4K液晶テレビの大本命&2大対抗馬【冬こそ安くて良いモノ】
&GP / 2020年11月12日 20時0分

4K液晶テレビの大本命&2大対抗馬【冬こそ安くて良いモノ】
【特集】冬こそ安くて良いモノ
50インチで10万円を下回るほどの値頃感で、選択肢のひとつとしてお馴染みになった格安4Kモデル。同ジャンルの製品といえば、これまでは機能を削ってコストダウンしたモデルが多かった。そんな同市場で、ここ数年で大ブレイクを果たしたのが、中国ブランドのハイセンス。2020年モデルには、4Kチューナーも搭載しつつ、50インチで8万円台を付ける「U7F」シリーズ、高画質な4K液晶テレビ「U8F」シリーズを投入。市場での攻勢を強めている。
ハイセンスがラインナップしている4Kテレビの特徴は、格安とは思えない高画質と高機能だ。2018年3月に東芝のテレビ事業を買収して以降、日本市場向けのモデルは東芝と共同開発した高画質エンジンを採用している。
そんな“日本専用モデル”の中身は、UIのデザインや操作性まで、ほぼ “レグザ” そのもの。画面に表示される地上波の映像は、実に高精細でノイズもしっかりと抑えられている。国内大手メーカー級の完成度だ。ネットサービスへの対応も万全。YouTubeを起動して動画を鑑賞できるのはもちろん、NetflixやAmazon Prime Videoのコンテンツも楽しめる。まさにハイセンスは、間違いのない選択肢と言えるだろう。
▼高度な超解像処理によって “ローレゾ” なネット動画を高画質化
ハイセンス
「U8Fシリーズ」(50型/11月末発売予定、55型/実勢価格:9万8800円前後、 65型/実勢価格:14万円前後、75型/実勢価格:21万7800円前後)
“4K ULED TV”として展開するハイエンド4K液晶シリーズ。東芝と共同開発した “NEOエンジンplus 2020” が高画質映像の生成を司る。液晶は高輝度仕様で “ローカルディミングplus” を採用。暗部と明部の違いをキッチリと描き分ける映像は国内メーカートップレベルだ。
▲U8Fシリーズは、独自の “3段階超解像処理” がウリ。まずは水平方向に関して解像度が4/3倍、そして2倍にする2段階の映像処理をし、最後に垂直方向の解像度が2倍になる映像処理を実行。これによって、例えば2Kの地デジ放送を4Kクオリティの高精細な映像で楽しめる
▼シャープネスとノイズ処理を巧みに行うクレバーなエントリーモデル
ハイセンス
「U7Fシリーズ」(43型/実勢価格:7万6800円前後、 50型/実勢価格:8万7700円前後、55型/実勢価格:9万8800円前後、65型/実勢価格:11万8800円前後)
ハイセンスの中でも、特にコストパフォーマンスが高い入門シリーズ。高画質回路として、東芝と共同開発した“NEOエンジン2020” を採用。自社のTVプラットフォーム「VIDAA」を利用することで、Amazon Prime Videoなどを鑑賞できる。広視野角で見やすいディスプレイも◎
▲映像を美しく見せる独自技術として “エリア別高精細復元” を搭載。映像を複数のエリアに分けて解析し、建物の壁面のようなディテールの細かい部分にはシャープネス処理を、空や海のような平坦部にはノイズ処理をそれぞれ実行。表示される映像は輪郭がクッキリしていて実に見やすい
■対抗馬はソニーと東芝の2シリーズ!
テレビ市場で存在感を増すハイセンスに対して「黙って見ているわけにはいかない」とばかりに意気込むのが、国内メーカーだ。ハイセンスの格安4Kシリーズを強く意識して、価格を抑えたモデルを次々に投入してきている。その多くは、エントリーモデルだからといって画質面を疎かにすることなく、上位機譲りの高画質技術を投入した〝本格仕様”。
中でも、価格と性能のグッドバランスを実現し、ハイセンスの対抗馬として挙げられるのが、ソニーの「ブラビアX8000Hシリーズ」と、東芝「レグザM540Xシリーズ」だ。
「X8000Hシリーズ」は、ブラビアのエントリーライン。55型でも15万円を下回るコストパフォーマンスを実現している。立体音響にも対応し、音も十分に満足できるレベルだろう。
一方の「M540Xシリーズ」は、ネットと連携して高画質処理を行う高画質システム「レグザエンジン」を搭載。シリーズのほとんどが20万円を下回るが、それを感じさせないほど、表示される映像は美しい。
ここに挙げた2シリーズを筆頭に、今後は国内メーカーも格安モデルに力を入れてきそうな模様。格安4Kテレビの熾烈な争いが、今後はさらに激化していくことになりそうだ。
▼クラウドサーバーとの連携によってあらゆる映像を高画質で楽しめる!
東芝
「レグザ M540Xシリーズ」(50型/実勢価格:8万8000円前後、55型/実勢価格:13万2000円前後、65型/実勢価格:17万6000円前後、75型/実勢価格:25万 3000円前後)
同社の専用クラウドサーバーと連携して地デジを高画質化する、4K液晶テレビの入門シリーズ。4Kチューナーを2基、地上デジタル放送チューナーを3基内蔵し、単体で録画機能を利用する際にも安心だ。スマートTV機能 “みるコレ” 搭載によるレコメンドも便利。“瞬速ゲームモード” のようなゲーマー向け機能も備える。
▲「レグザエンジンCloud」には、クラウドと連携して高画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」を投入。番組個別の映像特性を専用クラウドサーバーから取得し、最適な高画質処理を行う
▼ビジュアルとサウンドの両面で驚くほどのハイクオリティ!
ソニー
「ブラビア X8000Hシリーズ」(43型/実勢価格:9万3000円前後、 50型/実勢価格:10万9000円前後、 55型/実勢価格:13万1000円前後、65型/実勢価格:15万8000円前後、75型/実勢価格:27万5000円前後)
4Kブラビアのエントリーシリーズとして人気。自社開発の4K高画質エンジン “HDR X1”と、視野角の広いパネルの合わせ技で、試聴ポジションを問わずに美しい映像を満喫できる。Android TV機能を利用すれば、幅広い映像配信アプリも利用可能。Google アシスタント機能による音声操作も快適で、ネット動画派にオススメ。
▲豊かな色調で、高精細かつ高コントラストな映像を可能にする4K高画質エンジン “HDR X1” を搭載。価格から想像できない、美しい映像を楽しめる。サウンド面では、立体音響技術「Dolby At mos」に対応するなど死角なしだ
※2020年10月6日発売「GoodsPress」12月号掲載記事をもとに構成しています
<文/折原一也>
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