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3眼カメラが電動で回転!「ZenFone 7」ならどんな撮影もこなせるぞ!

&GP / 2020年10月22日 22時0分

3眼カメラが電動で回転!「ZenFone 7」ならどんな撮影もこなせるぞ!

3眼カメラが電動で回転!「ZenFone 7」ならどんな撮影もこなせるぞ!

ASUS JAPANが、5G対応のSIMフリースマホ「ZenFone 7」シリーズの日本発売を発表しました。前モデル「ZenFone 6」から引き継いで搭載するフリップカメラは3眼に進化。カメラ以外の機能も大幅にアップデートされています。

「ZenFone 7」と「ZenFone 7 Pro」の2モデルが用意され、カラーはそれぞれオーロラブラックとパステルホワイトから選べます。価格はZenFone 7が8万5800円(税別)で、ZenFone 7 Proは9万9800円(税別)。10月23日に発売されます。

▲ZenFone 7とZenFone 7 Proは共通デザインで、「Pro」はよりスペックを向上ささせたモデルであることを表す

いち早くZenFone 7を使ってみる機会を得たので、気になるカメラ性能の使い勝手を中心に、特徴を紹介します。

 

■高画質トリプルカメラで自分も撮れる

ZenFone 7シリーズ最大の特徴は、電動で180度回転するフリップカメラ。前モデルでは2眼でしたが、広角(6400万画素)+超広角(1200万画素)+望遠(800万画素)の3眼へと進化しました。

超広角カメラは113°の視野角を撮影でき、望遠カメラは光学3倍ズームで撮影できます。なお、上位モデルのZenFone 7 Proの広角カメラと望遠カメラは光学手ブレ補正に対応しているので、夜景を撮ったり、動きながら動画を撮ったりするときに力を発揮すること請け合いです。

▲ZenFone 7の超広角カメラで撮影

▲ZenFone 7の広角カメラで撮影

▲ZenFone 7の望遠カメラ(光学3倍ズーム)で撮影

▲ZenFone 7の広角カメラで夜景を撮影

▲ZenFone 7の広角カメラで料理を撮影

作例を撮った日は好天に恵まれなかったのですが、それでも明るくクリアな色調で撮影でき、夜景もきらびやかに撮れました。

フリップカメラの利点は、前方に向けて自分撮りにも使えること。旅行先などで背景を広く写したい時、大人数で撮影したい時などに重宝しそうです。ある意味、最も高性能なインカメラと言えるかもしれませんね。

▲超広角カメラで自分を撮ってみた。あくまでも画角の参考にして見てください

筆者は普段、自撮りをする習慣はないのですが、それでもフリップカメラは便利だと感じました。なぜなら、どんなアングルでも楽な姿勢で撮影できるからです。例えば、高いところにあるものを撮影する場合、スマホを高く構えなくても、カメラの向きを調整するだけでベストアングルを探せます。使い続けているうちに、お気に入りのアングルができそうですが、それを保存して、ワンタッチでその角度にすることもできます。

▲フリップカメラは自由な角度にできるので、さまざまなアングルでの撮影を楽しめる

▲お気に入りのアングルは最大3つを登録できる

フリップカメラはパノラマを撮るときにも活躍します。一般的に、パノラマ撮影は、スマホをゆっくり水平に動かして撮影しますが、ZenFone 7では、カメラが自動で向きを変えて撮影し、ナチュラルにつながったパノラマ写真が合成されます。

▲スマホを動かさずにパノラマ写真が撮れる

動画は、4Kはもちろん8K画質での撮影にも対応。撮影中にフリップカメラを動かして、自分に向けるなど、他のスマホにはできない撮影が行えます。最近、流行りのVlog(動画のブログ)をやっている人は、撮影がはかどるような気がします。

▲8K画質では30fps、4K画質では60fpsで撮影可能

▲デフォルトではカメラ回転時に音が鳴らない設定になっているが、あえて効果音として生かすことも可能

なお、フリップの強度が気になる人もいるでしょうが、最大 20万回のフリップに耐えられ、毎日100 回の開閉をしたとしても5年以上の耐久性で確保しているそうです。

 

■パフォーマンスも現行モデル最高水準

ZenFone 7シリーズは、6.67インチの有機ELディスプレイを搭載しています。フリップカメラをフロントカメラとして使えるので、ノッチもパンチホールもなく、20:9のワイドなスクリーンを利用できるので、動画コンテンツを楽しみたい人には最適。リフレッシュレートは90Hzに設定できるので、ゲームを楽しみたい人も満足できるでしょう。

▲6.67インチのディスプレイの解像度は2400×1080ドット

▲リフレッシュレートは90Hzに設定可能

CPUはモデルによって異なり、ZenFone 7はSnapdragon 865(最大2.84GHz)で、ZenFone 7 ProはSnapdragon 865(最大3.1GHz)を採用しています。どちらも現時点では、最高峰と言えるプロセッサーです。筆者が使ったのはZenFone 7ですが、ゲームや動画編集などもストレスを感じることなく、スイスイと進められ、ほとんどの人はZenFone 7で満足できるのではないかと感じました。メインメモリはどちらも8GBで、ストレージはZenFone 7が128GBで、ZenFone 7 Proが256GBです。さらにmicroSDでストレージを拡張することもできます。

▲「ギャラリー」アプリの編集機能が充実していて、撮った動画をPCに取り込むことなく、多彩な編集を楽しめる

▲2枚のnanoSIMと1枚のmicroSDを装着できるトリプルスロットを搭載。5G回線と4G回線の同時利用が可能で、microSDは最大2TBに対応

 

■ただし、ちょっと重いのが気になるかも…

使っていて唯一気になったのは重さ。ディスプレイが大きいことに加え、5000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、重くなるのは必然ですが、約9.6mmの厚さで約235gという重さは、いままでコンパクトなスマホを使っていた人は驚くかもしれません。

認識を変えるといいのかもしれません。ZenFone 7は単なるスマホではありません。デジカメでもあるんです。そして、ビデオカメラとしても使い倒せるんです。1台3役、そりゃあ頼もしくなりますね。

>> ASUS

 

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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