今こそ“買い”のSUV!コンパクトモデル14選
&GP / 2020年10月6日 20時0分
今こそ“買い”のSUV!コンパクトモデル14選
【特集】今こそ“買い”のSUV!
今や、新車を購入しようと考える人の35%が、次期愛車候補にリストアップしているSUV。以前から、走破性の高さや使い勝手の良さなどで人気を得てきたSUVだが、最新モデルは、高級車顔負けのプレミアムタイプ、街乗りに便利なコンパクトタイプ、大勢で移動できる3列シートタイプ、走行性能にも優れるスポーツタイプなど、多種多様だ。そんな旬のSUVの中から、今こそ“買い”の50台をタイプ別にセレクト。中でも人気、注目度ともに高いコンパクトモデルを一挙14モデルご紹介。
■運転しやすく街乗りに便利、しかも機能性も抜群
世界的に高い注目を集めているSUVだが、特に日本のマーケットで人気なのがコンパクトタイプだ。国内で販売されるSUVのうち、およそ4割をこのクラスが占めている。そんな人気のカテゴリーだけに、国内外メーカーから魅力的なモデルが続々と登場。よりどりみどりの状況になりつつある。そんなSUVから最新のコンパクトなモデルを一挙14モデルをご紹介。
1. 走りのいいコンパクトSUVがついにデビュー!
トヨタ
「ヤリスクロス」(179万8000円~)
走りの良さに定評のある小型車「ヤリス」をベースにするブランニューSUV。パワーユニットは1.5Lの3気筒ガソリンエンジンとそれを核としたハイブリッドで、燃費はカタログ数値で最高30.8km/LというSUVの常識を超えたデータを記録。
▲重心高の高いSUVとは思えないほど、キツいカーブも軽快に駆け抜ける。横風対応制御付きの “S-VSC” の採用などで、高速道路での走行安定性も高めた
▲メーターやオーディオを上部に配置し、運転に集中できるレイアウトとしたコックピット。インパネ上部にはソフトパッドを貼るなど上質さも追求している
▲背の高さを活かした設計により、後席足下はヤリスよりも広いスペースを確保。乗員の頭上空間もゆとりがあるため、大人4名が乗っても窮屈に感じない
▲フロアの“6:4分割アジャスタブルデッキボード”を下段にセットした状態で、390Lの荷室容量を確保。さらに、後席の背もたれを倒したり、デッキボードをアレンジしたりすることで、さまざまなレジャーアイテムの積載に対応する
2. ボディサイズを感じさせない広い後席と荷室
日産
「キックス」(275万9900円~)
エンジンが発電した電力でモーターを回し、駆動力を得るパワーユニット “e-POWER” を搭載。電気自動車を想起させるスムーズかつ力強い加速を味わえる。先進運転支援機構 “プロパイロット” なども搭載され、安全性にも優れている。
▲「ツートーンインテリアエディション」はオレンジのアクセントをメインとした華やかなインテリアを採用。リアシートの居住性の良さも特筆ものだ
▲後席使用時の423Lという荷室容量は同クラスのナンバーワン。大型のスーツケースなら2個、9インチのゴルフバッグなら3セットまで積載可能だ
3. ボディはコンパクトなのに室内と荷室は驚くほど広い
ダイハツ
「ロッキー」(170万5000円)
トヨタ
「ライズ」(167万9000円~)
全長4m以下の5ナンバーサイズSUVだが、前後席の居住性に優れ、かつ荷室も広いという欲張りなモデル。1Lターボエンジンは1.5L自然吸気エンジンに匹敵するトルクを発生し、力強い加速と省燃費を両立する。
4. クーペのようなルーフラインとSUVらしい力強さをミックス
ホンダ
「ヴェゼル」(211万3426円~)
ホンダ独自の“センタータンクレイアウト” により、広い室内と使い勝手のいいラゲッジスペースを実現。パワーユニットは1.5Lの自然吸気、ターボ、ハイブリッドのいずれも、軽快な走りを生み出す。
5. 新しい1.5L仕様も元気のいい走りは健在
マツダ
「CX-3」(189万2000円~)
マツダ独自の “魂動デザイン” による都会的なルックスと、上質なインテリアが魅力。定評あるパワーユニットには、従来からの2Lガソリンと1.8Lディーゼルターボに加え、先頃1.5Lガソリンが加わり、選択の幅が広がった。
■輸入車から軽自動車まで小さなSUVは多種多彩
ヨーロッパマーケットでも小型SUVが大人気。かつてコンパクトカー人気の高かった彼の地も、今では販売される小型車の2台に1台がSUVという状況だ。そんな状況を反映し、実力派モデルが増えている。一方、わが国固有の軽自動車カテゴリーでもSUVのラインナップが拡充中だ。
