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知ってる? iPhoneを“声”で操作する「Siri」の便利な使い方

&GP / 2016年4月4日 7時0分

知ってる? iPhoneを“声”で操作する「Siri」の便利な使い方

知ってる? iPhoneを“声”で操作する「Siri」の便利な使い方

iPhoneの音声アシスタント機能「Siri(シリ)」は、ただ会話を楽しむだけのものではありません。話すよりも操作したほうが早い? いえいえ、Siriだからこそできることがたくさんあるんです。iPhoneユーザーなら知っておきたい、Siriの便利な使い方をお教えしましょう。
 

関連記事:教えたい!iPhoneが調便利になる8つのワザ

 
【Siriの使い方-基本編-】

電話の発信やメールの送信も声だけでOK

Siriと言えば、声でさまざまな操作ができるのが特徴です。今回はiOS 9のSiriでできる操作を紹介します。

「設定」アプリで「Siri」をオンにしたら、準備は完了。ホームボタンを長押しすればSiriが起動します。純正イヤホンを使っている場合は、イヤホンを挿したままでコントローラーの中央ボタンを長押しすれば起動します。

 

「○○さんに電話」と話しかけると、「連絡先」に登録している相手に電話を発信します。また、「○○さんに5分遅れますとメール」と話しかけると、メッセージの作成&送信も可能です。

 

 

●検索やメモ、カレンダーの登録もOK

知らない土地で役立つのが、Siriの検索機能。たとえば、「近くのカフェを探して」と話しかけると、きちんと近くにあるカフェを教えてくれます。カフェなどの飲食店だけでなく、映画館や病院など、さまざまな施設の検索が可能です。

 

 

また、「~とメモ」と言えばメモを作成し、「~をカレンダーに登録」と言えばスケジュールをカレンダーに登録してくれます。「来週の土曜日」など、日付を指定しなくてもSiriが理解してくれるのが便利です。

 

【Siriの使い方-応用編-】

●場所や日時を言えば写真が見つかる

Siriは「写真」アプリとの連携にも対応しています。「○○○(撮影場所)の写真」と言うだけでその場所で撮った写真を教えてくれたり、「○月の写真」と言えば該当する期間の写真を表示してくれたりします。

 

 

カメラロールからいちいち写真を探しだす手間が省けるので便利です。「○月に○○○(撮影場所)で撮った写真」というふうに、条件を組み合わせて探すこともできます。

 

●ウェブの記事やメールのリマインドに対応

「Safari」でニュースサイトを読んでいて、見つけた記事をあとでゆっくり読みたいけど、そのまま忘れてしまいそう……。そんなときはリマインダーを設定しましょう。設定方法は簡単で、リマンドしたいページを「Safari」で開いた状態でSiriを起動。「このページをリマインド」と言えば、リマインダーに登録する準備をしてくれるんです。

 

 

リマインダーの設定時に「明日の昼にこのページをリマインド」と言えば、翌日の正午にリマインドしてくれます。

 

●音楽機能との連携も充実

「○○○(アーティスト名や楽曲名など)を流して」と言えば指定した曲を再生をするSiri。音楽再生に関する機能だけでなく、さらに便利な機能もあるんです。

たとえば、飲食店や美容院で流れてくる曲のタイトルやアーティスト名を調べたいときはSiriの出番。「この曲は何?」とSiriに話しかけると……。

 

 

端末のマイクで音を聴き取り、iTunes Storeから曲を探します。該当する楽曲が見つかれば、そのままiTunes Storeから購入することも可能です。

さらに、「Apple Music」を契約しているユーザーであれば、ヒットソングの検索にも対応しています。「70年台代のヒット曲を聞かせて」と聞けば、すぐに70年代のヒットソングを再生します。これでさらにいろんな音楽と出会えそうですね。

 

●「Hey Siri」と呼びかけてSiriを起動しよう

iiOS 9では、Siriに話しかけて起動することもできます。iPhoneが見当たらないときに「Hey Siri どこにいる?」と大きめの声で言えば、Siriが「私はここにいます。」と返事してくれるんです。

 

写真 2016-04-01 17 06 58

 

ただし、この機能はi Phone 6s/6s Plus以前のモデルで利用する際は、ACアダプタやモバイルバッテリーなどの外部電源に接続されている必要があります。また、端末を伏せた状態で置いていると、Siriは反応しません。万が一見当たらないときに備えて設定しておくと良さそうです。

設定するには、「設定」アプリで「Siri」を開き、「"Hey Siri"を許可」をオンにします。続いてSiriに自分の声を認識させます。ほかの人の声では起動しないので、誤作動を防ぐのはもちろん、”自分だけのSiri”という感じがしていいですね。

 

「設定」→「Siri」の順に進み、「 「設定」→「Siri」の順に進み、「"Hey Siri"を許可」のスイッチをタップする(写真=左)。設定画面が表示されたら「今すぐ設定」をタップし、指定された単語を話しかける(写真=右)

 

【Siriの使い方-番外編】

Siriは話しかけるとユニークな会話が楽しめるのも使いたくなる理由のひとつ。俳句を詠んだり、ものまねをしたり、さらにはスター・ウォーズにも詳しかったりするんです。いろんなことを話しかけて、Siriの楽しさを探ってみましょう。

 

「俳句を詠んで」という要求に、すんなり一句詠むSiri。iPhoneが秋の季語だったとは初耳(写真=左)。ものまねのレパートリーは、オリエンタルラジオ、とにかく明るい安村、アントニオ猪木など。Siriは芸達者だ(写真=右)。 「俳句を詠んで」という要求に、すんなり一句詠むSiri。iPhoneが秋の季語だったとは初耳(写真=左)。ものまねのレパートリーは、オリエンタルラジオ、とにかく明るい安村、アントニオ猪木など。なかなか芸達者だ(写真=右)

 

「私はお前の父親だ」というダース・ベイダーのセリフに対し、一緒に銀河を統治しようとするSir(写真=左)。「フォースと共にあらんことを」のセリフには「充電器と共にあれ!」とSiriらしい返事が(写真=右)。 「私はお前の父親だ」というダース・ベイダーのセリフに対し、一緒に銀河を統治しようとするノリの良さを発揮(写真=左)。「フォースと共にあらんことを」のセリフには「充電器と共にあれ!」とSiriらしい返事が(写真=右)

 

(文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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