自分専用としては申し分ないスペックを誇る高コスパモニターだ。
●サイズ/31.5型ワイド
●アスペクト比/16:9
●最大解像度/3840×2160
●表面処理/ノングレア
●パネル/VA
●応答速度/4ms(GrayToGray)
●リフレッシュレート/最大60Hz
●端子/HDMI2.0×2、DisplayPort、USB3.0×4、ヘッドホン
●スピーカー/◯
▲薄型なことやスッキリとしたスタンドを採用していることから、インテリアにも馴染むデザインになっている
3. タッチパネルのポータブル4Kモニター
KEIAN
「KIPD4K156」(実勢価格:3万5000円前後)
15.6型というコンパクトさながらもHDR対応やスピーカー搭載など、機能性は高い。重さも960g(カバー除く)と軽量なので、持ち運んで仕事に遊びになど使用シーンは幅広い。外出先で使いやすいタッチパネル式なのもうれしい。
●サイズ/15.6型
●アスペクト比/16:9
●最大解像度/3840×2160
●表面処理/グレア
●パネル/ADS
●応答速度/19ms(GrayToGray)
●リフレッシュレート/最大60Hz
●端子/miniHDMI(HDMI2.0)、USB3.1×1
●スピーカー/◯
4. ゲームのために生まれた驚異のスペック
ASUS
「ROG SWIFT PG27UQ」(実勢価格:22万6000円前後)
暗い画面も明瞭にする類のない高いコントラストや輝度を備えたゲーミングモニター。あらかじめ6種類の画質が用意されていて、レースゲームや映画など映し出すジャンルに合わせて、手軽に変更ができる。現在最高レベルと言えるスペックだ。
●サイズ/27型
●アスペクト比/16:9
●最大解像度/3840×2160
●表面処理/ノングレア
●パネル/IPS
●応答速度/4ms(GrayToGray)
●リフレッシュレート/最大144Hz
●端子/HDMI、DisplayPort、USB Type-B×1、USB×2、ヘッドホン
●スピーカー/×
▲端子類は充実していて、すべてを集約可能。さらにモニターのデザインを妨げないように端子やケーブルを隠せる工夫も施されている
5. HDRでゲームも映画も美しく映し出す
ASUS
「VA32UQ」(実勢価格:5万2000円前後)
ゲームや映像などコンテンツに合わせて変更できるHDR-10モードを搭載。さらにゲームに特化した独自のGamePlus機能もあるなど、映像系を集約できるスペックを誇る。目に優しいブルーライト軽減やちらつき防止機能付き。
●サイズ/31.5型
●アスペクト比/16:9
●最大解像度/3840×2160
●表面処理/ノングレア
●パネル/VA
●応答速度/4ms(GrayToGray)
●リフレッシュレート/最大60Hz
●端子/HDMI×2、DisplayPort、ヘッドホン
●スピーカー/◯
6. 没入感がハンパない大型曲面モニター
LGエレクトロニクス
「34GN850-B」(実勢価格:12万9000円前後)
緩やかに弧を描く横長の曲面IPSパネルを採用した大型ゲーミングモニター。1台で映像に囲まれるような感覚を得られる。ゲーム向きなのでハイスペックで、かつ豊富な端子類を備える拡張性の高さも特筆モノだ。
●サイズ/34型
●アスペクト比/21:9
●最大解像度/3440×1440
●表面処理/ノングレア
●パネル/IPS
●応答速度/1ms(GrayToGray)
●リフレッシュレート/最大144Hz
●端子/HDMI×2、DisplayPort、USB3.0×3、ヘッドホン
●スピーカー/×
■PC、スマホ専用機etc…ゲーミング環境をアップグレードしよう!
eスポーツにスマホゲーム、PS4にNintendo Switch…。昨今は、ひと口にゲームと言っても、使うデバイスは多様になってきている。自分がいまプレイしている環境に合わせて、ひとつひとつ周辺機器を最新モデルにアップグレードしていくのも、ゲームの楽しみだ。
▼世界初のゲーミングウルトラブック
Razer
「BLADE STEALTH 13」(23万8800円〜)
13.3型で1.41kg〜とモバイルPCと変わらない大きさにも関わらず、グラフィックボード搭載や120hzのディスプレイなどeスポーツにも対応するスペック。
▼7.1ch サラウンドヘッドセット
ロジクール
「G933s」(実勢価格:1万7000円前後)
ワイヤレスと有線どちらでも使えてさらにサラウンド規格DTS Headphone:X 2.0に対応。クリアに音を拾うブームマイクでボイスチャットもお手の物だ。
▼有線&無線両対応のゲーミングマウス
Razer
「Basilisk Ultimate」(1万4980円〜)
プログラム可能な11個のボタンや抵抗度をカスタムできるホイールを備える。高速かつ低遅延なワイヤレス機能にも注目だ。ドック付きもある。
▼果てしなくカスタム可能!
ASTRO
「C40 TR コントローラー」 (実勢価格:2万9800円前後)
十字ボタンとアナログスティックの位置を変更できるゲームパッド。専用ソフトでボタンの割り当てやスティックの感度調整も可能だ。有線無線両対応。
▼軽くて耐久性バツグン!
エレコム
「JC-U3912TBK」(実勢価格:3100 円前後)
シビアさが必要でないゲームであれば、ワイヤレスかつ軽量なゲームパッドがおすすめ。シンプルながらも12ボタン&連射機能も付いている。
▼スマホゲームをプレイしやすい!
エレコム
「P-GMGS 4B01RD」(実勢価格:2600円前後)
スマホでシューティングゲームをプレイする際に便利なのがゲーミンググリップだ。L/Rボタンは吸盤式で画面に貼り付ける。背面にはスタンド付き。
※2020年8月6日発売「GoodsPress」9月号掲載記事をもとに構成しています
<文/円道秀和>
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