6. SUVらしさが強まった人気モデルの2代目が上陸!
メルセデス・ベンツ
「GLA」(502万円~)
2代目となる最新の「GLA」は、初代と比べて全高がアップし、よりSUVらしい雰囲気に。運転支援システムや対話型インフォテインメントシステム “MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)” など、先進的な機能も充実。
▲パワートレーンは現状、2Lのディーゼルターボ(150ps)とフルタイム4WDとの組み合わせのみ。低速域から厚いトルクを発生し、力強い加速を味わえる
▲2枚のワイドスクリーンが並んだメーター&ディスプレイや、タービン状のエアアウトレットなど、インテリアの意匠や配置はベース車である「Aクラス」譲りだ
▲前後に140mmスライドする後席や、40:20:40に分割された後席の背もたれを活用して、荷室の使い勝手をアレンジ可能。荷室容量は最大1420Lまで広がる
7. FF車ベースでも駆け抜ける歓びは健在
BMW
「X1」(440万円~)
“SAV”と称されるBMWのSUVで最も小さなモデル。現行モデルはFF車ベースとなった分、後席の居住性や荷室の使い勝手が向上している。力強いディーゼルターボ仕様も選択可能だ。
8. SUVでもシトロエンらしさが残っている
シトロエン
「C3エアクロスSUV」(267万円~)
個性的なルックスとSUV特有の機能性がひとつに。駆動方式はFFだが、上級グレードには滑りやすい路面でも十分な駆動力を確保できる “グリップコントロール”が採用される。座り心地のいいシートも魅力的だ。
9. 1Lの3気筒ターボ搭載で走りも軽快
フォルクスワーゲン
「Tクロス」(303万9000円~)
人気小型車の「ポロ」をベースとする、同社で最も小さいSUV。全長4115mmと手頃な大きさだが、巧みな設計でゆとりある室内空間を実現。荷室は385~1281Lと十分な容量を確保している。
10. 日本で一番売れているボルボ車はコレ!
ボルボ
「XC40」(409万円~)
ブルドッグをイメージしたという親しみやすい外観に対し、室内は最新のボルボ流にならったモダンな仕立て。パワーユニットは、2種のマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドを設定。
11. ユニークな丸形ヘッドライトは人気の初代から継承
スズキ
「ハスラー」(128万400円~)
大ヒットモデルの初代をあらゆる点で進化させた2代目。SUVらしいタフさや力強さにこだわったルックスは、ひと目でそれと分かる個性的なもの。プラットフォームや自然吸気エンジンの刷新で走りにも磨きを掛けた。
12. 四角いデザインが注目を集める新しい軽SUV
ダイハツ
「タフト」(135万3000円~)
後席背もたれの背面や脱着式フロアボードを樹脂製とするなど、荷室には遊びのための工夫が盛りだくさん。全グレードに “スカイフィールトップ” と呼ばれるガラスルーフを標準装備する。
13. SUV仕立ての軽スーパーハイトワゴン
三菱
「eKクロス スペース」(165万5500円~)
軽自動車とは思えない、圧倒的な広さの室内空間と荷室が魅力。雪道や滑りやすい路面でタイヤのスリ ップをコントロールする “グリップコントロール” など、レジャードライブをサポートする電子デバイスを搭載する。
14. 広い室内が魅力のSUV×軽スーパーハイトワゴン
スズキ
「スペーシア ギア」(168万7400円~)
街中ではスマートに、レジャーシーンではタフに使える、SUVと軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーカー。防汚仕様の荷室フロアなどにより、濡れたり汚れたりしたギアも気兼ねなく積める。
※2020年9月6日発売「GoodsPress」10月号掲載記事をもとに構成しています
<構成・文・写真/アップ・ヴィレッジ>
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