4K有機ELテレビで狙い目の48型&55型モデル6選【冬こそ安くて良いモノ】
&GP / 2020年11月11日 20時0分
4K有機ELテレビで狙い目の48型&55型モデル6選【冬こそ安くて良いモノ】
【特集】冬こそ安くて良いモノ
いまや店頭に並ぶテレビのほとんどが4K仕様。各社とも4Kモデルのラインナップが豊富で、自分のニーズに最もマッチした1台を絞り込むのは至難の業だ。そこで、オーディオ&ビジュアルライターの折原一也さんにお買い得なテレビ選びの指針について聞いた。
■音と映像にこだわる人の狙い目は「48型」と「55型」
高画質テレビ=有機ELテレビというのが、ここ数年のトレンドだ。最近では値下がりが進み、4K液晶テレビなら10万円以下で購入できる時代に。有機ELも例外ではなく、30万円割れの価格も珍しくない。有機ELモデルの値下がりの要因は、パネル製造元のLGディスプレイ社が、新たに48型パネルの供給を始めたことが挙げられる。
ソニー「ブラビア KJ-48A9S」、東芝映像ソリューションの「レグザ 48X8400」、LGエレクトロニクスの「OLED48CXPJA」という48型の有機ELテレビが、今夏以降に出荷を開始した。65/55型モデルと同様の高画質エンジンを備え、ネット動画機能も搭載したまま小型化を果たしており、コスパは最強クラスと言えるだろう。
従来の有機ELは、日本の家庭やひとり暮らしの部屋には大き過ぎるという声があったのも事実。48型の有機ELモデルは、そんな家庭事情にもピッタリとマッチしているというわけだ。
なお、より大画面を求める人には55型の選択肢がある。今回紹介する3台は特にコスパ優秀で、いずれも30万円以下。手の届かない“高嶺の花”ではない。設置性重視なら48型、より大画面の迫力を求めるなら55型…といった視点で、有機ELモデルを選べば、間違いないはずだ。
オーディオ&ビジュアルライター・折原一也さん
テレビやスピーカーをはじめとする、さまざまなAV機器を取材。Webサイトや雑誌などの幅広いメディアで活躍中。オーデ ィオビジュアルアワードの審査員などを務める。
■注目の48型モデル
1. 新開発の高画質プロセッサーで映像制作者の意図を忠実再現!
ソニー
「ブラビア KJ-48A9S」(実勢価格:25万3000円前後)
スタジオの制作意図を伝える“MASTER Series” として登場した、A9Sシリーズの48型。高画質プロセッサー “X1 Ultimate” が描き出す高画質映像は圧巻だ。画面の振動で音を鳴らす “アコースティック サーフェス オーディオ” も含めて、ソニー独自のテクノロジーがふんだんに盛り込まれている。
2. 48型のサイズとは思えないほどのパワフルなサウンドにしびれる!
東芝
「レグザ 48X8400」(実勢価格:24万1000円前後)
ネットと連携して地デジの映像を高画質化する “レグザエンジン Cloud PRO”を搭載。総合出力72Wのスピーカーシステム “レグザパワーオ ーディオX” により、小型でもサウンドがパワフル。ネットと連携して番組をレコメンドする “みるコレ” 機能を含めて、機能が充実している。
3. 先進的なUIと音声アシスタントが高画質映像の視聴をサポート
LGエレクトロニクス
「OLED48CXPJA」(実勢価格:19万2500円前後)
世界の有機ELトップメーカー LGによる48型モデル。視聴環境に合わせた最適な画質で表示する最新の映像技術 “Dolby Vision IQ” とともに、サラウンド技術 “Dolby Atmos” も採用。ネットを融合させた先進的なUIは使いやすく、“Amazon Alexa”や “Google アシスタント”による操作性も上々だ。
■注目の55型モデル
4. 高画質映像技術を駆使した色の再現性がハンパない!
パナソニック
「ビエラ TH-55HZ1000」(実勢価格:25万円前後)
パナソニックが展開する “有機ELビエラ” の中でも、特にコスパを重視したHZ1000シリーズの55型。独自の “Dot Contrastパネルコントローラー” と独自パネルチューニング、“ヘキサクロマドライブ プラス”を採用。これらの合わせ技によって表示される同モデルの映像は、色の再現性が極めて高い。
5. 8Kテレビの技術を生かしたシャープ初となる有機ELモデル
シャープ
「4T-C55CQ1」(実勢価格:23万6000円前後)
“液晶の雄”であるシャープ初の有機ELテレビ。高画質を生み出すのは、8Kテレビの開発で培った高画質技術を投入する4K画像処理エンジン “Medalist S1”。画面に表示される映像は精細で色鮮やか。Android TV機能や回転式スタンドなど、シャープの4Kテレビの人気仕様を継承している。
6. 地上波の映像だけでなくネット映像も高画質で表示!
ハイセンス
「X8Fシリーズ 55型」(実勢価格:21万9000円前後)
ハイセンスが攻勢を仕掛ける最新機。東芝「レグザ」の開発陣と共同開発した新映像処理回路「NEOエンジンplus 2020」に加えて、ネット配信の画質を最適化する “AIネット映像高画質処理”も搭載。放送波からオンライン動画まで多彩な映像を高画質で楽しめる。
※2020年10月6日発売「GoodsPress」12月号掲載記事をもとに構成しています
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