球体ひとつで周囲360度まとめて高画質記録できるドラレコです

＆GP / 2020年11月2日 6時30分

昨今の交通事情もあり、一気に普及が進んだドライブレコーダー。普及に伴い、高解像度で映像を記録できるものやダブルカメラ仕様など、さまざまなタイプが登場しています。

JVCケンウッドより11月下旬発売予定の最新ドライブレコーダー「360°レコ（DRV-CW560）」（オープン価格／市場想定価格：3万6000円前後）は、ちょっと変わった球体デザインが特徴。しかもこの本体だけであらゆる方向を高画質で録画できるんです。

フルハイビジョンの約2倍となる約466万画素の高解像度で周囲360度の広範囲映像を記録することが可能。さらに垂直方向も約210度まで対応し、煽り運転や幅寄せ運転を被った際はもちろんのこと、車内で起きたトラブルの際にも詳細な映像を残します。

CMOSセンサーはソニー製840万画素のSTARVISを、レンズはF値1.8という明るいモノを採用。明滅差で生じる黒潰れや白とびを抑えるWDR機能を搭載しており、周囲の環境にとらわれず、常時明瞭な映像を記録できます。

エンジンのON/OFFと連動する「常時録画」「手動録画」「駐車監視録画（別売りの車載電源ケーブルが必要）」、そして内蔵のGセンサーが突発的な衝撃や急速な速度変化を感知した際の映像を自動的にイベント記録フォルダに残す「イベント記録」の、計4種類の録画機能を搭載。撮影した映像は付属の32GBのmicroSDHCカードに保存されます。

ドラレコ本体に液晶画面は搭載されていませんが、無線LAN機能を搭載し、スマホ等で即座にストリーミング再生を行うことができます。必要な動画ファイルは、スマホへ転送も可能。映像は無料のスマホ専用アプリ「Streer Tracker Mobile」を使えば、360度映像をパノラマや2or4分割、切り出しなど、さまざまな画角で再生できます。PC用無料ビューアーソフト「KENWOOD STREET TRACKER」も用意されているので、PCでの映像視聴も可能です。

これらの充実した機能に加え、GPS・グロナス・みちびき対応の測位衛星受信ユニット、LED信号機の無点灯記録防止機能、ノイズ干渉を抑える地デジ干渉対策、日本語音声による警告やお知らせ案内、車両アクシデント時のファイル破損を防ぐバックアップ電源・スーパーキャパシターなど、至れり尽くせりの機能を備えています。

本体外寸は直径61mm×高さ81mm（マウント部を含む）、重さ137gと、バックミラーの横に設置しても威圧感ゼロのコンパクトサイズ。3.5m長のシガープラグコードが付属します。

全方位の高解像度映像を1台だけでカバーできるドラレコです。

>> JVCケンウッド「ドライブレコーダー」

＜文／&GP＞

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